インナーチャイルドを癒しても意味がない?
この記事ではインナーチャイルドを癒すことに意味があるのか、について解説していきたいと思います。
インナーチャイルドを癒す目的
インナーチャイルドを癒す目的は、自分の子供の頃の思い込みを解放し、より良い未来を手に入れることです。
子供の頃の思い込みとは
私はこの「子供の頃の思い込み」を子供の頃の心の傷と表現しています。
傷つく必要なんてなかった状況に対し、小さな子供だから故に勘違いをして傷ついてしまった、という場合が多いです。
例えば、2歳の頃に熱いカップを触ろうとして、お母さんにひどく怒られたとします。
そして怒られたという表面的な事実だけを受け取ってしまい、心の傷を負います。
自分は何をするにも誰かの許可がないと行動してはいけない、という思い込みができてしまう、という感じです。
子供の頃の思い込みを解放する
では子供の頃の思い込みの解放とは何か、このカップの例をつかって解説します。
思い込みができてしまったのはお母さんに怒られたから、です。
しかし、お母さんが怒ったのはあなたを守るためであり、決してあなたを傷つけるためではありません。
こういう経緯を考えず、子供の自分がしていた「自分は何をするにも誰かの許可がないと行動してはいけない」という誤解だけを引きずっている状態にあるので、
経緯を理解して、誤解を解くことで思い込みを解放することができます。
こうすることで、この人から「自分は何をするにも誰かの許可がないと行動してはいけない」という自分ルールが消えるのです。
インナーチャイルドを癒しても意味がない人
ここからはインナーチャイルドを癒しても意味がない人の例を挙げていきます。
他責で自分で行動するつもりが無い人
インナーチャイルドヒーリングが全て解決してくれると思っている人は、インナーチャイルドを癒しても意味がありません。
自分の思い込みを解放することで、新しい可能性が開けていきます。
しかし、そこから未来が好転するかどうかはあなた次第です。
行動なくして、全てインナーチャイルドヒーリングさえ受ければ他には何もしなくて良いという前提の人は、インナーチャイルドを癒してもあまり意味がないと言えます。
悲劇のヒロインでいたい人
「解決したい」といいつつ、問題を抱えて可哀想な私という悲劇のヒロインをやめるつもりがない人も、インナーチャイルドを癒したところで意味がないでしょう。
実話ですが、現状がつらいんですという相談で、結果「セラピーまで受けなければいけない可哀想な自分」を作るために連絡して来られた方もいらっしゃいます。。。(カウンセリングの途中でご本人が自白されました)
コーチングにしろ、セラピーにしろ、こちらは全力で問題解決に専念するため、問題の核になる部分を一緒に突き止めます。
なので、こういった意図は途中で露呈してしまいます。
自分と向き合える人にとってインナーチャイルドを癒すことは有効
自分自身と本気で向き合い、未来を良いものに変えていきたいという強い意志のある方にとって、インナーチャイルドを癒すことには大きな意味があります。
私の本ではインナーチャイルドについて、私の体験談を交えながら、その後の行動の仕方まで含めて解説しています。
Kindle Unlimited もしくはワンコインで読むことができるので、興味のある方は見てみてください。
Thank you for reading!