自動化に相性合う、合わない業務
こんにちは。LINEヤフーコミュニケーションズ株式会社の運営DX開発パートに所属している永井です。
バリューマネジメント部には、運営DX推進と運営DX開発の2チームが分かれていて、オペレーション業務の効率化と高度化を支援しています。
日々の業務効率化に取り組む中で、私は特に自動化の可能性に注目しています。
この記事では、自動化に向いている業務とそうでない業務について、私の経験をもとにお話しします。少しでも皆様の参考になれば幸いです。
自動化に相性の良い業務
まず、自動化が効果を発揮するのは、繰り返しの多いタスクです。例えば、データ入力や在庫管理などは、自動化によって大幅に効率化できます。
ルールベースのプロセスも自動化が容易で、請求書の発行や支払い処理がその典型です。大量のデータ処理が必要な業務も、AIを活用することで精度と速度が向上します。
また、24時間稼働が求められる業務では、自動化によってサービスの質を向上させることができます。私たちのチームが対応してきた事例をいくつかご紹介します。
①繰り返しの多いタスクを自動化した事例
②ルールベースのプロセスを自動化した事例
③24時間稼働が求められる業務を自動化した事例
自動化に相性の悪い業務
一方で、創造性が求められるタスクは自動化が難しいです。新しいアイデアを生み出すことやデザイン、戦略立案などは、人間の感性が重要です。
また、高度な判断力が必要な業務、例えば医療や法律の分野では、人間の判断が不可欠です。対人コミュニケーションが中心の業務も同様で、
共感や柔軟な対応が求められるため、人間の介在が必要です。さらに、変化の多い環境での業務は、柔軟な対応が求められるため、自動化が難しいです。
上記のような要素が含まれる場合、LINEヤフーコミュニケーションズでは業務フローそのものを確認させてもらった上で、自動で実施するべきところ・人で実施すべきところで切り分けを行って、半自動化のご提案をさせていただいています。
自動化と人間のチェックを混ぜて運用を行っている事例
進め方のステップ
自動化を進める際のステップとして、まずは小規模な事例作りから始めることをお勧めします。実際に試すことで具体的な精度や手順、コストを把握しやすくなります。
その後、社内での発信や評価を通じて、価値が出やすいターゲットを選別します。プロジェクト化できれば、実績を作り、プロセスを明確化することで効率化を図ります。
具体的に私たちがどのようなステップで自動化を推進しているか、例をあげて説明させていただきます。
まとめ
自動化は、業務の特性を理解し、適切に導入することで大きな効果をもたらします。自動化と人間の力を組み合わせて、より効果的な業務プロセスを構築していきましょう。
この記事が皆様のヒントになれば幸いです。
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