アークナイツ初心者向け記事 【育成】
これはアークナイツをこれから始めたい、もしくは始めたはいいけど進め方が分からない。といった人向けの記事になります。
あくまで「自分はこう思う」程度の記事であり、ほかのドクターに聞いたら様々な意見が飛んでくると思います。そういった時はより自分に合ってると思う方を実行してみてください。
少しでも初心者ドクターの手助けになれば幸いです。
まずはじめに
アークナイツをインストールした!チュートリアルも終わった!でも何すればいいかわからない……とまずはなるでしょう。
あ、リセマラですがアークナイツはリセマラ不要です。
このリセマラ不要はガチャを何度でも引き直せるとかそういう意味ではなく、誰が出ても問題なく攻略できるという意味での不要です。
もちろん序盤から強いオペレーター(キャラクターのこと)もいますがいなくてもなんとかなります、事前情報で欲しいオペレーターが決まっていない場合はサクッと遊び始めちゃいましょう。
それというのもこのゲームは星3と星4が異様に強く、タワーディフェンスの基本を守って遊べば大半のステージをクリアすることが出来ます。俗に言う「持ち物検査」みたいなものは高難易度イベント以外ではほぼ出てきません。
なのでとりあえず実戦へGO! アークナイツを遊び始めちゃいましょう。
どこから攻略を始めるのがいいの?
メインストーリーの項目を開くと【覚醒】と【残影】とが並んでいると思います、まずは【覚醒】序章から進めていきましょう。
【残影】9章の方はメインストーリー8章完結後のお話になるのでこっちから始めるとわけわかんくらいのネタバレを食らうことになります、それに敵も強いので必ず【覚醒】から始めるようにしましょう。
メインストーリーの【覚醒】から進める理由はいくつかあります。
アークナイツの世界観を知るため
ステージが簡単でタワーディフェンスの基礎を知ることができる
基地を強化するため(後述します)
素材合成の開放のため
メインストーリーの物語がメインコンテンツなため
研修任務(初心者用ミッションのこと)を進めるため
ざっと思いついたものを挙げてみました、探せば他にもあるかと思いますが基本的にメインストーリーは進めれば進めるほどお得です。
詳しくは次の記事で述べますが基地の強化が重要で、今後アークナイツを進めるなら避けては通れないところになります。
アークナイツはストーリーが面白い!
アークナイツはストーリーが長い!
Xを見ていると上記のようなことを時折見かけると思います、前半はセールスポイントだとして気になるのは後半です。
文字を読むのが苦手という方もいらっしゃると思いますが、実はメインストーリー5章あたりまではそこまで文字数も多くないです。だいたい小説投稿サイトでいう4話分から5話分くらいです。
6章からはストーリーが佳境に入ることもあって文字数も増えますが、それでもラノベ1冊あるかないかくらいの量です。
1番文字数が多いイベントでも23万文字と大体小説2冊分くらいなので、ソシャゲのストーリーとしてみれば長いですが意外と量は多くないです。
1度読み始めるとストーリー自体もすごく面白いので是非1度読んでみてください、通勤中の暇潰しなどにしても戦闘前後で細かく章が区切られていて読みやすいです。
また、文字はどうしてもという方にはアニメも放映しています。現在序章から6章までが放映済み、8章までも制作が決定しているのでこれを見てみるのもアリです。なんならゲームで読んだ後にアニメを見ても2度美味しいです。
アークナイツのアニメは出来が非常に良いので、ストーリー未読既読に関わらず楽しめると思いますよ。
ステージ攻略に行き詰まったら
メインストーリーを攻略し始めるとおそらくどこかで感じると思います、敵が強くてクリア出来ねえ。
そんな時はオペレーターを育成しましょう、レベルを上げれば倒せなかった敵を倒せるようになったりするのはよくあることです。
育成って言っても色々ありますのでこの項目では順を追って説明をしていきます、少し長くなりますがご容赦ください。
レベルを上げて昇進をしよう
じゃあまずは何を上げたらいいのって話ですが、タイトルの通りレベルを上げて昇進をしましょう。
レベルを上げることで基礎ステータスが上昇し敵の攻撃を耐えられるようになったり、敵を早く倒せるようになったりします。
右上のレベルのところをタップして上げたいレベルを決定、作戦記録と龍門弊を使用してレベルを上げることができます。
そしてレベルを最大まで上げたらなら昇進ができるようになります。
レベル下の✕マークのところから昇進ができ、素質やスキル2が解放され、スキルレベルが7まで上げられるようになります。職分によっては攻撃範囲が追加されることもあったりと超重要です。
