参考書マニアってそんなに悪いかな
高校生のとき、
参考書マニアになる事を私は恐れていた。
現に、私は参考書マニアの気質があったため、これ以上参考書を増やしてはいけないと思っていた。
今目の前にある参考書が終わっていないのに、また新しい参考書を買うのか?と。
参考書マニアというのは、参考書を買うだけ買ってやった気になって、どんどん参考書を溜めている人のことを言うと私は解釈している。
一冊を最後までやり切ることが大切だとどこかで聞いたし、それも一理あると思う。
だけど、社会人になり、独学でいろいろと勉強をしている今、参考書をいくつも買っても良いと思うようになった。
なぜなら、最近、本屋さんで適当にとった一冊をやり始めたら分かりづらいということがあった。
分かりづらくてなかなか前に進まない。
自分のレベルがその参考書に追いついていないとか、書かれ方が自分に合っていないとか、いろいろ理由はあると思う。
私の場合はアラビア語だった。
最初に白水社の『ニューエクスプレス アラビア語』をやり始めたけれど、途中で止まってしまった。
ニューエクスプレスと言ったらもう有名どころだし、入門書って書いてあるし、
それでも、私は途中で止まってしまった。
そこで次に手にしたのがNHKラジオのアラビア語講座。
ニューエクスプレスで分からなかった事がこっちで分かった。
アラビア語だけに限らず、どこかで聞きていてそのときは理解できなかった事が、他で改めて聞くと繋がって理解できるという事がある。
だから、参考書マニアになっちゃう…!とか、今目の前にある参考書が進まない…とか、そこから自分を否定しにいかなくて良いと思う。(私はしていた)
確かに問題を解くのは大事。一冊やり切るのも大事だと思う。
だけど、全然気乗りしないなら軌道修正して良いかも。
今ならアプリでゲーム感覚で勉強できたりするし、自分に合った方法を見つけられたらと思う。
楽しんだもの勝ち。
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