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World Chicken Zombies Tour 雑感
超絶急いで帰宅してギリギリ間に合った。
酒を飲む度に感想と熱量が増加していっているのが目に見えて分かる。(最終的にビール2本、コーラハイ3杯)
・巻舌がすげぇー!
・初っ端「ハイ!チャイナ!」ヤバい、ぶち上がる。
・「ロシアン・ハスキー」テンポ速いっ!ハンドマイクチバのカッコ良さ。サングラス外した時の眼光よ。殺し屋じゃん。
・前2曲からの「深く潜れの」緩急よ。超ブルージー。ベースラインのルート弾き?好き。ギターソロの最後のジャッジャーン、ギターの咆哮。
・「バードメン」、音圧が凄い、お客さんも縦ノリ凄い。そりゃ飛びたくもなる。参加してぇ……!チバの表情がバースデーの時と比べ物にならんくらい殺気立ってる。ベースが重たくて腹にずっしり。
・キュウ「こんばんはミッシェルガンエレファントです、ようこそ」
チバ「殺気立ってるね、……ぶっ殺してやる!」
怖いより笑ってしまうのは、バースデーの時の角が取れたチバユウスケを見てるからだろうな。
・「キャンディハウス」、来たよアベさんの鬼リフ。ギュインギュインで粒立っていて本当にマシンガン攻撃みたいだ。あとローアングルとはいえ、脚長すぎな。
・「flash silver bus」、ブルースハープ……!私チバユウスケのブルースハープ好き。性癖歪まされたから。もうロック聴きすぎて訳わかんなくなってるけど、ガレージだけどポップ。不思議感覚。ウエノさんのアクセントの部分でぶんっとなる動きいい。
・「sweet MONACO」、ハンドマイク続くね。
キュウちゃんの安定感が半端ない、体幹鍛えられてるのに加えて技術があるんだろうなってのが素人耳でも分かる。間奏の演奏がゴリゴリで耳破壊されかけた。私が音量落とせよ。
・「VIBE ON!」みたいな音程無視の叫ぶ系、聴いてるだけでもこちらも叫びたくなる。リズムと動きの揃い方がハマっていてより乗っかりたくなる。
・キュウ「今日から2月なんだけど別にどうってことはないです。」
チバ「特に何も言うこともないけれどぉ……赤い坂と書いてBLITZ。
赤坂BLITZで飲んだくれて頂戴!」
・なんかいい感じのMCからのちょいダウナーな「ギヴ・ザ・ガロン」。速い曲だけじゃなくてこの手の重くてのっぺりした曲もミッシェルは強い。暗くなり過ぎず、程よくダークさを残つつロックの爽快さを見せてくる。幸せに踊れよ。
・「ゲット・アップ・ルーシー」への繋ぎが自然で美しい。もう名曲過ぎて何も言うこと無いんだが?……コーラス、全員でやるんだ。
それにしても嗄れ声に巻舌なんて一聴したら聴きづらいのでは?というチバの歌声は一貫して「歌詞が聞き取りやすい」。演奏や歌詞の世界観はもちろん、歌い方にも人一倍こだわっていた事が想像にかたくない。
・「ロマンチック」、ちゃんと聴くとサビっぽいところが割と音数多め重ためだったのかと再確認。ウエノさんの腰を落として弾く姿、輩っぽさあってときめく。アウトロのセッション的に弾き叩き殴っているの脳みそぐちゃぐちゃにされる。最高。これこそライブの醍醐味。(ここで2本目のビールが終了)
・「マングース」へのギターカッティングの繋ぎもまた良き。綿密に計算されてるような、セッションとして繋がってるような、絶妙なライン。
殺気立っていた雰囲気がちょっと緩和された……気がする。チバとキュウちゃんのボーカルとコーラスの相性たるや。
・キュウ「別に話す事はないです」
チバ「あの今日からFebruaryですよ」……内容がないよう。
・2階から飛んだら人が死ぬけどそれはそれでいいよの無責任発言、演奏とキャラクター、MCの内容が支離滅裂で笑っちゃう。
・……そこからの「ブギー」ですか。激重。私のイヤホンの影響かもしれないけどベースがかなりずっしり強め。アベさんのギターは前半手数少ないような動きに見せて実に繊細に動いてる。ドラムはスネア鋭く叩いてるように見てる。各々が各々の役割を果たして1曲が完成してる。CDの音源でも馬鹿ほど良いのにライブは天地がひっくり返るほど。今地獄に落ちたら天国だと思う。
・「ブギー」のアウトロアレンジからの「サニー・サイド・リバー」。とにかくミッシェル、曲間の繋ぎが自然でドキドキする。そう来るかと。
これもAメロのカッティングがいいなぁ、改めて好きだと気づく。そもそも「CHICKEN SOMBIES」好きだからな。捨て曲というものが一切ない。
・「ブロンズ・マスター」、空が近いで空を指差すチバ。相変わらず軽い感じでリズムをキュウちゃんにそろそろ狂気を覚え始める。パッと見で息上がってる感じが無さすぎてどうなっとんのと思う。そもそも全員余裕ある雰囲気で強者感が半端ない。
・「君に会いに行こう」、またまたハンドマイクだ!