レベルは1に戻ってしまいますがステータスは昇進前と据え置きのまま、またレベルを上げることで基礎ステータスを更に上げることができるようになります。
また星4以上は昇進を2回行うことが出来ます。
しかし昇進2には膨大な素材が必要となるのでまずは昇進1を、余裕が出来たら昇進1のレベルMAXを目指しましょう。
序盤から昇進2を勧められることもあるかと思いますが、それについては後述しますのでそちらを参考にしてください。
ちなみに素質、星4以上は昇進をするだけで解放されますが星3は昇進1をした後レベル55まで育てないと解放されません。
しかし解放されるのは大半が基礎ステータスの増加なので素質がないからと言って使用感が変わることはありません。
一応星3を使う上ではすごく大事なのですが他の強いオペレーターを育てた方が楽に進めると思います、余裕が出来たらレベルを上げる程度で大丈夫でしょう。
育成素材の集め方
育成素材は後述する基地から集めたりデイリー/ウィークリー任務の素材やログインボーナスでやりくりするのが主流なのですが、どうしてもそれだけでは足りなくなることがあると思います。っていうか絶対足りなくなります。
そんな時は端末の真ん中あたりにある資源調達のところを周回しましょう、いわゆる育成素材用のステージで対応した素材がドロップします。
アークナイツはいまだに改善されない古き良きソシャゲなので作戦記録以外は曜日解放制となっています、狙った素材が素材がないときは今後足りなくなりそうな素材などを集めると良いでしょう。
どのステージも数字が大きいほど消費理性も多く、ドロップ効率も良くなります。その分ステージも難しくなりますので現時点でクリアできる数字の大きいところを周回すると良いでしょう。
また、これらの素材は基地やデイリーやログボからも貰えます、なので究極的に言えば周回する必要はありません。
唯一購買資格証だけはとある理由で周回したいですが序盤から周回するかは意見が分かれるところです、オマケの項目で解説します。
また昇進に必要なSoCも同じ項目の中にあります、記載されている2種類の内どちらか1つがドロップします。
アークナイツは旧態依然とした歴史を大事にしているのでこちらも曜日制です、育てたいオペレーターがいる場合は開放されている日に集めておきましょう
また先ほど述べた育成素材と違ってSoCのステージは1と2でドロップする内容が違います。
1ステージでは昇進1で使う初級SoCが、2ステージでは昇進2で使う中級SoCがドロップします。
ちなみに上級SoCはドロップしません、これも購買資格証の話に関わってくるのでそこで解説します。
どのキャラから育てたらいいの?
育成素材を集め終わったら次は育成をするフェーズです、でも誰から育てたらいいかわからない!
筆者も最初はそうでした、この項目ではざっくりとどういう順で育てると良いか筆者なりの意見を述べさせていただきます。
まず大前提として育成順は手持ちによります。
ですので身近に先輩ドクターがいる方はその人に手持ちを見せて相談すると良いでしょう、ある程度やってるドクターなら足りてないところはなんとなくわかるはずです。
また、手持ちによってはここの記事に書いてある通りにしなくても攻略できると思います。
同じ職分の星5や星6がいる場合はそちらを優先しても良いですし、気に入ったオペレーターがいるならそちらを優先してください。
強キャラを使ってゴリ押しをしてもいいし、面白いと思ったオペレーターでの攻略が可能なのもアークナイツの良いところです。
要するに勝てればそれが正解です。
強さ云々関係なしに好きなオペレーターを使って遊ぶのも楽しいですし、あくまでここに書いてあることは参考程度にして自分なりに楽しいと思う遊び方をしてみてください。
また、本記事では星3キャラを主体として一部星4キャラを交え解説を行います。
理由としてはガチャの結果によって所持状況が左右されにくいこと、たとえ持っていなくても公開求人により容易に入手可能なのが理由です。
星5や星6を交えて解説をすると「持っていない場合はどうするの?」といったことが発生するため本記事では取り扱いません。
しかし実際には誰かしら星6や星5を持っていると思いますので、高レアを優先して育成し足りない職業のオペレーターは低レアで補う形になるかと思います。
その時の育成順で本記事を参考にしていただければと思います。
それとフレンドサポートは使用しないことを想定しています、もし使用する方は血掟テキサスもしくはキリンRヤトウを借りて適当に配置してれば大半のステージはクリア可能です。
ステージ攻略のコの字もないほど簡単です、しかしタワーディフェンスを遊ぶ楽しみは失われるのでそこは自分の求めているものと相談してください、チートなどを使わない限りはどんな遊び方も正解です。
