創業メンバーだった僕が会社をやめました。
皆さまこんにちは。
あらいるいと申します。
今日はざーーっくりこんな話を書きたいと思ってます。
1.改めましての自己紹介。経緯とかも。
2.楽天社に買収されたLOB創業メンバーの私が会社を卒業しました。その心は?
3.今後何をしていくのか
自己紹介(ここは興味ある方だけ読んでください)
1989年12月31日生まれの28歳(今年29)。新卒は株式会社セプテーニというWeb専業の広告代理店。3年弱国内、2年弱サンフランシスコ/韓国/日本を転々とするという形でマーケに従事してました。
その後、LOB社を創業した代表の竹林さんと出会い、ともに会社を創っていくこととなりました。(現在もですが、僕も彼もバスケをやっており、同じクラブチームに在籍しています)
最初は、一緒にスポーツ事業をやろう!という意気込みではじめてはみたものの、マーケットの知見も人脈も資産もない僕らには大きすぎるというか厚過ぎるというか、壁でした。かなり業界の体質として、スタートアップが入り込みづらい印象が未だに強いです。
そこからピボットして、いくつかは事業をはじめては潰して、はじめては潰して、の連続でした。当時のことを思い出すと、ヒリつくような時期も多々ありました。いやー毎日しんどいわぁ、、、みたいなときもありましたね・・・w(ここらへんの話はLOB時代に書いたブログに載ってるかもです)
なんやかんやで、先日リリースがありましたが、LOB社は楽天に買収されました。
そして、創業メンバーの私が会社を卒業しました。その心は?
(僕自身の心のうちをぶっちゃけたいなと思います。ちょっと緊張してます)
まさか初めての起業でバイアウトするなんて、そしてアドテク事業開始して半年ちょっとでメンバーも2人から30人を超える規模になるだなんて、当時は思ってもいませんでしたし、まさかアドテクを自分らが(また)やるだなんて思ってもみなかったんですが、諸々のご縁があり、このリリースにまで至りました。
正直、ちゃんとディールがdoneされたときは、なんとも言えなかったです。率直に嬉しくもあり、ここからがようやくスタートだ!という意識があったのも、それはそれで間違いないことです。
しかし、僕にとっては、人生を考え直す一つのきっかけにもなりました。
加えて、当時お付き合いさせていただいていた女性と婚約をして、こんな僕でも家族を作っていくことが出来るのだと、嬉しく思うタイミングでもありました。(先日入籍しました)
- 将来どう生きていきたいんだろう?
- やっぱり最終的にやりたいことはスポーツのこと(ライフワークとしてでも)
- でも、最近やってみたいなぁと思うことがたくさん溢れ出てきてしまう
- 奥さんがいて、きっと子どもたちがいて。これから違う未来になっていく。
今のままでいいのか?
僕はここにいて、自分がやりたいと心から思えることはやれるのか?
そう思っていました。
そして同時に、自分は何かで一番じゃない、ということに対しての焦りを感じていました。確かに、いろんなクライアント様(代理店や広告主)に対して、広告運用に関することだけではなく、事業・経営に関するコンサルティングもさせていただく機会もありました。
が、やっぱり仕事をしていく中で、自分は極めて凡人であるということ、一部の天才たちに追い付き追い越すには数倍以上の努力をしなければならないということを自覚させられるシーンもよくありました。
でも、そんなんじゃ人生満足できないじゃん、せっかく勝負するなら勝ちたいじゃん、と。
基本的な思考回路がたぶん脳筋なので、わかりやすく勝ち負けで判断したくなってしまうクセがあると思うのです。
だから、新卒の会社の時だと、成長めざましい海外部隊を志願していたし、だからお世話になっていたその会社をやめて起業しようと思ったんだろうな、と。
今回も、きっとそう。
やっぱり僕は一番になりたい、だなんて。
そう思ってしまったのが最終的な卒業のきっかけです。
(一つだけ補足をしておくと、当時のセプテーニも今のLOBも、素晴らしい人たちが揃った良いチームでした。ビジネスレベルが高い人材、情にも厚いコミュニケーションが取れる人、ヒトらしい人たちばかりでした。非常に恵まれた環境でした。写真は送別会の様子です。本当にありがとうございました!あとプレゼントのセンスすごかったw)
さて、何かで一番になりたいと思った僕は、
どの領域でどう一番になるのが自分にとってのアンサーか?を次に模索しました。
僕の過去を振り返ると、マーケティングのことしかやってません。ので、最短で一番になるためには、マーケを極めればいいのだ!という至極安易で短絡的な結果に着地しました。(笑)
そして僕が出した決断(1)は、
日本で一番のマーケターになりたい。
と思ったにもかかわらず、一番てなに?定義なに?という自問自答が止まらなかったので、下記として決断(2)を導き出しました。
日本で一番のプロダクトを創り出せるマーケターになりたい。
これなら少し範囲が狭まりました。が、まだ到底広いです。代理業という生業に少し飽いているというのは本音です。
しかし、そこに新たに全く別軸の想いが交錯しました。
結婚ですね。
順調にいけば、どこかのタイミングで子どもに恵まれるなんてことも今後あり得るのかなと。そんなことを思って僕は妄想しました。
将来、子どもが僕に、
「ぱぱ、おしごとなにしてるのー?」
って聞かれたときに、
「○○、作ってるんだよ」
「えー○○!すごいね~」
なんて、会話が出来たら嬉しいなぁと。
子どもにも知ってもらえるような、生活者に紐づいているサービスを作りたくなったのです。そしてゆくゆくは、我が子にとって世界で一番かっこいい父親になりたいな、なれたらいいな、なれるかな、と思ったわけです。
今回の結婚を機に。
完全に妄想なんですけどね(笑)
※写真は姪っ子ちゃん。ほんとに世界一かわいいです。まだ10ヶ月。Snowとか使ってない、ハーフちゃん。写真強すぎるかな、この後の内容入って来るかなw
日本で一番のコンシューマー向けプロダクトを創れるマーケターになりたい。
という決断(3)をしました。
いやいや、領域狭まってるけど一番の定義決まってないやん。というツッコミ。しかも"一番"がかかる先はプロダクト?マーケター?
