エルドリッチとスピリッツ・オブ・ファラオと私(2024/02/21)
最近マスターデュエルをちょくちょく触っているが、どうにもまとまらないデッキがある。
スピリッツ・オブ・ファラオだ。というわけで3通り、エルドリッチと組み合わせたデッキを見てみよう。
スピリッツ・オブ・ファラオが蘇生するモンスターは「アンデット族のレベル2以下の通常モンスター」ということに着目して、アンデッドワールドなら条件一つ無視できるなとエクゾディアを蘇生しようと考えたデッキ。
エルドリッチによるビートダウン、活路エクゾ、黄金の征服王ソウルマリオネッターの三通りの勝ち方があるが、あるだけである。一度握ればエルドリッチ以外の勝ち筋は薄いと感じるだろう。
これはワイトにファラオを入れただけのデッキ。ファラオでやりたいことと言えばワイトを蘇生してうまいことベビートラゴンでワイトキングダイレクトだワハハというコンセプトで組んだが、トラゴンの条件が思ってたより重い。
レベル1×3ってなんだよ、3/4ウンチか?
デッキ名がかっこいいところからわかる通り、これが本命。
デッキ構築哲学の話をさせてほしい。
自分はカード同士のシナジーは基本的に二次元的、平面なものと考えている。同じカテゴリのカードはおおよそ同じ平面にある。似たカテゴリでもそうだろう。
だが、完全に方向性の違うカテゴリであれば、同じ平面を共有しない。スモールワールドの考え方に似ていると捉えてほしい。
上記のデッキで言えば。黄金郷のワッケーロは通常モンスターでアンデット族でレベル5である。その点とマーダーサーカスゾンビは通常モンスターでアンデット族という線で結べる。この2点にさらに切り裂かれし闇の点で通常モンスターという平面が出来上がる。その平面に対し、黄金卿の七摩天は融合という立体感をもたらす……といった具合に、パーツがそれぞれシナジーし合うのが、自分の思う、立体というデッキ構築の哲学である。
という上記を踏まえ、いろんな角度から立体的に見えるようなデッキに仕上がったのが上のデッキだ。60枚という意味でもかなり立体的だ。
立体的なデッキはまわしていて様々なシナジーがあり飽きない。自分でも思ってもみなかったメリットデメリットに遭遇する。ファラオのデッキはそういうデッキになりやすい。
とはいえ。立体的な分問題も多角的多面的に存在する。
まずスピリッツオブファラオが出てこない点だろう。そして出てきたとしても何も出さないことがしばしば。
ということでまだまだ改良中である。色んなデッキを見て勉強せねば。