前を向いて進む。
下でも後ろでもなく、前を向いて生きようなんて当たり前すぎて、何を今さら、というかんじもするが。
すーっと、腹落ちするものがあったので。
きっかけは、ミヒャエル・エンデ 「モモ」
社会人になってからというもの、"今"をどう満足させるかをすごく考えていた。
というのも、学生時代、とくにインターン以降は「社会人になったときに、少しでも役に立つ考え方、働き方を身につける」一心で、未来のため、将来の自分のために時間をつかっていた。
だから、いざ社会人になったとき、"今"を充実させられないことにあせり、日々がうまくいかないことに落ち込み、空回りした。
学生のときのあのワクワクした感じは、どこにいってしまったのかと、つらくなった。
ほんとうはいまの瞬間なんてぜんぜんなくて、あるのは過去と未来だけじゃないのかなあ。
すっと、すくわれるような気持ちになった。
"現在"というのは、過去と未来の区切りでしかないのか、と。
"今を満足させないと"と思っていたが、
満足して生きるってなんだ?と、言語化はできていなかった。
今この瞬間というものは実際はなくて、
-思い出(=過去)を積み上げる
-未来に役に立つものを積み上げる
この2つにわかれて、"今"を生きるということはできないのだろう。
学生のときのあのワクワク感は、
未来への希望を積み上げる時間で。
ならば。
社会人になっても、また変わらずに未来に向けて時間を積み上げてみようと思う。
それが、きっと社会人になった今を満足させることにつながる。
見据える未来は、
5秒先であり、
3日先であり、
10年先だと思う。
未来にむけた時間の使い方
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前向きな時間の使い方
次々に流れてくる未来を、前を向いて進む。