これはまさしく仰る通りでして、ここに関しては、どこを解とするかはこれからの僕自身に僕が期待をしている最中でございます。一旦、敢えて決めない方がいいかな、楽しいかな、と思っている次第。
今後何をしていくのか
そして新たに9月より、株式会社Smiloopsという会社にJOINしました。
「ジョブクル転職」(iOS・Android)というアプリを運営している会社です。
え、結局HR領域?と思われる方も多々いらっしゃるかもしれませんが、そうです。今だけを切り離してみると、そう見えるかもしれません。が、3年後はおそらく少し違う姿になっていると思います。
現状の「ジョブクル転職」がどんなアプリかを端的に説明すると、
- 相談をしに行かなくても良い
- 自分で探さなくても良い
転職志願者にとって最適な求人を、AI×ヒトのチカラで届ける、チャット型の転職アプリです。中には当然キャリアアドバイザーがいるのでもっと手前の相談をいただくこともございますし、応募などをサポートするチームもいます。求人媒体とのアライアンスチームもあります。大手の媒体さんも提携してくれています。求人件数が5万件を超えました。多い時では7万にも及びます。
5万件もある求人から、様々なデータ(敢えて伏せます)を基に、AI・機械学習によって最適求人を導き出し提案をさせていただく。業界的には新しいUI/UXで、既存市場の概念を変える新しいサービスです。
シンプルに、このプロダクトは良いなって思えたこと、ビジネスモデルのおもしろさ、そして代表を務める仲子のビジョンに共感できたことが大きいです。
「プロフェッショナルをもっと身近に」
おそらく、転職だけではなく、バイトでもファッションでも住宅ローンでもなんでも、日本の現代社会には選択肢がありふれ過ぎている、自分にとって何が最適か?という手段を選択するのには、時間や労力がかかりすぎていると思いませんか?効率悪いことばっかりだなって、思いませんか?
こういう手段は目的ではなく、あくまでその後の自分を手に入れるための手段でしかない、ただ、それを教えてくれる人も少ない、もしくは周りにいない。(能動的に取りに行ける部類の人たちは除いて)
そんな何かに悩める人たちにとって、自分たちが創っていくサービスが、一番最初に手をとってもらえて、相談できる、解決できる。そんな在り方を実現できたら、僕は嬉しいな、楽しいな、と思うわけです。
認知なのか、純粋想起なのか、利用ユーザーなのかはわかりませんが、まだまだ未完成なサービスを、一気にNo.1まで伸ばしていきたい、と思っている次第です。可能性と方法論は無限大。
もしこのブログを読んでいただいて、僕という人間や今やっている事業に対し、少しでも興味ある!とか話を聞いてみたい!とかって仰ってくださる方がいらっしゃれば、ビジネスサイド、エンジニアともに全く人が足りていないので、是非ランチや飲みに行きましょう。No.1になれるポテンシャルを大いに秘めているプロダクトを、一緒に作りましょう。
ぜひぜひオフィスにも遊びに来てくださいな。
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(お会いしたことある人しか友達承認しませんが、念のためfacebookはコチラ)
長くなりました。ごめんなさい。
しかもなんか最後の方アフィリエイト記事っぽいっすね。大丈夫かな、これ。
今日はご挨拶も兼ねて、というところで少し長くなりましたが、今後も定期的に何かをテーマに書いていきたいと思います。今の僕の管掌範囲で言うと、マーケティング・グロースハック・採用・組織、ここらへんの観点ですかね。
今まで僕がいただいてきたものを、業界や市場に少しでも今後還元できれば、とても嬉しく思います。
2018/9/3 あらいるい
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