おやつのトリセツ
『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』著者のひとり、ライチです。
この本では、この社会にあるもの、出会うもの、なんでも自分なりのトリセツを作りながら、自分が主体となって取り扱っていけるんだよ、というメッセージを込めて、3人のそれぞれ個人的なトリセツを書きました。
これが参考になる人もいれば、全然違うものを作りたくなる人もいるはずで、そのどちらも歓迎で、なぜならトリセツを届けたいのでなく、「トリセツをつくる」というアイディアのほうを届けたかったからです。
そして、学校や、家庭や、地域の居場所などでも、ぜひトリセツづくりをみんなでやってみてほしいな~と思っています。
8月に、未来の先生展というイベントで、トリセツづくりワークショップを行いました。
その模様は、こちらに詳しくレポートされています!
場づくりの専門家である聖子さんがファシリテートして、ワークショップのやり方のコツと、実際にトリセツを作る体験をしていただきました。
その時のアウトプット見本用に、私は「おやつのトリセツ」コラージュを作ったのですが、思いのほか楽しかった!
画像を検索して、切り取って配置しただけ。配置しながら、このエリアはこれだな、これはこっちに移動して…と自分でもどんどん私とおやつとの関係、おやつ同士の関係が見えてきました。
おやつについて、懸案事項は
・いつ食べるか
・何を食べるか
・どのくらいの量食べるか
だな、と思ったので、
・いつ→時計
・何を→写真
で貼っていったら、
・目的
が見えてきました。それを文字であらわして。
そもそも、おやつについて私が問題だな~と思っていたのは、夜中のカップラーメン。
0時を回ると、カップラーメンが食べたくなる。
買い置きしなきゃいいのに、見ると買い備えてしまう。
そこにあると知ってると、0時過ぎに、戸棚の上のラーメンBOXが気になりだす。
食べたら何が問題かというと、胃腸の健康が心配なのと、寝起きのどんより感と、太りたくない。でも、食べると何が満たされるかというと、刺激とか、遊びとか、自由!「夜中にチリトマトヌードル食べちゃうぞ、ワイルドだろ~」みたいな。
そこで、まあ許されるのでは?というアイテムがカルディの、トムヤムクン春雨。甘辛酸っぱい刺激と、エスニックな遊び感と、旨みと、小麦麺よりやや罪が軽そうな春雨。でも書いていたら時々は小麦麺もいいよね~、と少し寛大な気持ちにもなりました。食べる時には、アウトロー感(?)をじゅうぶんに堪能すればヨシ。と覚悟が決まる。
そこに行きついて、ほかに食べるおやつって何があるかな、と思うと、せんべい系。きなこ餅(冷凍庫で冷やしてもうまい)、黒豆せんべい(歯ごたえと、栄養もとれそうで◎)、豆餅(軽い歯ごたえと大豆の旨み)。
しょっぱい系だとポテチもはずせないけど、では健やかさを考えてせめて化学調味料無添加の塩味ポテチにしようかな、とか、なんとなくトルティヤチップスの方が繊維が多そうじゃないか?というセレクト。
これは楽しみやリフレッシュのために食べてるな。
時々食べる甘いものは、アイスではセブンイレブンの箱入りチョコミントバー(サイズがちょうどいい。写真なし)か、ハーゲンダッツのラムレーズンを、1/2か1/3くらいの量食べるとリフレッシュになる。仕事の区切りのご褒美にしている。
白松が最中みたいな、お土産でいただく甘いものは、朝、コーヒーとともにいただいて午前の脳にエネルギーを送る。元気づけ。
左上にあるのは、リンゴ、ナッツ、ゆで卵、ヨーグルト、チーズなどを小腹が空いたときに、主に健やかさのためにセレクトしているな。食事とるほど空腹じゃないけど、お菓子じゃないものをおなかに入れときたい時。
こうしていったん分類してみると、目的や時間帯に合ったものを、選んで食べられて満足感もある。健やかさが大事な時にポテチを食べてどんよりしてしまったり、夜中にゆで卵を食べてこれじゃない感を募らせることはなくなるのだ。
さあ、どうでしょう、あんまりキレイにまとまっていないけど、これが2021年夏作成の、私の「おやつのトリセツ」です。
仕上がりが完璧じゃなくてもいいんです。自分の中で、おやつって何なのか、そしてどうであったらよいのか、が明確になることで、より、その時々のおやつを堪能できますよ。
よかったらあなたの「おやつのトリセツ」も教えてくださいね!
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読むだけでなく、使う本です。
きみトリ本のトリセツもあるんですよ。ご希望の方、お送りしますのでメッセージくださいね。