抵抗のない方はサポートを借りてガンガン進めていきましょう、メインストーリーを進めることで開放される要素もあります。
前書きが長くなってしまいました、本題に入っていきます。
結論だけ知りたい方へ
各職業ごとの解説を書いていたら長くなってしまいました、そんな長いの読めねえよという方もいらっしゃると思います。
ですのでざっくりとわかればいいという方はこちらを参考ください、個人的に思う育成優先度は以下になります。
最優先で育てたい:先鋒
主力として優先して育てたい:狙撃、重装or前衛
1人は育てておきたい:術師
最低限育っていればいい:医療、補助、特殊
理由は各項目にて述べておりますので興味のある方はご一読ください、オススメオペレーターも記載しています。
まずは先鋒
先鋒は優先して育ててください。
最初は先駆兵の先鋒が良いでしょう、星3だとフェンですね。
バニラも先駆兵なので他に先鋒がいない方は育ててもいいと思います、先鋒は何人いても困りません。
先鋒は配置コストが低くスキルでコストを回収できる職業です、最初に流れてくる敵をブロックして時間を稼ぎながら後続のオペレーターの配置を加速させるのが仕事になります。
ゲーム内チュートリアルでも似たようなことが言われたと思います、最初に出す先鋒が倒れてしまっては指揮が成り立たないので優先して育てましょう。
だからといって最優先で最大強化する必要はありません、後続のオペレーターが来るまでの間耐えられればOKです。
また研修任務を進めると星5オペレーターのテキサスが入手できると思います。
強くて使いやすいオペレーターですので入手したら育ててしまって大丈夫です。
テンニンカについて
アークナイツを始めたと言うと下記の文言を言われることがあると思います
「テンニンカは必須だから育てておけ」
これについては各ドクターで様々な意見がありテンニンカ学会でも日夜議論が交わされているのですが、この記事では筆者個人の意見を述べさせていただきます。
筆者としては序盤にテンニンカは育てる必要はないと考えています。
しかし同時に手持ちによっては育成してもよいとも思っています
理由としては以下の通りです。
ブロック数が1でスキル発動中は0になる
耐久が先駆兵に比べて低い
旗手は単体では活躍できない
序盤から強い主力がいるならそれを早めに配置できる
テンニンカは先鋒の中でも旗手という職分で、この職分は防衛力が低めな代わりにコスト回収力が高いという職分になります。
旗手はスキル発動中はブロック数が0になるデメリットを持つ代わりスキル発動でのコスト獲得量が多く、主力ユニットを素早く配置できるのが強みです。
先駆兵と比べて敵をブロックしながらコストを回収するということができず、ブロック数も1で攻撃速度も少し遅いため旗手単体ではあまり強くないです。
単体同士で比べるなら星4のテンニンカより星3のフェンの方が使いやすく強い場面も多いかと思います。
しかし主力となるオペレーターがいるのなら話は別です、そのユニットさえ置ければ序盤は安泰というオペレーターがいるならテンニンカを育ててその主力に序盤を任せればよいからです。
例を挙げるとマウンテンやソーンズ、マドロックなどでしょうか。敵を倒しきれればよいのでとにかく序盤を任せられるオペレーターを所持しているなら育成する価値は十分にあります。
筆者が反対と言ったのはあくまで手持ちを考慮せずにテンニンカを育成することであり、手持ちを加味した上で育成するならテンニンカは大将軍の名に恥じぬ活躍をしてくれるでしょう。
あくまで活躍するのは他のユニットですが……。
これは筆者の考えなのですがアークナイツに必須や絶対はありません。
一部の高難易度になってくると話は別ですがほとんどのステージは星3と星4とアーミヤでクリアすることが可能です、〇〇しないと使ってはいけないということもないので自分の思うように攻略しましょう。
次に狙撃と重装
次は狙撃と重装を育てたいです。
既プレイヤーは「重装なの?」と思う方もいるかもしれません、後ほど解説します。
理由として狙撃は序盤の火力役を担うことから、重装は敵主力の攻撃を一手に引き受けることから優先度は高めに設定しています。
まずは狙撃の解説から。
狙撃について
狙撃は高台マスに置ける火力役です。
狙撃も今では色々な職分が増えましたが最初は速射手を育てたいです、星3に速射手は2人いますがクルースを育てるのをオススメします。
狙撃はコストが軽く先鋒では足りない火力を補填してくれます。また他のオペレーターでは対応しにくい飛行ユニットの処理が主な仕事で、序~中盤を支える大事なユニットです。
職分によっては地面マスから飛行ユニットに攻撃できるオペレーターもいますが、しかし狙撃よりコストが重く初動が遅かったり攻撃優先度の関係で飛行ユニットを狙ってくれないこともあります。
