LINE Frontlinerってどんな人? コミュニケーションテックの申し子
はじめまして。
この度LINE Frontlinerに認定して頂いたジールスの遠藤です。
LINE Frontlinerでは最年少の若輩者で、錚々たる方々の中に加えて頂き大変恐縮なのですが、若手枠としてLINEの法人向けサービスの認知向上や発展に貢献していきたいと思っています。
最初の記事となりますので、私の自己紹介とLINE Frontlinerとしてどんなことをしていきたいかをお伝えさせてください。
認定講師「LINE Frontliner」についての説明はこちらです。
1.自己紹介
私はジールスという会社のCOOとして、チャットコマース・接客DXを各企業様に提供しています。
チャットコマースとは、AIチャットボットのコミュニケーションを通じてモノやサービスが購買できるソリューションであり、接客DXは、これまでオフラインで行われていた接客体験をオンラインで実現できるサービスです。
こういったサービスの提供を通して、我々がビジョンに掲げる「おもてなし革命(=日本が世界に誇る『おもてなし精神』のデジタル化)」を実現していきたいと思っています。
せっかく個人にフォーカスしてもらえる機会なので、「なぜこのようなビジョンを持ってサービス提供しているのか」についてお話しさせてもらおうと思います。
2.コミュニケーションテックの可能性
私はコミュニケーションテックの可能性を強く信じています。
実はもともと研究者を目指していて、京都大学でヒューマンインターフェース論という人と機械の関わり合い方を学ぶ学問を専攻していました。
当時の僕はApple狂で、スティーブ・ジョブズのことを異常なほど崇拝しており、周囲からは「典型的な意識高い系の学生」と言われていたのではないかと思います(笑)
ただ、そんなことは気にもとめず、とにかく毎日のように最強のテクノロジーであるiPhoneのことをディグっていました。
その中で、「スマホは間違いなく世界を変えたテクノロジーの1つだけど、
まだまだ拡張できる」そして「スマホだけでは限界があるな」と気付いたんです。
当時の僕は、「こんなにスマホが便利でサービスも便利になっていてAmazonワンポチでなんでも買えるんだから、もうオフラインなんていらなくない?みんながスマホを使いこなせていないだけでしょ。」と生意気なことを思っていました。
しかし実態としては、日本のEC化率は約7%。
Amazon、楽天、Yahoo、ZOZOなどでいかに便利になろうと9割以上の購買はオフラインで行われていて、しかもこの割合は急に30%になったりしないんですね。
(※2019年経済産業省による調査)
では何が今のネットに足りないのか、と考えたときに行き着いたのがコミュニケーションだったんです。
ECの覇者であるAmazonは目的の商品にいかに早くたどり着き、安く手に入るのかを極めている効率化のキングで、そこにはオフラインの店舗にあるような接客される方のあたたかいヒューマンコミュニケーションは介在しない。
でも店舗に行くと接客員のみなさんがあたたかみのある接客をしてくれて、その体験自体が価値になってオフラインの消費行動が起きている。
もしこの体験までもテクノロジーの力でデジタル化することができたなら、ECでは実現できなかった産業のオンライン化も可能になっていくと思っています。
つまり、Amazonや楽天が挑戦してきたテーマに匹敵する、物凄く大きな挑戦ができる、これはとんでもないことになるなと思って、コミュニケーションテックに全ベットしています。
2.LINE Frontlinerとしての抱負
チャットコマース・接客DXというテーマはまだまだ新興市場で、これから急速に人々の生活に染み込んでいくものだと思っています。
その中でLINEは日本で最大級のコミュニケーションアプリであり、国内のコミュニケーションテック領域で果たす役割は非常に大きいと考えています。
LINE Frontlinerとしても、チャットコマース・接客DXがいかにお客さんの事業成長に貢献できるかというリアリティのある文脈から、今後の未来を作っていく欠かせないものであるというチャレンジの文脈までわかりやすくお伝えしていきたいと思っています。
ここまで読了していただいてありがとうございました!
皆さん、これからよろしくお願いします!
【関連URL】
1.同じLINE Frontlinerの倉橋さんとの対談記事
2.オルビスさんとのインタビュー記事