"英語版簿記3級" BATIC(国際会計検定)【資格勉強法】
みなさんステイホーム楽しんでますかー?
資格マニアの自分としては、ステイホームを活かして2020年は簿記2級とBATIC(国際会計検定)Subject1(400点)という資格を取得することができました。
BATIC(国際会計検定)とは
グローバルなビジネスシーンに不可欠な英語力と国際会計スキルを同時に測る検定試験です(出典:東京商工会議所HP)
ざっくり言えば英語版の簿記3級って感じですね。
で、僕は簿記3級のおさらいをしながらBATICの勉強をしたところ、理解度も効率も良かったので、このやり方をご紹介したいと思います。
なぜ簿記3級とBATICの同時勉強か
なんでもかんでも英語でノートを取るということに取り組んでいる一環で、なんとなく簿記を英語で勉強してみようと思ったわけです。
すこし勉強してみると、次のようなメリットに気づいたのです。
①簿記の仕組みは英語のほうが理解しやすい
(そもそもが強引に日本語に直訳している)
②英語で計算練習するとスピードが上がる
(反復練習が必要な簿記にぴったり)
たとえば英語の勘定科目をいくつか挙げるとこんな感じ。どうです?
こんなん日本語で練習したら、計算練習じゃなくて漢字練習ですよ(笑)
・現金⇒ cash
・売上⇒ sales
・売掛金⇒ accounts receivable (練習ではacc r.やA/Rと略して書いてます)
・買掛金⇒ accounts payable (acc p.やA/Pと略す)
・受取手形⇒notes receivable (notes r.やN/Rと略す)
・支払手形⇒ notes payable (notes p.やN/Pと略す)
・減価償却費⇒ depreciation expense (dep費と略す)
・減価償却累計額⇒ accumulated depreciation (depるいと略す)
簿記3級とBATICの同時勉強で使う教材
・なんでもいいので簿記3級のテキスト(自分の場合はこれ)
・BATIC過去問題集
・BATIC公式テキスト
簿記3級とBATICの同時勉強のやりかた
①簿記3級のテキストをひたすら英訳しながら学習
急がば回れ。初めのページについてる勘定科目一覧から始まり、計算の例題とかテキストのもろもろをすべて英訳していきましょう。
「勘定科目 英語」とかでググると、一覧になってるページが見つかるかと思います。
②BATICの過去問に挑戦
問題集とかいらない!いきなり過去問を1冊やりましょう。
時間はかかると思いますが、①のテキスト英訳をしっかりやっていれば、勘定科目の英語で迷うことは少ないはず。むしろ計算方法(減価償却とか)が簿記3級と傾向が違うので、その辺で苦戦すると思います。解説をよく読みましょう。
③BATICのテキストを通読
過去問をやって独特な計算方法に気づいたら、初めてテキストを開きましょう。最初から通読をして、計算方法や会計理論を学んでいきましょう。
④時間が許す限り過去問を繰り返す
あとはセオリー通り、過去問を何周でもしましょう。
僕は3周半ほど回したところ、(400点中)400点満点を獲得しました!
ステイホームをポジティブに!
どうせ出かけられないなら、今のうちに資格勉強しちゃいましょう(^^)