ですので最初は飛行ユニットの対処=速射手と考えて指揮を組むとよいでしょう、耐久は低めに設定されているため敵の攻撃が届かない位置に配置するとグッドです。
重装について
次に重装を育てる理由ですが、重装はタワーディフェンスにおいて主戦力となるユニットだからです。
星3に重装は3人いますがここではあえて星4オペレーターで解説させてください。
理由としては星3の半上位互換ともいえる性能をしており、もし所持しているならこちらを優先して育てたいからです。
育てたいオペレーターの名前はグムとクオーラ。もし所持していないならグムはスポット、クオーラはビーグルを代わりに育てましょう。
重装は火力が低めな代わりにブロック数が多く耐久も高いのが特徴で、敵主力の攻撃を最後まで受けきるのが仕事になります。
というのも飛行ユニットやブロック不可のユニット以外はすべてブロックした上でブロック役が倒されなければ脅威ではないです、しかし裏を返せばブロック役が弱いと途端にピンチになるということでもあります。
ですので筆者は重装の強化は早めが良いと考えています。言うなれば重装はMMOにおけるタンクであり戦線の要です、そしてアークナイツは基本的に時間制限のあるステージはないのでタンクさえ倒れなければ勝ちも同然です。
医療より優先する理由ですが、レベルによる基礎ステータスの成長率が重装の方が高いためです。
またアークナイツのダメージ算出は歴史あるアルテリオス計算式(攻撃力-防御力)のため、防御力が高いとその分耐久力が上がります。
先鋒を最低限育てたあとに重装と狙撃を集中強化、それの次に次項で解説するユニットを育てるのがよいでしょう。
ここではブロックを主力として解説しましたがアークナイツ、ひいてはタワーディフェンスにはこれ以外の攻略もたくさんあります。
高火力でブロック役が倒れるor抜ける前に処理しきる、減速を交えて自陣地に到達する前に倒す、強制移動を駆使してお手玉するなど他にもたくさんの戦法があります。
しかし、一番ベーシックな攻略はブロック役で抱えて火力役で倒すだと筆者は考えています。
メインストーリーから進めるのであれば上記のような別の戦法が必要になるステージは都度チュートリアルが挟まるため、その時に言われたオペレーターを育てれば事足りることが多いです。
ゲーム内チュートリアルでも育成順序は示唆されるため、ぶっちゃけこの記事を読まなくてもなんとなくいい感じに育っていくと思います。
術師と前衛、そして耐性
重装がある程度育って敵ユニットが抜けなくなったとき、困ることが出てくると思います。
「この術師とかいうやつの攻撃クソ痛いんだけど」
「この鎧着た敵硬すぎなんだけど」
「狙撃が置けない、攻撃が届かない」
そんなときに役に立つのが術師と前衛です、まずは術師の方から解説していきます。
術師と術耐性
術師は狙撃と同じ高台に置ける火力役なのですが、攻撃属性が違います。
アークナイツの攻撃属性には物理と術の2属性があり、それぞれ参照する耐性が別になっています。
ここでは星3術師のスチュワードを例として術師の特性と物理/術耐性の解説を1度に行います。
術ダメージを与えるユニットは特性の欄に敵に術ダメージを与えると記載があります、一部スキル使用で攻撃が術ダメージになるユニットもいたりしますのでそこはスキル説明や特性を読んでみてください。
そして攻撃が術ダメージになると参照する耐性が防御力から術耐性になります。
重装の項目で述べた通りアークナイツのダメージは攻撃力-防御力なのですが、これは物理ダメージの場合のみです。
術ダメージと術耐性は割合で計算します、術耐性の数値が1ごとに1%術ダメージを軽減してくれます。
まとめると以下の通りです。
物理ダメージは防御力を参照し、攻撃力-防御力で計算する
術ダメージは術耐性を参照し、攻撃力×(100-術耐性)%で計算する
そしてこれは敵ユニットも同様です。
例えばこの敵ユニットですが防御力はべらぼうに高い代わりに術耐性は0です、つまり術師の攻撃がそのまま通るということです。
狙撃だと全然削れないなと思ったら敵の耐性を確認してみてください、敵の情報はステージ選択画面の敵情報から確認することができます。
術耐性はBで20~40くらい、Aで50を上回るくらいの値なので狙撃と比較して大半の場合は術師の方がダメージは出ます。
しかしその分攻撃範囲が小さかったり攻撃速度が遅かったりコストが重かったりと、狙撃と比較して物量に弱いことが多いです。
これはあくまで星3の狙撃と術師を比較したときの話で職分やレア度によってはその限りではないのですが、雑魚には狙撃で強いのには術師という傾向は今でもあまり変わってないように思います。
