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blenderとMMD◆P4.PMXファイルの設定-S1.エクスポート

本記事では、blenderを使ったPMX形式エクスポートについて記載します。


エクスポートの前に、不要なメッシュを削除します。
この作業はやらなくても問題ないですが、ボーンを動かしてポーズをとらせたときに体が服を突き抜けて見えてしまう場合はこの作業で改善するかもしれません。
服や靴で見えない体の一部(今回でいうとおなかとつま先あたり)を選択し、頂点を削除します。


次に、TスタンスからAスタンスへ変更します。
自分が思いつく限りでは、以下3つの方法があります。

  1. メッシュとボーンを手動で変形させる

  2. Tスタンスのままpmxエクスポートし、PMX Editorでプラグインを使って変更する

  3. blender上でポーズモードを利用して変換する

1.の方法は文字通りシンプルです。
2.の方法はプラグインを使うのでとても簡単ですが、pmxエクスポートし直す度に行う必要があります。詳細はこちらのブロマガさんをご参照ください。
おすすめとしては1.ですが、2.でご紹介したプラグインもとても便利なので、ダウンロードしておいて損は無いと思います。

以下、3.の方法も一応ご紹介しておきます。

まずポーズモードでAスタンスをとらせます。

体オブジェクトの「モディファイアープロパティ」から、「アーマチュア」モディファイアーを複製します。

「オブジェクト」-「適用」-「Apply Selected Modifier」をクリックします。これはApply Modifierアドインを追加することで表示されるメニューです。

複製したモディファイヤーの片方にチェックをつけ「OK」を押下します。

ポーズモードに切り替えて、「ポーズ」-「適用」-「レストポーズとして適用」をクリックします。

Aスタンスになりました。


最後にPMX形式でエクスポートします。

十字のようなオブジェクトを選択した状態で、「ファイル」-「エクスポート」-「MikuMikuDance Model (.pmx)」をクリックします。任意の場所へ保存してください。
PMX EditorやMMDへドラッグアンドドロップでモデルを読み込んで、ちゃんとエクスポートできているか確認しましょう。
もし何か変な場合は次のことを試してみてください。

①オブジェクトをすべて選択、最後に十字のようなオブジェクトを選択、「N」キーメニュー「MMD」タブの「Attach Meshes to Model」をクリックする。
②blenderファイルを保存、再起動して開きなおす。


PMX Editorで開けることを確認しました。

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