農業

自分は基本的に働くのが嫌いです。
出来ることなら働かずに、損もなくお金が入る仕組みがあればいいのになぁと思います。
とりとめのない話です。

26歳から農業を始め、10年弱。
親から経営権が移って3年目。
見えてきたものは、発展性のない地域の農業と、死ぬまで農業を続けなければいけないという考えの現役世代と、出る杭は打たれる農村の姿でした。

資本主義のなかで社会主義やってるようなもんだ。

なぜ田んぼがきれいなのか考えてみましょう。
先祖代々の土地を守らなければいけないから?
地域の人から認められるため?

稼ぐためでしょう。経営のために。自分の収入のために。
都会の夜景がきれいなのと一緒。
その光の中で働いている人がいる。
それだけのことなのに。


なーんて言ってますけど、利益追求人間ではありません。
そんなに農業で10億とか稼ぐ気もないですし。
やりたいことをやれる資金が稼げるだけの金額が稼げればいいです。

国の食糧安定を考えて農業はしたくありません。
地域の、目に届く人たちから食の不安をなくし、食の豊かさを提供し、
「ちょっと頑張ってチャレンジしてみようかな」の原動力になれるような生産体制を作っていきたい。

「地域の食卓を地域の農地で」ってできればなんかかっこいいかな。
そのために田んぼという「農地」を集約しています。
コメだけ食べてても生きていけるけど、コメだけあってもつまらない。
なんか作りたいながあれば、いいじゃんやっちゃえばでいけるようなやつ。

利益を追求したいわけではないが、利益がないと回らない。
思想がないわけではないが、こり固まれば貧窮する。
間とっていいとこどりしていきたいですね。


あー、ぐうの音も出ないほどの正論をぶちまけるAIできないかなー。


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