みずほ銀行、イオン銀行をかたる偽メール

リュディアです。2022年の9月に入ってからみずほ銀行をかたる偽メールがたまに届くようになりました。私に届くのは次のようなメールです。

件名:【お取引目的等のご確認のお願い】
平素より、みずほ銀行をご利用いただきありがとうございます。

みずほ銀行では2019年6月より金融庁の「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」に基づき、お客さま情報やお取引の目的等を定期的に確認させていただいております。お客さまにはお手数をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力をお願い申しあげます。

※なお、確認させていただく時期はお客さまごとに異なります。
※2022年09月12日までに「▼ご本人確認」より、お取引の目的等のご確認をお願いいたします。

▼ご本人確認

※回答が完了しますと、通常どおりログイン後のお手続きが可能になります。
※一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。

▽お客さま情報等の定期的なご確認にご協力ください

【ご注意】
・お客さま個別の事由で口座のお取引が制限されている場合、本件のお手続きを完了しても制限は解除されません。
・その他重要なお手続きのご案内が表示される場合があります。ご案内を確認後、回答画面が表示されます。

お客さまにはお手数をおかけいたしますが、何とぞご理解、ご協力のほどお願いいたします。


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お問い合わせは下記まで
みずほダイレクトヘルプデスク
フリーダイヤル: 0120-3242-99
海外からのご利用などフリーダイヤルをご利用いただけない場合は: 03-3211-9324[通話料有料]
※月曜日〜金曜日9時00分〜21時00分、土・日曜日、祝日・振替休日9時00分〜17時00分
1月1日〜2日はご利用いただけません。12月31日、1月3日の受付時間は9時00分〜17時00分です。
みずほ銀行

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ここまでがメールの本体なのですが本当によくできてますよね。私はみずほ銀行の口座を持っていないので「なんでやねん」と思って無視しました。しかし口座をお持ちの方だと対応してしまってもおかしくありません。この手のメールによくある怪しい日本語表現も無いです。

メール本文中のご本人確認と書かれているリンクの先のドメインは lisoane.cyou で登録は米国のアリゾナ州になっています。

送り主と Return path のドメインは kandisbaxter.com になっています。このドメインを調べると持ち主がおらず、ドメインも空き状態で販売されています。何が起こっているのでしょうかね?

From のドメインは grp.daikyo.co.jp になっています。このドメインは不動産開発の大京のものですね。巻き込まれているのでしょう。

いずれにしろ、このみずほ銀行からのメールはフィッシングメールですので無視してください。みずほ銀行のページにも詐欺メールへの注意喚起がなされています。以下を参考になさってください。

またみずほ銀行と同じ内容でイオン銀行からもフィッシングメールが届きました。私はイオン銀行にも口座を持っていないので驚きませんが困ったものです。

先日も国税庁からのなりすましメールにご注意くださいという記事をまとめたところなので、このようなメールが連続すると本当に嫌な気分になりますね。

では、ごきげんよう。

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