LINE Frontlinerが改めて考える、企業がLINE公式アカウントを活用する意義
LINE Frontliner / DOTZ株式会社の稲益です。
note投稿も3回目となりますが、今回は改めてLINEを活用する意義についてお伝えできればと思います。
↓過去の記事はこちら
1.スマホにプッシュ配信が可能
LINE公式アカウントを企業が開設し友だちを集客することで、常に手元にあるスマホにプッシュ配信が可能です。
もちろん他のSNSにもメッセージ機能がありますが、広告メッセージとして閲覧する機会の多いLINEで企業から直接メッセージを配信できるメリットは高いとと考えます。
プッシュ配信をするにはLINE以外だと、自社でアプリを構築するしかありませんが、ある調査では、全ての通知をオンにしているユーザーは15%ほどでした。
普段から、使用頻度の高いLINEにおけるプッシュ通知の許諾率は70%ほどと高い数値結果になっている為、通知における効果は高いと言えます。
2.人口カバー率の高さ
現在のLINEのユーザー数は8,600万MAU(2020年9月時点)。
人口カバー率は66%以上と極めて高いです。
月間利用者数のうち毎日使用する方も85%(2020年9月時点)と高く、生活に根付いていることがわかります。
先日、洋服を購入した際の出来事ですが
レジ前で「会員証をお持ちですか?今登録いただければ次回購入にも利用できるポイントが貯まります」と梱包の間に接客を受けた為、アプリをダウンロードしました。
しかしながら、こちらのアプリですがダウンロードして直ぐにポイントを貯めるためのバーコードが表示できず、会員登録までして初めて表示できる仕様となっており、ポイントを受け取るために、5分の時間を要しました。
LINEであれば、上記の通り、ほとんどの方が使用している為、LINE公式アカウントをフォローしてもらい、リッチメニューやLIFFからバーコードを表示させればいいのです。
そして、退店後や帰宅後にLINEで会員登録を促すメッセージを送り、ゆっくり会員登録してもらえれば済みます。
これなら、バーコードを表示させるのに1分もかかりません。
まだまだ会員ポイントを貯めるために自社アプリで行っているところが多いですが、ダウンロードさせる為のコストやユーザーの手間を考えると「ポイントを貯めてもらう」ことについてはLINEの方が手間が少ないですし、何よりアプリ自体を消されてしまうリスクも少ないのでオススメです。
3.メールよりも開封率が高い
以下のキャプチャが私の記事執筆時点でのホーム画面です。
Gmailを連携している「メール」アイコンにご注目いただきたいのですが、
現時点での未読件数が「83,130通」です。
自動的に企業からのメールは「プロモーションタブ」に格納される為、未読件数は日を追うごとに増えていっています。
対してLINEの未読件数はたったの「1」。
もちろんLINE Frontlinerなので、一般の方よりも頻繁にLINEを見ていますが、それでもこの件数差なのです。
友だちと日々やりとりするメッセージプラットフォームが基盤の為、企業から配信されるメッセージも高い確率で見てもらうことができます。
ある開封率調査によると、メールでは約10%程度、LINEでは約30%超という結果が出ているようです。
まず見られてなんぼ、なので頻繁に利用されているLINEでメッセージを送らない手はないと思います。
4.決済手段まで整っている
LINE Pay加盟店であれば、トークルーム上でそのまま決済できる機能が開発されています。
まだ実装しているところは多くはないですが、今後更なるLINE Payの普及と合わせて多くが実装していくことが想定されます。
将来的にはメッセージを送り、そのままLIFFで商品情報を閲覧し、LINEログインを使ってログインし、LINE Pay決済する、といったWEBサイトやLPがいらない未来がやってくるかも知れません。
まとめ
今回は改めて、なぜLINEを活用するべきかなのかについてお伝えさせていただきました。
誰しもが簡単に使えるLINEだからこそ、ビジネスで活用する意義が大きいと考えております。
LINEを活用してよりよりサービスを届けるべく今後も精進して参ります。
また次回の記事もご期待くださいませ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。