ペインもグローリーも人生のギフト
日本とスペイン語圏の架け橋・イスパニカ代表の祈さんと、(株)タンジェリン・ラボ代表の私がお贈りする、スペイン自由研究第三弾!
アルモドバル監督の最新作『ペイン・アンド・グローリー』についてオンラインで語り合う会 を7/11(土)午後に開催します。
第一弾は、『オール・アバウト・マイマザーを語るランチ会』@新宿ガルロチ(報告ブログはこちら)
各自自宅で観たり以前劇場で観た、という記憶をたよりに、オフラインで語りました。
第二弾は、オンラインでペドロ・アルモドバル監督作品について語る会
このときは、作品数が多い監督ですが、各自観たことがある中でベスト3をアンケートとって、上位のものを中心に、監督の魅力についてをオンラインで語りました。
(ああ!報告記事を書いていない>< この日もすごくいい時間だったのでした。告知記事はこちら)
第三弾もアルモドバル・・・・あれ?スペイン自由研究といいながら、アルモドバル研究ぐいぐい掘り下げてますね。そのくらい、奥深く魅力的な世界観です。書籍も買っちゃいました。
今回は、劇場公開中の最新作。劇場で観て、オンラインで語る。
みなさんとお話できるのを楽しみにしています。
主人公を演じるアントニオ・バンデラスが良いです。子どもの頃の回想と行き来しながら、自分の中のリソースとつながり直す。
そんな時間が、人生後半には、必要な気がしています。私自身も。
輝かしい少年時代の、子どもからみた美しくもつれない、どこか不幸な母像を、ペネロペ・クルスが好演していますね。老母を演じるフリエタ・セラーノも、つれなさ不機嫌さ哀しさ頑固さ、等々を見事に示してくれています。
タイトルのペイン・アンド・グローリーについて。
痛みと栄光は「引き換え」と捉えられたり、「拒否できないセット販売」みたいに痛みを渋々引き受けるようなイメージがないでしょうか。でも、この映画を観た後、痛みも栄光もどちらも美しい、、、、人生に用意されたギフトなんだと、私は思ったのでした。
あなたの受け取ったものはどんなでしたか。どのシーンが印象に残っていますか。語り合えたらうれしいです。
お申込みは、こちらから。
ペイン・アンド・グローリー公式サイトはこちら。
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