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自分のことなんか、大切にしなくていいんだよ。

こんにちは、ヨウです。

今回は、完全なる個人の意見書きます。

少しだけ、お付き合いください。


自傷行為について

以前、こういう記事を書きました。これを読んだうえで、以下を読んでいただければ、幸いです。

この記事では、自傷行為を食い止めるためには、その人を別の環境に移してあげないといけない、という結論に至りました。私自身も、自傷行為の当事者として、環境を変えることが大切ではないか、と思っています。



「自分を大切にしなさい」という詭弁

多くの大人が、「自分を大切にしなさい」ということを、子どもに言います。しかし、これは、大人が上から目線に語っているように感じています。

そもそも、子どもが自分を大切にできないのは、「自分を大切にしてもらえている実感がないから」です。威圧的に関わられたり、頑張ったことを無視されたりけなされたり、自分以外の何かを異常に可愛がったり。そういう状況、環境にいれば、自分のことを大切にする、ということはできるはずがありません。

そして、最終的に、自分を大切にできるのは、自分しかいません。自分にしかできないことを、他人に言われる筋合いはないはずです。それは、ただの他人だけじゃなくて、教師でも、親でも同じです。

もちろん、親や大人から大切にされることは嬉しいことです。でも、いつかは、自分で自分を大切にしなければなりません。だったら私は「自分のことなんて大切にしなくてもいい」と思っています。

親子という呪縛のような関係で苦しんでいる方に、私は「自分のことを大切にしてほしい」なんて、言えるはずがありません。児相や警察ですら解決が難しいことを、一個人が解決することができるはずもありません。無責任かもしれませんが、他人の人生に口出しできるほど、私は偉い人間でもありませんから。



戦っても逃げてもいい。自分の人生だから。

自分の人生の舵を握っているのは、自分です。だったら、面舵一杯、自分が危険な荒波に向かって命を懸けて戦ってもいい。取舵一杯、安全な潮流に身を任せてもいい。その場にいてもいいし、命を捨てて流されに行ってもいい。それは全て自分の人生なのですから、自分で選べばいいのです。


正直な話、だれが自傷行為をしたとしても、私はその人をすぐに助けることはできないし、極端に言えば、私は「死にたきゃ死ねばいい」くらいに思っています。冷酷な考え方のように感じるかもしれませんが、自分の人生に苦しんでいる人に「自分を大切にして」などと言って、生き辛い人生を長くして、余計に苦しむ姿を見続けることの方が、私にとって残酷な行為だと思っています。


最後に決めるのは、自分しかいません。未来を変えるのも、自分。自分の行動が、自分を良くも悪くもします。それは、全て自分の勝手です。好き勝手に生きていいんです。

私は、ひたすら逃げ続けた人生でした。怖いことからも、辛いことからも、苦手なことからも逃げ続けて、無難に当たり障りのないよう、何事も起きないよう、気を付けて人生を送ってきました。でも、こうして何とか生きています。

それが、「何か違うな」って思ったからこそ、今こういう風に記事を書いたり、発信をしたりしているのかもしれません。



もし、厚かましくも、自身の境遇に悩んでいる人に、1つアドバイスすることができるなら、「自分のことは、大切にしなくていい。好きなように生きたらいい。自分が納得しているならそれでいい。ただ、私は見守っておくから。」と言いたい。

しかし、「大切にしなくていい」と言ったものの、あなたが少しでも前を向いて歩いていけるなら、それに越したことはないと思っています。最後まで、見守らせてください。



終わりに

最後に、コブクロの「新しい場所」という曲の歌詞を抜粋して終わりたいと思います。私の大好きな曲です。

辛い思いをしてきた私たち。だからこその”強さ”がある。そう信じて、明日からも、せっせと生きたいと思っています。



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