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多様性を求めて

当然のように、みんながみんな、まったく異なる存在同士。

時代のうねりと共に、価値観が変化し、人が求めるものも大きく変わってきている。あらゆる価値が誕生すれば、あらゆる価値が淘汰されていく。古いものは新しいものを、新しいものは古いものを刺激しあっている。

価値の話を二極化して語るのは野暮ではあるが、異なる価値は互いにその存在を無きものにしようと、行動することがあるように思える。
どちらの価値も、信じこんで目指すところは違えど、その価値に到達するまでの道は同じだったのだから、そんなに感情的にならなくても、案外理解し合えるのではないかと問いたい。

動物や人間、その他にもたくさんの生命がここには存在していて、でもその個体の一つ一人は同じでは全くなく、すべての個体は別物だろうと確信できる。

出生、場所、性別、能力、貧富・・・どんなに似通ったような相手でも、絶対自分とは違うわけで、自分と同じ思いだと考えて相手と接することは避けた方が得策に思える。だって「みんな違ってみんな良い」(金子みすゞ)だから。

この手の話はいろんな人が言っていたり、本でも出版されているが、こうして自分の言葉で書き上げることで、また多様な伝え方に変わるのだろうと思う。

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