術師の解説と言いながらほぼ術耐性の解説になってしまいました、育成するのはカシャがオススメです。
とある理由でスチュワードも育てておくとたまに役に立つのですがそれは別の機会に。
なんか硬そうな敵が出てきたときは術師をぶつけてみましょう。
前衛について
前衛は地面マスに配置できる火力役です。
重装と比較するとブロック数が少なめで耐久力も低め、代わりに攻撃力が高いといった職業になり、倒される前に倒すのアプローチを得意とします。
育成するのは星3のメランサがいいでしょう、星4の勇士にマトイマルがいますがメランサの方がいいです。
前衛は職分ごとでの違いが大きく、一言で解説するのが難しいです。
ですので今回はメランサの職分である勇士をもとに解説していきたいと思います。
勇士の特徴はとにかくタイマンが強いことです。
特にHPと攻撃力のステータスが前衛の中でも高くタイマンで敵をボコボコにしたり、遠いところで待機してる敵にぶつけて倒したりといった運用をされることが多いです。
また次の画像のように重装の前に配置して火力役とすることもできます、狙撃が配置できないときなどに活躍してくれます。
狙撃と違うのは配置可能マスが地面なこととブロックが可能なこと、先鋒と違うのはステータスが高いこととスキルが火力や耐久に寄っていることでしょうか。
また持っているなら星4前衛である術戦士のムースも育成候補に挙がります。
術戦士という職分は前衛ながら通常攻撃が術攻撃の職分となっています。敵の攻撃力を下げるスキルを持っているため、味方の耐久力を補助したり強敵とのタイマンにも強めです。
序盤では地面マスに配置できる術火力は貴重なので、育てておくと役に立つことが結構あります。
重装が守りの要なら前衛は攻撃の要と言えるでしょう、速射手に比べて攻撃力も高く多少硬い程度の敵なら難なく処理できます。
前衛と重装の育成順は人による
本記事では重装のあとに前衛と解説していますが、これは星3を主体とした解説をしているからです。
プレイスタイルや手持ちによっては逆でも平気です、なんなら高レアのオペレーターを使うなら前衛を育てた方が楽なこともあるでしょう。
火力を優先するかブロックを優先するかの違いなため、手持ちのと相談して臨機応変に育ててください。
先にも述べましたが敵を倒しきれればなんでも正解です。
医療と補助と特殊
このあたりは個人的に序盤は最低限育っていればいいと思っています。
理由は各項目で解説します。
医療について
医療が最後な理由ですが、医療は直接的に敵の処理に関与するわけではなく自軍ユニットの回復が仕事だからです。
医療ユニットを優先して育てても敵を倒しきれず抜けてしまっては敗北ですし、重装や前衛に敵の攻撃を耐えられる防御力がなくては意味がありません。
ですので医療は敵の攻撃を耐えられる最低限さえ育ってればいいかなと考えています。
育成するのは星4のススーロとパフューマーがオススメです、居ない場合はハイビスカスとアンセルの好きな方を育てましょう。
ハイビスカスは料理激マズのお姉ちゃんでアンセルは男の娘です。
それぞれ単体医療と範囲医療です、パフューマーは素質が非常に優秀なため育てて損はないでしょう。
解説がやや雑ですが本当にこれ以上でも以下でもないのでここで終わりたいと思います。
補助について
補助は星5より上になるとそこそこ種類が増えてくるのですが星4には4人、星3に至っては1人しかいません。
職業としては術攻撃を行うのが特徴であり、敵の移動速度を下げたり攻撃力/防御力を下げたり味方の攻撃力を上げたりとバフやデバフを得意としています。中には召喚ユニットといって配置可能なユニットを獲得するオペレーターもいるのですが、一部を除き編成枠の圧縮で使うことが大半です。
ここでは補助の中でも緩速師と呼ばれる職分について解説していきます。
他の職分について交えるとそれだけでひとつ記事が書けるくらいの文字数になるのでご容赦ください。
さて緩速師ですが星4以下だとポデンコとオーキッドの2人しかいません。
ぶっちゃけ両方とも育ててよいのですが、より緩速師らしい仕事をしてくれるのはオーキッドでしょう。
コスト10で置ける術火力として置いてもよし、スキルで攻撃速度が上がるため減速役として置いてもよしと意外と使いやすいです。
緩速師は通常攻撃が当たった相手に一定時間足止め(移動速度-90%)というデバフを付与します、敵情報の項目に「足止め無効」と書いてある敵には減速効果は働かないので注意してください。
特殊について
そもそも職業の特殊ってなんぞや?って話ですが、他の職業に属さない特性を持つオペレーターがまとめてここにぶちこまれてます。
ブロックが0で範囲攻撃ができたり、再配置時間がめちゃくちゃ短かったり、罠を置けたり敵を吹っ飛ばしたり引っ張ったりと変なことできるやつらがそろってます。みんな大好きテキサスとヤトウも特殊オペレーターです。
