【チェス】シュリーマン・ディフェンス探検隊　その１

対局の流れ

ゲスト　ー　ルージン

1. e4 e5
2. Nf3 Nc6
3. Bb5 f5
4. Nc3 fxe4
5. Nxe4 Nf6
6. d3 d6
7. O-O Be7
8. h3 O-O
9. Re1 Bd7
10. d4 exd4
11. Bxc6 Bxc6
12. Nxf6+ Bxf6
13. Nxd4 Bh4
14. g3 Bf6
15. Ne6 Qd7
16. Nxf8 Qxh3
17. f3 Qxg3+
18. Kf1 Bb5+
19. Re2 Bh4
20. Be3 Bxe2+
21. Qxe2 Rxf8
22. Bf2 Qh3+
23. Ke1 Bxf2+
24. Qxf2 Qxf3
25. Qxf3 Rxf3
26. Ke2 Rf6
27. Re1 Kf7
28. Kd2 h5
29. Rh1 g6
30. Kd3 Kg7
31. Ke4 Kh6
32. c4 Rf2
33. Kd5 Rxb2
34. Ke6 Rxa2
35. Kd7 Rc2
36. Kxc7 Rxc4+
37. Kxb7 d5
38. Kxa7 d4
39. Kb6 d3
40. Kb5 Rd4
41. Kc5 Rd8
42. Kc4 d2
43. Rd1 h4
44. Kc3 Kh5
45. Rxd2 Rxd2
46. Kxd2 h3
47. Ke2 h2
48. Kf2 h1=Q
49. Kg3 Qe4
50. Kh3 Qe3+
51. Kg2 Kg4
52. Kf1 Qd2
53. Kg1 Kg3
54. Kf1 Qf2#
0-1

……

白は4.Nc3と指してきました。

4.Nc3

他にはd3やd4などがあるようです。
お互いキャスリングしてから、10.d4で戦いが始まりました。

少し進んで、ハイライトはこの場面。

15.Ne6

白15手目、鮮やかなナイトフォークが決まった場面
……ですが、ここではNxc6とビショップを取りつつ黒のダブルポーンを作るのがよい、とCPUさん。

一瞬ヒヤッとしましたが、黒には狙いがありました。

15. … Qd7

ルークを取るならQxh3で次にメイトですよ、という手。
本譜もそのように進みました。

黒、白のキングを追い詰めつつルークをピンして勝利は目前、と思ったのですが、次の手が大悪手でした。

19. … Bh4

19. … Bh4は次にQf2のチェックメイトを狙った手だったのですが、ここで
白にQd5+（チェックとビショップ取りのダブルアタック）とされると攻めの要を失ってしまい大失敗です。
幸い相手は気づかなかったようです。

駒を清算してルークエンディングへ。

27.Re1

黒27手目はKf7ではなくRe6+と、白キングとルークが一直線になったところでルーク交換を迫った方がもっと楽だったと思います。

あとはポーンの数の差で勝ち。

……

【結論】
もっと深く読みましょう。

次回もよろしくお願いします！