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#4 人生を変えたフィンランドへ行くきっかけ〜サインからの布石〜

講演会が終わって、買ってきたひろしさんの「森のように生きる」の本を一気読みした

森のリトリートの体験者の内容が書かれていて、中でも経営者が多く、あらゆる重責による心理的、肉体的なダメージを持っていた話、そして森からサイン(気づき)を受け取って現実を変えた話など。

森リトでは1人1人にくるサインは違うけど、私はこう感じた。

森のサインは自分の認識できていない潜在意識の声なのではないかと。

自分の本当の望み、まだ気づいていないメッセージ 塞いで蓋をして押し殺している感情

表面に上がってこない潜在意識を森が教えてくれるのではないか。

私はそれまでに、潜在意識を意識化する方法など学んでいたから、自分の奥の感情などは現象から読み取れていた。でも潜在意識は深い。頭では決してわからない領域がある。その感じとれない部分を森が教えてくれるのかも…

そして、こんなような内容もあった。

「また辛い事が起きたとしても、あの時の森を思い出せば大丈夫。」

先日のひろしさんの「自分の中に森が在る」と言う言葉を思い出した。

森のリトリートは国内でもいくつかの場所で開催されるが、定員6名だからすぐ埋まる(リピーターも多いので)

案内には8月にフィンランドで初開催とあった。

フィンランド!サンタクロース!そしてムーミン!

8月なら退院して3ヶ月くらいになるから体力的にも回復できているだろう。


森のリトリートをフィンランドに選んだのは

海外いろいろ行っているが、北欧は行った事がないので興味が湧いた

初開催であること(皆んなが未経験。何がおきるかわならない。安心より冒険がワクワクするから)

そして1番の理由は、初めての森が自分の中に存在するようになるとしたら、フィンランドの森が自分の中に居続けるなんて素敵だと思ったから

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それにしても、、、

ひろしさんの目、誰かに似ているんだよね〜〜(目の形とかではなく、心の窓としての目)

森のサインからの布石

あーー!そうか、ひろしさんの目は、N先生か!

小学校4年生の時、1年間だけ担任をしてくれた先生。(2年毎だったが3年生の時の担任が定年退職した為、1年だけN先生が担任になった)

そう言えば、N先生はその1年で私を開花させた人だ

N先生は誰の事も褒めない。誰の事も特別扱いしない。

その1年勉強したかな?と思うほど、毎月誕生会、発表会、教室で出店、夏休みは女子8人を連れて登山(お願いした) 学校の体育はスキーだったが、冬休みはスケート場にも連れて行ってくれた。教室でグッピーも育てた。

何故開花したかと言うと、何かをやる時は全て生徒の企画、運営に任せ、事ある毎に1分スピーチ、3分スピーチ、自分の感想を発表する。人の話も聞いていないと被る可能性もあるから、聞くこと、話す事両方が鍛えられた。

おかげで人前で話す抵抗もなく、短いスピーチは体内時計でぴったり終わる

3年生までは、やりたい事も皆んなに合わせたり、自分は主役ではないなと思っていたと思う。

4年生での開花を期に、リーダー意欲も増し6年生では放送委員長や児童会会長にもなった。

あーー、そうかーー、そうだったんだ。

N先生という存在に依存する事なく、自分自身の力を引き出して貰っていたんだとわかった。

実はN先生とは10年くらい前に犬の散歩をしていた時にばったり会っている。

定年退職してもう10年だと言うが全然歳を感じなく、当時と同じような軽快な歩き方だった。

私が今どうしているか自分で話したら、「へ〜、そう〜」と温かい目で見て、

先生は今でも山登りとかしているんですか?と聞いたら、「今はコレ」と肩にかけている絵を指さした。

何だかまた会える気がしたので、いろいろ聞かずではまた。と言って歩き出したら、先生が振り返って

「その子は何て言うの?」

「バロンです」

「バロン君またね」

そうだ、私この先生のこういうところ好きだったなと思った。

今度会った時はきっと、

「バロン君今日も元気だね」と話かけてくれるだろう。

相手が言って欲しい言葉より、大事にしているものを感じて自然に接する人。


その後は私も引っ越しをして会う事はなかったけど、

思い出した事によって、あれ、もしかして私、

実はN先生みたいな人になりたいのかも…と急に思いだした。


ここまで読んで頂きありがとうございます!

フィンランドに行くきっかけだけで、あらゆる場面もあわせて長く書いていますが簡単に伝えられない理由があって、それは森からサインを受ける前に、もうここまでの話の中には、サインからの布石がいくつか打たれているのです。

それまでの私に起きていたことも、

出逢いから、リンクして思い出していく作業も、

全て、気づき感じるように。

この先も、全部繋がっている事を感じながら読んでいただければと思います。

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