ワクチン接種2回目の記録(27歳・女)
職域接種にてモデルナワクチンの2回目の接種を終えました。
※1回目の記録はこちらです
前回からの繰り返しになりますが、
言うまでもなく、私の副反応は一個人の感想であり、感覚であり、同じ症状が出るとは限りません。
また、この記事の意図として、接種を後押ししたり、反対に接種を控えるように促す気持ちも一切ありません。
接種をする前の私が、一人でも多くの体験を知りたかったように、同じことを考えている人がいるのではないかと思ったからです。
上記のことを踏まえて、読んでいただければ幸いです。
基本情報
94年生 27歳 女 基礎疾患なし
アレルギー 花粉症(スギ・ヒノキ)のみ
身長159cm 普通体型 平熱36.6度
インフルエンザに罹患した経験…1回
インフルエンザワクチンの接種経験…1回
下調べ・下準備について
1回目の接種の前、モデルナワクチンの副反応として『発熱は10人に1人』という情報だったため、特に準備も心構えもありませんでした。
そして、結果的に発熱や腕の痛み・かゆみ・赤みに悩まされ、『この症状はいつ終わるんだろう』というような不安も抱いたため、今回は可能な限り下調べをしました。
世間一般的に、2回目の接種の副反応がすごくつらいとのことだったので、接種を終えた友人への聞き取りやtwitter・noteなどの個人的な記録を読み漁りました。私が実際に準備したことは
・接種直後、注射した腕を上にあげておく
一部のワクチン接種者のなかで「次の日腕を上げるのが痛くならない!」と話題になっていたので…(結果は下記経過記録にて)
・早めに風呂に入っていつでも横になれる準備をする
午前に接種して午後には発熱した人、接種から2時間後には倦怠感を覚えた人など、副反応が1回目の接種よりも早めに現れるとの情報が多かったため。
・解熱剤(イブプロフェン←普段から常備していて飲み慣れているもの)
※但し、予防的には飲まないこと。詳しくはこちら
・ポカリスエット(水分)
喉が渇く前に意識的に水分補給をすること。
発熱中や睡眠時に喉が渇くので枕元に置くこと。
※体の痛みでキャップすら開けられない場合があるらしく、キャップを緩めた状態で置いておくことをおすすめされました
・着替え
発熱時に汗をかくので枕元に置いておくと安心。
・ゼリーやヨーグルト
解熱剤服用時に胃が荒れるのを防ぐため、簡単に食べられるものを用意。
ちなみに接種当日は出勤日で、勤務時間内に会場に行き、接種後は職場に戻り定時まで仕事をする、というスケジュールでした。
接種の経過記録
2021年8月11日(水) 摂取当日
14:50 接種(モデルナワクチン)
注射に関してはほぼ痛みなし
接種会場の待機席で15分の待機有
この15分間、腕上げ(頭のてっぺんに手首を乗せる感じ)
14:54 打った所に違和感…?
上腕がじわじわ重い気がする
腕を上げていて感覚が鈍い
15:05 待機終了 無痛
待機15分間腕を上げ切って無痛
違和感も皆無
15:15 肘から下に違和感
打った腕で荷物を持たないようにしながら職場に戻る
その間に筋肉痛前の乳酸が溜まっているような違和感が肘から手首にかけて出現
15:25 違和感が上腕に移動
筋肉痛前の違和感が上腕に移動
筋肉が張ってるなぁ~という感じ
16:00頃 違和感皆無
17:00 耳から首にかけて不快感
耳の後ろのあたりがもやもやしてくる
ぼやーっと集中力がなくなる感じ
17:25 腕の痛み
何もしてないのに打った所が痛くなる
17:55 痛みが2パターンに分かれる
腕を動かしてない時はじわっと乳酸が溜まった時の痛み
腕を動かすと筋肉痛のときの痛み
20:30 元気(筋肉痛有)
事前情報では接種してから2時間後には体が怠い(倦怠感が現れる)と聞いてたが、約5時間半経って筋肉痛以外の症状皆無。食欲も普段通り。
21:00 筋肉痛レベルUP
腕を動かしてない状態(安静にしてるのに)で筋肉痛のときの痛み
体温の変化はほぼなし(36.7度)
23:00 就寝
仰向け大の字の状態で腕が痛い
枕に腕も乗せる(手を上げる状態)ことで痛みの緩和を図る
徐々に接種した部分が熱を持ち始める※発熱はなし
写真1:接種直後の腕
2021年8月12日(木) 摂取後2日目(翌日)
2:00(夜中) 痛みで覚醒
腕が痛すぎて睡眠どころではない
腕を下ろしたり上げたり、身体の向きを変えたり試行錯誤してみたが、どうやってももれなく痛い、泣きたい。
6:30 何度目かの覚醒
発熱は無し。ひたすらに腕の痛み
筋肉痛とかのレベルではなく猛烈な痛み
十分に眠れなかったせいか軽い頭痛あり
11:10 超微熱37.0度(接種から約20時間後)
上半身(腰~首)に関節痛と筋肉痛のような痛み
1回目の接種の翌日発熱時と同じ感じ
12:00 体温測定37.4度(接種から約21時間後)
体温としては完全に微熱
上半身の怠さ・しんどさは微熱レベルではない
13:00 体温測定37.5度(接種から約22時間後)
微熱だが、座っているのもしんどい
14:00 体温測定37.5度(接種から約23時間後)
ぼーっとしているだけでもしんどいので眠ることにする
16:00 体温測定38.4度(接種から約25時間後)
寝汗の不快感と身体が熱くて目が覚める
完全に発熱
16:30 軽い食事と解熱剤1回目
薬で胃が荒れないように軽く食べてからイブプロフェン1回目
18:30 体温測定37.2度(接種から約27時間半後)
上半身の痛みと怠さも劇的に軽減
鎮痛作用、最ッ高!!
