資金調達を実施して見えた「LXの使命」と「人生をかけてやりたいこと」#金谷のつぶやき
みなさんこんにちは。LX DESIGN代表の金谷です。今月から「#金谷のつぶやき」として組織づくりや会社経営にかかわっていて思うことをnoteに公開していきます。
2024年3月18日、グローバル・ブレイン、グロービス(G-STARTUPファンド)、MTG Ventures、複数のエンジェル投資家より資金調達を実施しました。
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今日は資金調達を受けて感じた「LXの使命」や「人生をかけてやりたいこと」についてnoteに書いていこうと思います。
資金調達の何がめでたいのか。「おめでとう」に込められた意味を考えてみる
連日ありがたくも多くの皆さまから、資金調達を受けて「おめでとうございます!」とメッセージをいただきます。
では資金調達の何がめでたいのでしょうか。「おめでとう」に含まれている意味を考えてみました。
僕は、すべての「おめでとう」が「これからがんばってください」の裏返しだと思っています。「卒業おめでとう」には「次のステージがんばってください」の意味が込められているし、「受賞おめでとう」には、「受賞をきっかけにさらなる社会的インパクトの創出をがんばってください」というメッセージが含まれていると思うんです。
今回僕やLXにかけていただいている「おめでとう」の意味も同じで、「みんなで学校教育のアップデートにがんばって取り組んでね」という意味が込められていると考えます。
LXの期待と使命は「教育業界のアップデート」
長い時間をかけて誰も解決できなかった学校教育のアップデート。このテーマに取り組む際、僕・社内のメンバーだけでは絶対に成し遂げられません…
学校現場には100万人の先生がいて、保護者・生徒まで含めると年間3,000万人の人がかかわっています。LXがいくら良いスタートアップとはいえ、せいぜい数十人で、何千万人を動かせたら話は簡単なわけです。だから僕は、「ひとり・数十人では動かせない業界に立ち向かうこと」を心に決めて、2018年に創業しました。
100万人の学校の先生方に、どう新しいつながりをつくってもらい、どうプレッシャーから解放して、あたたかい心で過ごしてもらうにはどうしたら良いかについて創業当時から向き合っています。そういう意味で今回「応援します!」と言って入ってくれたファンド・個人・組織の方々が、またその輪をつくってくれることに対して心から嬉しい気持ちでいっぱいです。
人生をかけてやりたいことは外部人材の活用ではなく、“文化の創造”
最近は取材を受ける機会も増えました。対話を深める中で「人生をかけて金谷さんは外部人材の活用をやりたかったんですか?」と聞いてくださる方がいらっしゃいます。
答えは「NO」です。そんなことは起業当初から1mmも思ってもいませんでした。僕がやりたかったかったことは、「つながりと学びの中で、人々の人生が豊かになっていく、その可能性に尽くし、文化をつくること」です。
僕は、学校教育のアップデートに取り組む人がもっと増えてほしいと願っています。
例えばひとつの小学校で、野球を知っている人がひとりだけいるよりも、野球が大好きな人が何百人もいる方が絶対に強いし、野球としても美しいはずなんですよね。そういうことを考えると、僕らがこのマーケットに取り組むことによって「別のアングルや若い世代の方々が、異なる発想で学校教育のアップデートに取り組んでくれるような未来をつくること」が僕たちがやるべき“文化の創造”であると思っています。
“つながりと学びの中で、人々の人生が豊かになる文化の創造”を目指し、まず僕たちは「外部人材の活用のDX」を皮切りに、「採用プロセス」と「コミュニティ」の改善に取り組んで参ります。