イラスト苦手民がリアルタイム画像生成AIの「Akuma.AI」を使ってみた
はじめに
2024年2月にリアルタイムで画像が生成できるAIがリリースされました。
それが「Akuma.AI」です。
この記事ではAkuma.aiの使い方を解説します。
また、特別な機能の詳細をはじめ、商用利用の可否、日本語プロンプトへの対応についても触れています。
「Akuma.AI」って何?
Akuma.aiとは、日本的なコンテンツの生成に特化した画像生成AIです。Kinkaku株式会社という日本の企業が運営しています。
Akuma.AI公式さんもnoteで記事を公開されているので、こちらもぜひご覧ください!
基本的な使い方は後述しますが、最大の魅力は「AI Canvas」という機能です。一般的な画像生成AIの場合、「プロンプト入力→画像生成」という流れですが、Akuma.aiのAI Canvasを利用すれば、リアルタイムで画像の生成・編集ができます。
これがめちゃくちゃすごい、、、!
料金プラン
料金プランは以下の通りです。
無料では25クレジットが付与されます。
注意点として、クレジットの使用量は「生成された出力の計算コスト」と「AI生成機能の値」によって変動します。
大体のイメージでは1枚の画像生成=1クレジットです。
「Akuma.AI」の特徴
高度なPC環境が不要、スマホでも使える
日本語にも対応
手書きのイラストをAIがリアルタイムで生成してくれる
画像からプロンプトを抽出してくれる
リアルタイムで生成できる点も魅力的ですが、私が特に気に入っているのは、AIが画像のプロンプトを自動で作成してくれるところです。
自分が描きたいイメージを、AIが理解して提案してくれることで、より理想的なイラストを制作できるようになります。
こんな感じで使われる方が実際にいらっしゃいます。
すごすぎませんか?
使い方
01.登録
具体的な手順は以下の通りです。
まずは公式サイトのトップページで「無料で始める」をクリックします。
Akuma.aiはGoogleアカウントを持っていれば登録できます。
登録が完了すると、次の画面に切り替わります。
02.「Akuma.AI」の使い方
こちらがAkuma.AIのトップページです。
Google翻訳にも対応しているので、英語だとわかりにくい方は翻訳しながら使用するのがおすすめです。
↑こちらは「Create」の画面です。
プロンプトを入力して画像を生成することができます。
通常の画像生成AIと同じ使い方のようなイメージですね。
↑こちらは「Archive」の画面です。
過去に作成したイラストが一覧で表示されます。
↑こちらは「Models」の画面です。
作りたいモデルを選ぶことができます。
↑こちらが「AI Create」の画面です。
右にイラストを手書きで描くと、左にAIがリアルタイムで生成してくれます。
プロンプトは画面上部に入力します。
アップロードした画像をそのままイラスト化することも一発でできます。
一番右にある「LoRA」については以下をご覧ください。
LoRA(ローラ)とは?
LoRA(Low-Rank Adaptation)は、大規模な事前学習済みモデルを効率的にファインチューニングする技術です。
より詳しく知りたい方は、こちらの記事でかなりわかりやすく解説されていますのでご覧ください。
03.「AI Create」でイラストを生成してみた
こちらは参考画像をアップしてイラスト化してみました。
クオリティも再現度もかなり高めですよね!
こちらは直接書いたイラストを、AIが左側にリアルタイムで作ってくれました。
色々とツッコミどころ満載ですがクオリティ高く可愛く仕上がってます笑
「Akuma.AI」は商用利用できるの?
Akuma.aiは商用利用可能です。公式サイトにも以下のように記載されています。
サービス側が商用利用を認めていたとしても、著作権問題をクリアできるかどうかは別問題です。「類似性」「依拠性」の観点から、画像生成AIによるコンテンツが著作権侵害と判断される可能性もあるのでご注意ください。
使ってみた感想
私みたいにイラストを描くのが苦手な人にはめちゃくちゃいいなと思いました。
出来の悪いイラストでも超ハイクオリティにしてくれるので感動しますね。
また、私はAdobeFireflyをメインで使用しているのですが、参考画像読み込ませても上手く再現してくれない時があるんですね。
しかも露出が多いほど違うものを生成されます。
このAkuma.AIは参考画像を忠実に再現してくれるのがいいですね。
また、直感的な操作で使えるので、AI初心者さんにもカンタンに使いやすいなと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
AI初心者って人にもめちゃくちゃおすすめのAIツールです!
無料で使えるので、ぜひ試してみてください。