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Cookieレス時代におけるLINE公式アカウント活用法〜チャットボットで効果改善16倍!〜
みなさん、こんにちは。LINE Frontliner / DOTZ株式会社CEOの稲益です。
今回は、LINE公式アカウントにおいてチャットボットを導入し、様々な業態で「あいさつメッセージ」の効果を大幅に改善した事例をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
1.サイト来訪者に対して、LINE公式アカウントの友だちになってもらうべき理由
広告経由のWEBサイト/LP流入者の大半が直帰しているのが現状です。LPにおいては60〜90%と特に高い傾向となっており、せっかく広告費をかけて集客をおこなっているにも関わらず、多くの来訪者が離脱してしまっています。
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従来のデジタルマーケティングでは、サイト/LPへ来訪したユーザーに対して、リターゲティング広告を活用し、離脱後も広告で追いかけるのが定石でした。
直近の大手プラットフォーマーによるCookie規制により、そのリターゲティング広告も効果/配信量が著しく低下しています。
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今回ご紹介する事例では、サイト/LP来訪者がブラウザのバックボタンを押したり、違うアプリに切り替えたりする、いわゆる離脱アクションをおこなった際に、LINE公式アカウントに友だち追加を促すバナーをサイト/LP上にポップアップで表示させて、友だち追加してもらっています。
▼DOTZ社で実施中案件のポップアップバナー例:
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多くのサイト/LPの来訪者が離脱してしまっており、これまで定石だったリターゲティング広告施策の効果/配信量もコントロールが難しくなっている現状において、LINE公式アカウントを活用し、離脱ユーザーを囲い込むことで、その後の態度変容を促したり、コンバージョンに至らないユーザーに対する追いかけも可能となるため実施しない手はありませんね!
2.チャットボットを導入し、あいさつメッセージに搭載した際の効果実績
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前述の通り、サイト/LP来訪者が離脱するタイミングでポップアップバナーを表示し、LINE公式アカウントへ友だち追加をしてもらった後に、友だち追加したユーザー全員に対して「あいさつメッセージ」を自動で配信。
「あいさつメッセージ」を起点として、ポップアップバナーに表示していた「○○診断」や「○○チェック」を、チャットボットを活用し、対話型でターゲット顧客にあわせた設問や応答をおこなっていきます。
これにより、サイト/LP離脱者に対して対象商材の理解や、自分ごと化を深めてもらい、態度変容を促します。
チャットボットを活用することにより、更に高度な双方向でのコミュニケーションとなる為、より多くのコンバージョンを得ることが可能です。
▼DOTZ社における実績は以下。
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LINE友だち限定のクーポンや割引などをおこなっているサービスであっても、通常のあいさつメッセージとチャットボットを用いた配信と比べて、大きく改善しています。(平均約16倍)
またチャットボットでのやりとりにおける対話データについてはLINE UIDと紐づけて保存が可能となるため、あいさつメッセージでコンバージョンしないユーザーに対してこのデータを活用した後追い配信も可能となります。
今回はサイト/LPへ来訪者しているユーザーの離脱を防ぎ、チャットボットで双方向にコミュニケーションすることで、コンバージョン数を大きく改善できる事例をご紹介しました。
ITPやcookie規制の影響でこれまで定石であったリターゲティング広告だけでは、サイトやLPに来訪したユーザーを追いかけることが難しくなっています。
LINEを活用して新たなコミュニケーションをおこなうことにより、より大きな効果をあげていくことができると考えています。DOTZ社では今回ご紹介した施策を成果報酬でご提供していますので、ご興味ありましたらぜひお問合せくださいませ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回更新もお楽しみに!