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デザインの眼で見る、福岡さんぽ

こんにちは。LINEヤフーコミュニケーションズ クリエイティブ部デザインチームです。

私たちが拠点とする福岡はコンパクトな街として知られていますが、そのぶん魅力的な場所もぎゅっと詰まっています。デザイナーも街を歩いていると、ふとした瞬間にインスピレーションを受ける場所がたくさんあります。

今回は数あるおすすめの中から、デザインチームのメンバーが厳選した4つのスポットを紹介したいと思います。デザイナー視点で見つけた「素敵ポイント」にもぜひ注目してみてくださいね。


Bentony Studio

白を基調としたBentony Studioの店内

こんにちは、デザイナーのZIMAです。 私は六本松にある美容室Bentony Studioを紹介します。

大通りから一歩踏み込んだ路地裏に構えるBentony Studioは白を基調とした建物で、その魅力的な佇まいは周囲の落ち着いた昭和な雰囲気の中で異彩を放っていて、思わず立ち止まって見てしまうほど。

2階が美容室、1階は受付兼展示・POP UPスペースとしても貸し出されていて、様々なアーティストがここで個展やイベントを開催しています。

素敵ポイント

美容室にはさまざまなアートが並ぶ

2階の美容室には、オーナーの池田さんが集めた魅力的なアートがいくつも。その特徴的な真っ白な壁にとても映えていて、いつも見入ってしまいます。また池田さんは映画やアート、特に写真作品が好きで、気になるアーティストや作品の話で盛り上がれるのも魅力的なポイント。

髪を素敵に仕上げてもらいつつ、展示やPOP UPを通して様々な作品やアーティストに出会えます。

Bentony Studioは今年3周年を迎え、さらに福岡のクリエイティブなエネルギーを感じる場所となっています。気になった方はぜひ足を運んで新しいインスピレーションを見つけてみてください。


大濠公園

晴れの日の大濠公園。多くのランナーで賑わう

こんにちは、デザイナーのNです。

最近、健康の為にランニングを始めました。福岡ランナーの聖地大濠公園を訪れた際、ランナーのニーズを考慮したデザインがとても印象的だったので紹介したいと思います。

素敵ポイント

ランナーにやさしい公園づくり

はじめに感動したのは、地面がゴムチップ舗装されている点です。クッション性があり、体にかかる負荷を軽減してくれるらしく、すごくランナーファーストだと思いました。実際に自宅周辺で走るよりも楽に走れる感覚がありました。

次に印象的だったのが、哀愁漂う鴨のイラストが距離を教えてくれる点です。私はスマートウォッチを持っていないんですが、距離が可視化されていて走りやすかったです。

大濠公園は景観も最高でアクセスしやすいので、通って健康の維持に努めたいと思います。


ALBUS(アルバス)

緑と調和した白い建物がやさしく出迎えてくれる

こんにちは、デザイナーのジュンです。私は警固にあるALBUS(アルバス)を紹介します。

ALBUSは、家族写真を撮影したり、食事を楽しんだりできる写真スタジオです。元々はフィルム写真の現像サービスを提供していましたが、現在は現像サービスを停止し、2023年10月からは一階の現像ラボが「アルバスニューラボ」と名付けられたギャラリースペースに生まれ変わりました。

素敵ポイント

カフェで過ごすひとときも楽しみのひとつ

私がアルバスを訪れた時は、ちょうど水彩画家のnanae oyogさんの展示会が一階で開催されていました。話を聞いてみると、なんとnanae oyogさんは平日はALBUSの保育園でも働いているとのこと。ALBUSはスタジオ運営にとどまらず、保育園の設立や公園の管理を行など、地域活動にも積極的に取り組まれています。

写真撮影や展示会を楽しむだけでなく、1階にあるカフェではスイーツやコーヒーも味わうことができます。福岡を訪れる際には、ぜひこのユニークなスタジオに立ち寄って、ゆったりとした時間を過ごしてみてください。


本屋青旗(Ao-Hata Bookstore)

アートブックがずらりと並ぶ店内

こんにちは、デザイナーのKです。私はアートブックを探しにいったり、家で読むことが好きです。新しい素敵な本や知識と出会いたいときに必ず訪れる、本屋青旗を紹介します。

素敵ポイント

青い壁が特徴の階段をあがって店内へ

本屋青旗はアートブックやZINE、プロダクトを中心に取り扱う視覚文化を基軸としたお店です。国内の本のみならず世界中の素敵な本がずらりと並んでいて、それぞれの本の個性や視点もさまざま。自分の感覚や感性をブラッシュアップできる空間になっています。

他ではなかなか見かけないようなこだわりの本がたくさんあり、自分が知らなかったクリエイターに出会えるのも特徴のひとつです。

また、定期的に行われる展示はどれも魅力的で、新しい展示が開催されるたびに足を運びたくなります。展示に伴ってトークショーが開催される場合もあり、展示者の想いや考え方に触れることができます。その方のひととなりや、制作の背景、作品に込められたメッセージ。より深く聞いて、見て感じることで、新しい発見があります。

トークショーで出会ったデザイナーの方に頂いたお言葉や制作への姿勢がとても印象に残っていて、私も自分を見つめ直すきっかけになりました。


おわりに

普段、バナーやアプリのデザインをしているメンバーが、福岡の街からデザインインスピレーションを養っていることがわかりました。

もしなにかの作業に煮詰まったら、ふらりと路地裏を散策されてみてはいかがでしょうか。思いもよらないひらめきが、何気ない場所で見つかるかもしれませんよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。


今回紹介したお店・場所の情報

Bentony Studio
福岡県福岡市中央区六本松1丁目7−8−1
092-515-7385
instagram

大濠公園
https://www.ohorikouen.jp/

ALBUS
福岡県福岡市中央区警固2-9-14
092-791-9335
https://albus.in/

本屋青旗
福岡県福岡市中央区薬院3丁目7−15 2F
https://aohatabooks.com/

※当記事の写真や情報は、許可を得て掲載しています。

2024.02.28 タイトル画像を更新しました👍

2024.01.16 タイトル画像を更新しました👍