LINE公式アカウント・メッセージの配信頻度の最適解とは
みなさん、こんにちは。LINE Frontlinerのクラハシミカです。
私が普段、LINE公式アカウントのお話をしていると、同じようなお悩みを抱えていらっしゃる企業が多いと感じます。
「LINE公式アカウントでコミュニケーションを取ることの重要性はわかったけれど、具体的にはどうしたらいいの?!」というお声も聞かれたので、今回、改めて、すぐにでも取り組めることをお伝えいたします。
1、メッセージ配信頻度は、何回が最適なのか?
質問される数が一番多いかも知れません。メッセージの配信頻度、すごく困りますよね。配信頻度が高すぎるとブロックされてしまうのではないか?と恐る恐るメッセージを配信されている方も多いのではないでしょうか。
最適な配信頻度を探るためにも、まず月3回程度からはじめて徐々に増やしていき、最適な回数を見つけることをおすすめします。
週に1回〜2回ほどに落ち着くことが多いですが、配信するコンテンツ種類を割り振っても、情報配信がしやすいでしょう。
例えば、毎週火曜日はお得情報、毎週木曜日は製品裏話のように、役割を分けてしまうと作成時に楽な配信ができると思います。
回数が少なすぎた場合には、ユーザー側のアカウントの印象が薄まってしまう懸念もあります。ユーザーは有益な情報を待っていますので、情報提供がないアカウントだと認識をされないよう、適度なメッセージを心がけていきましょう。
メッセージ配信において重要なことは配信頻度よりも「有益な情報」であるかどうかです。有益な情報とは、ユーザーにとって
が該当します。
メッセージを伝えるときにはお得な情報だけでなく、社内にある情報をうまく活用して提供することもよい方法ですね。ぜひ活用してみてください。
2、メッセージ配信時に起こる意外な動向
メッセージの配信頻度を高めた場合には、当然、コンテンツによってクリック率が変わってくることが考えられます。
頻度を多くすることによって、メッセージも作って、飛び先のコンテンツも作って、制作物が多くて大変!そう思われている方もいるのではないでしょうか。
メッセージを送信した際、実は「リッチメニュー」の利用が増える傾向が顕著です。メッセージ内容がお得な情報に限らず、配信後にリッチメニュー経由でのコンバージョンが多く発生する事案がありました。*
*ペンシル事例:あくまでも傾向であり配信効果を保証するものではありません。
ですので、リッチメニューを運用にしっかり乗せておくことが重要になります。メッセージのリンク先を個別に用意するよりも、リッチメニュー分析も活用しながら、よりよいリッチメニューを作り出していき、効果を最大化させていきましょう。
また、メッセージ分析をする際にも上記を考慮しなくてはなりません。1つ1つのメッセージに囚われるのではなく、リッチメニュー含めたアカウントがメッセージ配信によってどう動いたのか、全体俯瞰をして評価をしたほうがよいでしょう。
3、まだまだできるLINE公式アカウント活用
以前、あいさつメッセージの分析ができるようになったことをお伝えしました。
最初の接点ですので開封される可能性が非常に高く、効果的なレスポンスが望めます。ですから、分析機能を活用し、最適なメッセージにつなげていきましょう。
いくつか、コミュニケーションアイデアをお伝えします。
◯ひみつのキーワードをお送りする
LINEは、もっとも生活に密着したコミュニケーションツールと言えます。だからこそ、LINE公式アカウントの友だちになってもらうというのは、他のSNSツールに比べるとコミュニティ感が強く、one to oneを意識しやすい環境です。その環境を十分に活用するため、ひみつのキーワードを活用してはどうでしょうか。
方法としては「ひみつのキーワード」を用意しておいて、そのキーワードを入力してくれた方に自動応答で返事をして、クーポンの配布などお得な情報を提供していきましょう。
◯クイズに回答してもらう
いくつかのアクションを引き出すこともコミュニケーションにおいては非常に有効です。
リッチメニューであれば、テキスト設定ができますし、その他のメッセージにおいてもテキスト入力を促すことが可能です。例えば、「クイズ」と入力して、自動応答機能を使い、問題を送付することができます。問題の回答をテキストで送付してもらい、自動応答機能で回答の正誤を戻すことも可能です。
正解者にはクーポンなど特典をつけるとより活性化につながるでしょう。
いかがでしたか?
メッセージ機能やリッチメニューなど、どんどんと活用してみてくださいね。