身体が痛くないことに感動すら覚える
20:00 体温測定37.2度(接種から約29時間後)
20:30 食事と解熱剤2回目
食事をしてからイブプロフェン2回目
※微熱と軽い倦怠感以外の症状はなかったが、どうしても翌日に発熱を持ち越したくなかったため解熱剤の服用
23:00 体温測定36.9度(接種から約32時間後)
上半身の痛みがなくなって快適に就寝
2021年8月13日(金) 接種後3日目(翌々日)
8:00 体温測定36.2度(接種から約41時間後)
寝汗により起き抜けの不快感は多少あったものの全快
倦怠感や上半身の痛みは皆無
腕を動かしたときに角度によってわずかに痛むor押すとやや痛い
21:30 体温測定37.1度(接種から約54時間半後)
日中は問題なく通常の活動が可能
まさか再度発熱(超微熱)するとは思わず、副反応のしぶとさにびっくり
身体がじんわり温かいレベルのため、普段通り就寝
2021年8月14日(土) 接種後4日目
体温は平熱。上半身の痛みや腕の痛みも特になし。
4週間前のワクチン1回目の接種時に悩まされた、腕の赤みやかゆみも皆無。
ただ、昨日(副反応でダウンした翌日)の日中活動的に過ごしてしまったためか、朝方の疲労感がやや強め。
昨夜(13日夜~今朝)は体温の調節機能がまだ正常でなかったためか、寝汗がすごい。
接種後の心境と振り返り
一個人の体験ではありますが、私の場合は接種当日に痛みが顕著に表れ、接種からおおよそ24時間後(翌日)に38度越えの発熱、といった副反応でした。
2回目のワクチン接種後、2週間(執筆時:2021年8月27日)ほど腕の赤みやかゆみ、接種部分の腫れなどがないか経過観察をして過ごしましたが、なにもありませんでした。
写真2:接種後12日目の腕
接種翌日の38度を越えた発熱時点で解熱剤を服用したことで、半日以上我慢した腕の痛みや上半身の痛みがあっという間に消滅し、快適さが爆上がりしました。発熱時のみでなく、『鎮痛作用』に頼って薬を服用するという判断も有りだったと思います。
また、実験的に行った『接種直後の腕上げ』ですが、はっきりとした効果は得られませんでした。
ただ、前回(1回目の接種時)と比べて接種当日の腕の上げ下げの痛みレベルや、入浴時、髪を洗ったりするときの腕の上げ下げに関しては、今回のほうが我慢する度合いは少なかったように感じます。
1回目の接種前よりも2回目の接種前のほうが情報収集をしたので、今回はすごく構えて臨みました。私が聞いた中では「発熱」に対しての情報が多く、私自身、それにばかりに気を取られていました。しかし、私が個人的に最もつらかったのは上半身の痛みです。
個人的には、『解熱剤の鎮痛効果で想像していたよりもあっさりと副反応との戦いを終えることができたな』という感覚です。
人によって副反応の症状や度合いは違います。色んな可能性に備えて準備と対策をするのは、安心感と気持ちの余裕と余計な痛みを我慢しないためにとても有効だと思いました。
この記録がどなたかの情報収集の役に立ちますように。
ここまで読んでいただきありがとうございました!