そのため補助の項目と同じく職分解説で記事が書けるくらいなので今回は3人に絞って解説します、またそのうち職分ごとの特徴については書くかもしれません。
紹介するのはグラベル、ショウ、そしてロープの3人です。
順に説明していきます。
グラベルは執行者という職分で再配置時間が短くスキルが配置時に発動するパッシブであることが特徴です。
差し込み運用を得意としており他のオペレーターと違って敵の進行を待ち受けるのではなく、タイミングよく配置することを想定されています。
主な役割はまだ来てほしくない強敵のマスに置いて時間を稼いでもらったり、敵の遠距離攻撃を一時的に受けてもらったり敵の強力な一撃を受けてもらったり。デコイとなるのが主な仕事です。
配置コストも6と少なく再配置時間も18秒と短いため、とにかく差し込んで撤退する運用を想定されています。何かと便利な場面が多いため育てて損はないでしょう。
公開求人で高速再配置のタグを選ぶとほぼ確実に彼女を入手できるため入手性も良いです。
次にショウとロープですがこちらはそれぞれ推撃手/鍵縄師という職分で、スキルによって敵を突き飛ばしたり引っ張ったりできます。
マップ内に落とし穴のようなマスがある場合、その穴に敵ユニットを移動させることで体力に関係なく倒すことができます。
自分でブロックして敵を倒すのではなく、横や落とし穴越しに攻撃して敵を落とし穴に落とす使い方をすることが多いです。落としてしまえば攻撃力は関係ないの最低限育っていればいいでしょう。
落とし穴以外の運用として強制移動を駆使し敵を本来移動しないマスへ移動させ、別のユニットにブロックさせたり敵の進行順を変化させたりと器用な遊び方が可能です。地面/高台マス両方ともに置けるので配置の自由度も高く、これを主体とした動画も上がっているくらいです。
気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
昇進2について
Xなどでアークナイツを始めた!と言うと先に始めたドクターからアドバイスをもらうことがあるかと思います。その時に以下のような文言を言われるかもしれません。
「そのキャラ昇進2必須だよ」
「そのキャラモジュール必須だよ」
「そのキャラ特化必須だよ」
特に星6オペレーターを使っている場合よく言われると思います、そうしてそれらに必要な素材を見て思うでしょう「素材の要求量多くね?」と、その感想は正しいです。
そもそも昇進2とか特化とか言われてもわからんわってなると思いますので以下の画像をご覧ください。
昇進2をすることで右に書いてあることが追加されます、特に星6のオペレーターはスキル3と第2素質が解放されるため昇進2を勧められることが多いです。
特に第2素質に強力なものが多く、中には昇進2をする前とあとでは運用がガラリと変わるオペレーターもいるくらいです。
そして昇進2をしたあとにできるようになるのが特化とモジュールです、順を追って解説していきます
特化は素材を消費してスキルを更に強化することができるシステムです。
特化をすることで倍率が変わるのはもちろんのこと、必要SPが減ったり攻撃対象が増えたりチャージ数が増えたりと更に強く、更に使いやすくなるのは事実です。
しかし基地に訓練室を建設しないと特化自体ができません。訓練室を設置し特化を進めるくらいなら他のオペレーターを育成した方が効率が良いです。
序盤では昇進2の時点でオーバースペックであり、序盤で訓練室を建設するメリット自体が皆無なのでしばらく考えなくていいです。
手持ちに昇進2がぼちぼち揃ってきてもっと強く使いたいなとか、高難易度イベントで特化しないとクリアできないなって思ったら手をつけるくらいでいいと思います。
一応エンドコンテンツの1つですからね、特化って。
モジュールは更にその上、昇進2をしたあとにLv60まで上げてモジュールごとの該当条件をクリアした後に専用素材を消費して解放することができます。
得られるのは基礎ステータスの向上と素質の強化や職分特性の追加など様々です、中には非常に強力なモジュールや使用感がガラリと変わるモジュールもあります。
ですがぶっちゃけこれらの有無が関わってくるのは危機契約などの高難易度イベントくらいです。
それらのイベントでも必須というわけではなく指揮次第でなんとかなったり、モジュール分のリソースを他のオペレーターに注いだ方が良いこともあります。
危機契約の高等級を目指すなら必須になることもありますが、高等級というのは報酬のない自己満足の領域の話になります。
そんな先の話をこの記事を読む段階の初心者にしている時点で場違いと言えるでしょう。
