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IN THE WIND
Xでパブサしてたらこんなポストが目に入った。
なんと!まさかこの組み合わせを見る日がこようとは全くもって想像してなかったぞ、元ブイヲタとして。
自己紹介の投稿の際に記していたが、私は長らくV6ファンであった。記憶の限り小学3年生辺りからは意識して見ていた。「学校へ行こう!」ど真ん中世代、未成年の主張とか自分の学校に来ないかなぁって思ってたもん。
特に岡田くんが好きで、少ない小遣いでアイドル雑誌やら中古CD(8cmシングルとかいう懐かしいやつ)を買ってオタ活してた。当時はオタ活なんて言葉なかったな、あれの事なんて呼んでたんだろう……
ドラマにメンバーが出てるとなれば録画してでも全て見ていたのだが、特に1番好きだったのが「木更津キャッツアイ」。ちょっと人生狂わされたと思う。軽いノリの中に「死」という重いテーマが乗ってる、よくよく考えたらすごいドラマだ。小学6年生の私は何を思って見てたんだろう。
ただ真昼間からビール飲んでたり、Sex pistols聴いてたり(ぶっさんの着メロが「アナーキー・イン・ザ・U.K.」)と薄ら今の自分に繋がってるのが恐ろしい。素質あったんだな。
そしてV6を追い掛けていた事により例の「t.A.T.u.事件」にもお茶の間で立ち会うことになる。「COSMIC RESCUE」のリリースでMステ出てたからたまたま見ており、それが無かったら伝説のミッシェルの生演奏をオンタイムで見れなかった。運が良く、縁があったもんだ。
そうやってしっかり追いつつV6は結成10周年になり、私は人生初のコンサート、そして握手会に行く事になる。忘れもしない高校1年生の秋、仙台市体育館。
バンドのライブやハロプロのコンサートに現役で行ってるけど、ジャニーズのコンサートってもう1つのエンタメとして成り立っているんだよね。演出しかり、照明しかり、間合いしかり。
今はもうオタ卒してるからどうこう言えないけどジャニーズ……今はSTARTOか、1公演で観ていて胸踊る舞台演出とかエンターテイメントとして完成されてるから興味があってチケットが取れた方は是非生で体感して頂きたい。
翌日は握手会。
人生初の初の握手会がV6って私贅沢過ぎでは?と今なら思う。「musicmind」を買ったら必ず握手出来るという相当大規模な催し故に何時間も待ったけど、生で見た時の興奮たるや!待った時間なんてなかったレベルのアドレナリン上昇だったと思う。何より本物はみんな全員揃ってキラキラしてたし、肌質良い。推していた岡田くんに関しては当時「ほぼ彫刻だった」と回りに吹聴していた。本当なんだって。
そしてカミセン寄りだったのにトニセンの兄さんの色気にやられ、それ以降どんどん年上にやられるようになっていったから、ある意味ここも人生の転換期である。
以降もゆるやかに追い掛けつつ、偶然、とある雑誌にて健ちゃんがピロウズの話題を出していたのだ。
その更に前、BUMP OF CHICKENがピロウズを尊敬していて「ハイブリッド レインボウ」という曲でトリビュートアルバムに参加していたという知識があり、これはピロウズ聴かねばならん!となった高校1年の終わり〜2年の初め。
V6はコンサートも見れたし握手会も行けたしで大満足と思っていた私はまんまとピロウズにハマり、2006年、私はバスターズへと転身したのである。ありがとう三宅健、ピロウズに出会わせてくれて。もう人生の半分ピロウズに預けてます。
その後まさかの楽曲提供があったりしてニヤニヤしつつ、ジャニーズの中ではV6が1番だよねぇなんて思っていた。
解散の時も、今の事務所の諸々を見ていればこれほど美しい大団円のような終わり方もないだろう、というくらい素晴らしいラストだったと思う。
そんな青春時代のアイドルが、今好きなアイドルと共演するという思ってもみなかったミラクルが今日起こった。人生何があるか分からない。
最後に私が個人的に好きなV6のシングル曲のMVを。
当時は何の気なしに「この曲のメロディ好き」と思っていたのが、SING LIKE TALKINGの佐藤竹善さんの作曲だと26歳過ぎに知った時に、やっぱ私素質あったんだなと思ったものである。