米インテルがファンドリー事業を分社化

リュディアです。米インテルがファンドリー事業を分社して子会社化するようです。

半導体業界に詳しくないとわからないかもしれないですが、インテルは設計、製造、販売までを一社で行う今となっては珍しい会社でした。逆に分社化が標準的になっている昨今の半導体業界では何をするにもスピード感がなく業績もよくない状態でした。

今回ファンドリー、つまり製造ラインを分社化することで、この分社化した会社は台湾TSMCと同じようなビジネスモデルになります。もちろんインテルの製品も製造するのですが、他社製品も製造します。実際、インテルも台湾TSMCで製造委託していますから、もうどこで作るかはコスト構造とそのときのニーズで最適化した方がよいのでしょうね。また日経には次のような報道もありました。

米国は国内で半導体のすべての工程を保持したいので、今、インテルにこけられるとまずいのでしょうね。今は製造でトップを行くのは台湾TSMC、次が韓国サムスンです。日本の場合は官が動くとこけることが多いですね。米国はどうでしょうか?

では、ごきげんよう。

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