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【座談会】LINEヤフーのイラストレーターならではって?

こんにちは!LINEヤフーコミュニケーションズ、クリエイティブ部イラストチームでディレクターをしている井川です。

当初は2人からはじまり、素敵な仲間を増やしながら、約20人ものイラストレーター&ディレクター集団へと成長を遂げたイラストチーム。2025年の4月で10歳のお誕生日を迎えます。

今回はチームリーダーを含む3人にLINEヤフーの事業に携わるイラストレーター"ならでは"についてお話ししてもらいました!


LINEヤフーで思い描く、イラストレーターとしての道

まずは座談会参加メンバーの紹介

Uさん
DTPの紙媒体デザイン会社でアナログも含めたイラスト制作、フリーランスのイラストレーターを経て約10年前に入社。イラストレーター、そしてディレクター業務に携わったのち、現在はリーダーをしています。

Jさん
韓国から日本にやってきたのは2006年。東京の専門学校でイラストを勉強して2011年に楽しそうな業務内容に惹かれて入社しました。2015年からイラストチームにいます。

Fさん
元々はインターン生でした。そのまま新卒で入社し、ずっとここのチームにいます。当初はまさか受かると思っていなかったのですが、ご縁があって良かったなとしみじみ考える日々です。

[質問①] イラストレーターを夢見たきっかけは?

Fさん:小さいときから絵を描いていて、周りが褒めてくれることが嬉しかった。そんな中で自分ができること・好きなことで生きていきたいなと思うようになりました。

Jさん:僕もそんな感じです。小学1年生のときに「漫画家になりたい」となんとなく言ってみたことがありました。絵を描くという点では共通しているので、言葉にしたら叶うって本当なのかも。言霊ですね。

Uさん:学生のとき、漫画家を夢見てお小遣いで原稿用紙・インク・Gペンを買ってはじめてみたことを思い出しました。とにかく昔から授業中でもいつでも絵を描く人間でしたね。

井川:クラスに絵が上手い人って何人かいますよね。まさにみなさんはそんな立ち位置だったのでしょうか?

Uさん:そうかもしれません。修学旅行のしおりのイラストなど、何かと頼られていた。

Jさん:自分もそうでしたね。

Fさん:私はなぜか周りに絵を描く友人が多かったので、自然と絵を描いては学ぶ環境だったみたいですね。

Jさん:実は一度イラストレーターはもうやらない!と思ったこともありましたが、当時のバイト先でみんなの似顔絵を描いてみたら、社長が自分の絵をすごく褒めてくれたんですよ。「絵を描くことってやっぱり楽しい」って感じて、この職に戻ってきました。

井川:みなさんイラストレーターになるのは必然・運命だった感じがしますね。


[質問②] ここでの環境や働き方、キャリア形成はどうですか?

Uさん:パンフレット・ポスター・チラシなどの紙媒体にかつて携わっていましたが、イラストを見た人の反応がわからない。喜んでいただけているのか、そもそも見ていただいているのかなど分からないことが歯がゆい点でした。時代の変化も理由にあるかもしれませんが、今は自分たちの携わったモノに対するユーザーの声をSNSでたくさん見られるので、次に向けての学びにもなるし、喜び・やりがいも感じますね。

Jさん:コロナきっかけで在宅中心になりました。出社するのも年に数回です。とても仕事しやすくて良いのですが運動不足は改善しなきゃな。あと、今回のようにインタビューで出社したとき普段人に会わないからこその感動を感じるようになりました。うちのチームは自宅での勤務かオフィス出社を自由に選択できるので、自分はゆっくり仕事したいときは家で、人への恋しさがあれば出社しようかな。

Fさん:1人1人得意な技術と個性を持つプロフェッショナル集団なので、日々たくさんのことを勉強できる環境です。新卒入社で当時はまだ技術も足りませんでしたが、どんなときでも親身になって教えてくださる優しい方ばかりなので、安心して楽しみながら仕事できています。キャリア形成でいくと、知名度のある企業で働けることは大きいのではないでしょうか。

Jさん:たしかに「LINEヤフーで働いています」といえば周りが驚きますね。韓国ではLINE FRIENDSのキャラクターがよく知られているのでわかってもらえます。

Fさん:いろんなことに携わる企業だからこそ、挑戦の幅も広いですよね。


幅広い案件に挑戦✖️常にアウトプットできる面白い環境

[質問③] 日々の仕事でやりがいを感じる瞬間は?

