レポート「生徒が語る!高校最前線:違いを味わう特色ある学び」
最先端の学びや長野県に継承されている実践に触れるイベント、「プレーヤーズコネクト2021」。
今回は1日目に開催した「生徒が語る!高校最前線:違いを味わう特色ある学び」のレポートをお届けします。
これから高校に進学する中学生、現役高校生はもちろん、大人にとっても学生たちが現在どのような学びに触れながら成長しているのか、多くの発見があったセッションとなりました。
プログラムの概要
2021年12月18日 11:15~12:45
■生徒が語る!高校最前線:違いを味わう特色ある学び
登壇者:廣田昌彦(長野県教育委員会事務局学びの改革支援課教育幹)、ゆでたかの(長野県住みます芸人)、長野県上田高等学校生徒、長野県須坂高等学校生徒、長野県白馬高等学校生徒、学校法人奈良育英学園 育英西中学校・高等学校
今の高校の学びは、地域や多様なステークホルダーとの連携など、高校の中に留まらない様々な形で展開されています。
文化、環境、立場など沢山の違いを持つ人と連携しながら展開する学びは、まさに「違いを味わう」そのもの。
様々な探究活動に取り組む長野県上田高等学校、地域と協働した学びを実践している長野県白馬高等学校、グローバルに学ぶ長野県須坂高等学校、女子校では日本初となる国際バカロレアミドルイヤーズプログラム(MYP)認定校となった学校法人奈良育英学園 育英西中学校・高等学校が登壇。
どのような学びで、そこから何を感じ、何を得られているのか、実際に取り組まれている生徒たちが語ってくれました。
当日のハイライト
上田高校プレゼン
● 個人個人がテーマを設定し、探究活動を行う。
● 今回発表してくれたのは、それぞれ金沢泉丘高校との生徒限定匿名オンラインチャットサービス、上田市海野町商店街の活性化活動、多文化共生社会の促進のための異文化理解のプロジェクトに励む生徒
● 「出会う機会は成長の機会」
白馬高校プレゼン
● 教科横断型の課題解決学習に取り組む。
● 今回発表してくれたのは、それぞれさまざまなイベントに参加してインプットに励む1年生、ペットボトルを使わないためのマイボトルプロジェクトを進める2年生、地域を盛り上げるため「地域応援SKYフェス」を開催した3年生
● 「自ら動くことの大切さを学んだ」
須坂高校プレゼン
● 信州に根ざしたグローバルな学びを推進する
● 台湾の高校との交流、須坂アカデミックチャレンジなど、英語力を鍛え、交流してきたことを発表
● 「発音や聞き取りの難しさを感じつつ、言語の違いを乗り越え、自信がついた。」
育英西中学・高等学校
● 探求学習(シナジータイム)を独自に設定。
● 「大学は研究機関。研究を目的に大学へ」何の研究に没頭するかを高校時代に得ることが大事
● 「答えのみつからない問いにぶち当たる→それを研究するのが大学」
(登壇内容一部抜粋)
参加者からの声
当日視聴された方々からも、多くの反響をいただいたのでその一部をご紹介します。
・高校から大学に進学すると、高校までの経験がぷっつりとぶつ切りになることもありますよね。こんなに素晴らしいプレゼンと経験をぜひ、大学で継続っていうだけでなく、中学生や地域へ自分だけの経験を拡げて欲しいですね。
・自分が高校生の頃は、特に思い当たる活動は無かったですが、生徒さんが学外と精力的に関わる活動をしている事を初めて知りました。また、生徒さんの話だけでなく、なぜ大学に行くかという問いについて印象に残りました。
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