こういうパブロック的なミッシェルの楽曲は大好物。ぴょんぴょん飛ぶウエノコウジ。ギターを立てて引き殴るアベフトシ。後半のテンポアップ、見所しかない。
・キュウ「見渡すとこの建物非常口多すぎるよね」
チバ「プレハブなんだよね……プレハブってなんだ?」……えぇ?
建築物の一部又は全ての部材をあらかじめ工場で製作し、建築現場で建物として組み立てる建築工法である。
・「why do you want to shake」、歌い始め前にマイクをシェイクするチバのエロさ。そして照明もピンク。しかし曲はごりごりの8ビートに細かいリフの乗るロック。
・「スピーカー」、ohとかwow系の単語を歌う時に大きく口を開けるチバが好きなんですよね。カラオケで歌う時もつい真似するんだけど、発声が似た感じになるから多分なにか理論があるんだと思う。……知らんけど。
・The Understandのカバー「teenage kicks」、チバの歌う英詩は新鮮だ。何語で歌ってもカッケェって私言う自信ある。演奏もバチバチのパンクス、この人たち職人だから何でも出来るんだろうな。そう思わせる。
・「CISCO」!!!!!!!!!!!ユニゾンとシスコと叫ぶこの瞬間がエクスタシー。うわぁ……これはライブで体感したかった。本当に。
・「I've never been you」でサクッと本編終わらす潔さよ。
・アベ「うるせぇシバくぞボケが!」
・「あんたのどれいのままでいい」、ルースターズ感があると勝手に思ってる曲。メロディとか歌詞の感じとかかな?技術よりもシンプルにロックって感じもよりそう感じさせるのかも。しかし何だろう、Tシャツ新鮮。
・「ブラック・タンバリン」、こういうどストレートなのがね。堪らないす。3年経っても兆しが見られない私にとっちゃね。
・「オートマチック」。アンコールがどストレートロックだ。そして鬼神社、ありがとうございます。今年も良い年になりそうです。……今日からFebruaryだけど。
・言われたからちゃんとアンコールするお客さん、素直。そしてすぐ出てくるミッシェルも素直。
・「カルチャー」がテンポアップしてて一瞬どの曲か分からなかったぞ!あとこれもハンドマイクだったのか。ミッシェルの時はバースデーに比べてボーカル専念の曲多かったんだな。マイクスタンド馬鹿高く上げてるチバ、イカしてる。がならくても良い声だよなぁ……今の歳になってバラードなんか歌ってたらどうなってたんだろう。考えたら寂しくなっちゃった。
・「Baby,please go home」、最後はこのくらいアップテンポでポップ曲が気持ちいい。ミッシェルは個が立っていると見せかけて全員が向く方向が揃っているのが良い所だなぁと再確認。
だからこそ誰かが新しい事を始めようとすると自然に綻びが生まれたんだろうなぁ……それがバンドの美しさと儚さだと思う。
フルのライブ映像を見るのは初だったけど、あまりに殺気立っていて奮い立つし、現場にいたら武者震いしてたろうなってくらいヒリヒリしていた。
また次何か配信あるのかな……ミッシェルは覚悟を持って見なきゃいけないな。