Jさん:アニメーションスタンプを作るとき、想像していた通りにならず「助けて!」と思う瞬間もありますが、無事に世の中に放たれたときはとても嬉しいですし、ずっと見ていたい気持ちになります。難しい案件ほどやりがいがありますね。

Uさん・Fさん:うんうん。

井川:自分が制作に関わった案件は愛しいですし、どれも宝物ですよね。

Uさん:ジャンルが幅広いからこそいろいろ挑戦できますし、自然に成長していける環境です。

Jさん:得意分野が自分にはないと悩むこともありましたが、みんなが「いろんなことを満遍なくできることがすごいね」と言ってくれるので良かったなと思います。

Uさん:Jさんはアイデア力もあるしブームのきっかけを作る人でもありますよ。

井川:お互いの個性や強みを認め合えるチームですよね、ほんとに。


[質問④] アイデアを出すコツ、教えていただきたいです!

Uさん:客観的にも主観的にも1ユーザーとして何が欲しいのか考えています。

Jさん:いろんなメディアを見ることを大切にしています!日本語・韓国語で検索もするし、韓国検索エンジンでも情報を集めています。それが前例のないアイデアが浮かぶ秘訣の1つかもしれません。あとはみなさんに聞いて、お話ししながら一緒にアイデアを出すこともコツではないでしょうか。

井川:3人寄れば文殊の知恵ですね。

Fさん:とにかく量です!たくさんアイデアを出してみて、組み合わせたり取捨選択したり吟味する。終わったあとに「こんなアイデアもあったなぁ。」と後悔したくないので、いつもその気持ちを大切に取り組んでいます。


最強のクリエイティブを生み出す鍵は居心地の良さにも

井川:過去のnoteでもわかるようにコミュニケーションが活発なチームですよね。

[質問⑤] みなさん的にチームの雰囲気を言語化すると?

Uさん:いろんな作品を描く機会がありますので、日々新鮮ですね。また1人1人ことなる長所をもったイラストレーターが集まっているので「なるほどな」という新しい発見に出会える感動もあります。仲間っていいなぁ、としみじみ思う日々です。自分の場合、1人で働いた経験があるからこそ感じることかもしれませんね。

Jさん:思いやりのある親切で気さくな方が多いです。あとはみなさん真面目で誠実。個人的にはみんなに笑顔になってほしくて、メンバーのスタンプを制作したこともあります。喜んでくれて嬉しかったな。

Fさん:ジャンルは違えど"オタク"な人が多いのでアイデア出しも面白いのかもしれません。

Uさん:同じ映画に興味のある人が集まって、一緒に鑑賞し、感想を言い合ったり笑ったりすることもありました。

Jさん:チーム内の勉強会で、みなさんと同じテーマのもとイラストを描いたのですが、色の塗り方や線の書き方など人によって違うんですよ。それがとても良くて、 改めていろんな個性を持つ人が集まっているチームだなと感じます。


[質問⑥]ディレクターとの関係性、どう思いますか?

井川:現在7人のディレクターが在籍していますね。イラストレーターにとって、どんな存在であるのかなど教えていただきたいです!

Jさん:元々イラストチームにディレクターはいなかったのですが、必要不可欠と言いますかいろんなところで助かっていますね。

Uさん:ディレクター目線のアイデアや数値・トレンド情報を共有してくれるので、イラストレーターも助かっているのではないでしょうか。

Fさん:ですね。数値的・論理的な視点でディレクターは考えてくれるので、自分の案とはまた違う視点のアイデアを出してくれます。お互いの良いところが重なることで、より良いモノを創っていけることは楽しいですね。みんな気さくな方々ばかりなので、slackで相談したり、ZOOMでお話ししたり、コミュニケーションも快適です。

Jさん:ほぼ一緒です。最近個人的に思うのは、数値周りのフォロー甘えちゃっているので自分も学んでいきたいなと。

井川:イラストレーター・ディレクターお互い学びにもなりますし、これからも相乗効果を生み出せていけたら良いですね。いつもありがとうございます!


やりたいことも、できることも無限大

[質問⑦] ここで思い描く未来はありますか?

Uさん:チームとしての期待を込めて言うと、ただ制作して納品して終わり!ではなく、1つ1つ細部までこだわるプロ集団でありたい。「どうしたらさらに良くできるのか?価値を最大限にできるのか?」を考えながら、周りの皆さんと協力しながらクリエイティブを磨き続けるチームでありたいですね。

Jさん:携わる案件は今後も増え続けると思いますので楽しみですね。

Fさん:ChatGPTも注目されていますよね。AIともうまく共存していけたら良いな。


ー ☆まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。いかがでしたでしょうか?1人1人の活躍があって、イラストチームは歴史を重ねながら、日々成長を続けてきました。まだまだやりたいこと、目指していることはたくさんありますし、これからどんどん変化し続けるんだろうなと感じています。
少しでもこのnoteを読んでくださっている方に、私たちイラストチームの魅力が伝わっていると幸いです。それではっ!


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新しいことへのチャレンジを楽しみながら、イラストレーターとの相乗効果を生み出していきたい方ぜひお待ちしています。