これはあくまでいち個人としての意見なのですが、そういう意見は全部無視で大丈夫です。なんなら無理して昇進2もしなくていいと思っています。
というのもレア度の高いオペレーターはその分基礎ステータスが高く、スキルも使いやすかったり強いものが多いので昇進1でも活躍しやすいです。
大体の星6オペレーターはスキル2も強いことが多く、基礎ステータスの高さも相まって普通にキャリー枠として活躍してくれます。
事実として筆者はメインストーリー8章まで昇進2のオペレーターはいませんでした、使っていた星6もスカジ、ホシグマ、チェンあたりでしたので昇進2をしていないからクリアできないなんてことは起こりません。
っていうかこのゲームの序盤で一番強いのは星4オペレーターです。育成コストもそこそこ安く済み手堅い性能をしていて使いやすく、公開求人で潜在解放も進みやすい。
昇進や特化を進めるよりも敵の特性をよく読むだとか敵の耐性をよく読むだとか、マップをよく見て配置するだとか攻撃優先度を気にするだとか指揮の練度の方が重要になってきます。
アークナイツはソシャゲとは思えないほどタワーディフェンスとしての完成度が高いです、昨今はインフレもしてきましたがいまだに低レアオペレーター主体でもクリアできます。
完成度が高いということは適当にやるとクリアできないということでもあるのですが、危機契約でも報酬獲得ラインまでであればキャリー枠の星6と複数の低レアオペレーターでのクリア動画が上がっているくらい調整はしっかりされています。
youtubeなどで調べれば星4以下のみの攻略動画も出てくるので「ストーリーを進めたいけどどうしてもクリアできない……」といったときは参考にしてみてください、自分では思いつかなかった指揮を見ると今後のプレイに幅が出て楽になることもあります。参考書で模範解答を見ながら勉強するのと似たような感覚です。
一応序盤から昇進2を作りに行く方法もありますが、この記事の本題はそこではないので割愛します。
購買資格証について
育成素材の中で購買資格証だけは周回する可能性があると述べた理由をここで解説します。
購買資格証は育成素材ではなく、アイテムと交換できる特殊通貨となっています。
メイン画面>購買>資格交換所>購買資格証の順で開くと購買資格証で交換できるアイテム一覧を見ることができます。
大半はキャラの潜在能力強化を行える素材だったり、購買資格証でのみ交換可能なオペレーターなのですが問題はコイツ。
モジュールデータはモジュールの解放に必要な素材です。
主な入手先は各種イベントの報酬や課金パック、購買資格証交換や統合戦略の報酬など、2024/10/17現在では入手できる個数が限られています。
モジュールが実装済みのオペレーターに対して入手個数の方が少なく、また購買資格証で交換できるのは月4つのため取り逃すとどんどん足りなくなっていきます。
これを理由に「余った理性は購買資格証に使うべき」というドクターも少なくありません、実際初心者に購買資格証周回を勧めるところも見てきました。
ですがこのモジュールデータ始めたてだと使うのはメチャクチャ先の話です、昇進2の項目でも述べた通り特化の更に先の強化になります。
モジュールという要素の実装自体リリースから2年後で、使用率の低い職分から順に徐々に追加されていったものです。
いわゆるテコ入れの一種であり育成におけるエンドコンテンツです、序盤に気にすることではないでしょう
なので筆者は序盤は周回しなくてもいいと思っています、昇進2もぼちぼち増えてきたし特化でも進めるかぁ~。くらいになったら集め始めるでも間に合うと思います。
っていうかそんな始めたてでこれから続けるかもわからない相手に対して「そのアイテム1年後には足りなくなってるよ」なんて筆者は言う気になれません、高校1年生の夏休み前から受験勉強を勧めてくる教師みたいなもんです。
まぁ実際続けていると「やっておけばよかった」と思うことはあるかもしれませんが、筆者はいまやってる部活や恋愛を楽しみたいタイプなので作戦記録や龍門弊の周回をオススメします。
購買資格証はデイリーで5個、ウィークリーで30個、ログボで33個貰えるため毎日コツコツやっていると月あたり300個はもらえる計算になります。
480個あればモジュールデータ4つは交換できるので、月ごとにその分だけ周回するのはアリかなと思います。
そのあたりは自分のプレイスタイルや性格に合わせて選んでください。
周回と理性の使い道について
先輩ドクターを見ているとイベント期間中に血眼になって周回しているのをよく見かけると思います。
この理由はイベントステージは素材のドロップ率が高く設定されているからです。
イベントにもよりますが常設ステージよりドロップ率が高いため、先輩ドクターは純正源石を齧りつつ理性回復材で腕に注射跡を量産しながらイベントステージを周回しています。
彼らは作戦記録と龍門弊は基地から入手しています、基地は完成するとそこそこ以上の収入になりますので完成すれば待つだけで勝手に集まっていきます。
なのでみんな口をそろえてこう言います「理性は購買資格証とSoCに回せばいいよ」と。
イベントで素材を集めて基地からの収入でリソースを得るというサイクルがすでに完成しているので、足りないときにちょこっと周回すれば足りないものは賄えるのです。
これは購買資格証の話とも繋がります。
メインストーリーは攻略済みな上に通常ステージで素材を集める必要もないので、必然的に理性の使い道は足りないものを集めるに集約されます。
モジュールの項目で述べた通り購買資格証は日ごとの収入だけでは足りないものになりますので周回を勧められるんですね、SoC強化剤にも使いますし。
ですがこれは基地などのインフラが整っているからがゆえの周回先です。
初心者はこれまでに集めた貯蓄もなければイベントステージを周回するだけの戦力もないこともあるでしょう、もしかすると主力オペレーターの育成素材が合成できないなんてこともあるかもしれません。
なので筆者は今欲しい素材のステージの周回をするのをオススメします。
筆者は先にも述べた通り今を楽しみたいタイプなので育成が進まないのはイヤです。
最初は足りない育成素材の周回をして戦力を整えましょう、もしくは基地建設素材でも良いです。基地はさっさと完成させるに限りますから。
そうして戦力やインフラを整えてからイベントが来たら頑張って周回してみる、とかで良いと思います。
後々役に立つことは確かなのですが、そもそも今後何か月続けるかもわからない初心者にたいして「そのうちくるイベントで集めたらいいよ!」とか筆者は言えません。
ゲームなんてしょせん娯楽です、ストレスを感じないように遊びましょう。
終わりに
本当は配置順や基地や各コンテンツについても触れる予定だったのですが、育成について書いていたら長くなってしまったので一旦ここで記事を区切ります。
また後日に基地や戦術を解説した記事を投稿する予定ですので、興味のある方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。
最初にも述べましたがこのゲームやたら星4が強いので星5や星6を持っていないから攻略が進まない、なんてことは基本的に起こりません。
その代わり十分な育成や指揮の練度が必要になったりしますが、シミュレーションゲームやタワーディフェンスが好きな方はこちらの遊び方の方が楽しめると思います。
〇境螺旋とか忘〇の庭のような報酬アリの月度コンテンツをクリアできないなんてことも起きません。
唯一イベントラストステージのEX強襲のみ難しいかもしれませんが得られるのは純正源石1個と勲章(トロフィーみたいなもの)のみです。
ですのでそこまで肩肘張らずに気楽に遊んでください、そして楽しかったりもっと強いオペレーターを使いたいってなったときに性能を気にするようにすればいいです。
最後にお役立ちサイトをいくつか掲載しておきます、少しでも初心者のためになれば幸いです。
それではテラの大地でお会いしましょう。
お役立ちサイト
アークナイツ攻略Wiki
通称白wiki
背景が白色なためこう呼ばれます。オペレーターの詳細なデータから初心者向け記事など様々なデータが掲載されています、困ったらここを見ると良いでしょう。
通称黒wiki
白wikiとあまり変わらないのですがこちらは大陸版情報が折り畳み無しで掲載されています、ネタバレを見たくない方は避けるようにしましょう。
素材ドロップ率を見たいとき
ペンギン急便データ統計部門
有志が運営しているサイトでペンギン急便は関係ありません。
ユーザーからのドロップ報告をもとにステージごとの素材ドロップ率をまとめている統計サイトで、必要素材を集めるためにどのステージを何周すれば良いかの計算ができたりします。
グローバル版と大陸版サーバーの2種類がありますがそこまで数値は変わらないです
公開求人のタグ検索
Aceship's Toolbox>アークナイツ公開求人でんたく
公開求人のタグで出現するオペレーターを検索することができます。
タグによっては星4や星5が確定したり狙っているオペレーターを一点狙いできたりするので、わからないうちは検索して調べてから公開求人を行うと良いでしょう。
またこのAceship's Toolboxですが他にも様々な便利なツールを公開してくれています、興味があれば一度目を通してみてください。
他にもあるかと思いますが筆者が使っているのはこのあたりです。
参考にしてみてください。
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