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シーズン15 史上初レート2000記念ブラッキー構築記事
はじめに
こんにちはあるいはこんばんは、TN:ワカといいます。
自分はこれまでサンムーンの頃から大好きな推しポケのブラッキーでランクマをプレイしているとき憧れのブラッキー使いのクゥリさんやねむねむさんの記事を見てレート2000を目標にしていました。今回その推しポケのブラッキー構築で続けていた(剣盾は当時趣味が他へ向いていたためプレイせず)ランクマで初めてレート2000を達成しました。
SVもシーズン1からランクマを始めましたが剣盾をプレイしていなかったブランクもあり、構築とプレイが未熟でなかなかレートを上げられず最終結果は1700〜1800台が続いていました。けれどこれまでの経験を活かし、ようやく目標にしていたブラッキー構築でのレート2000に到達することが出来た記念として構築記事を掲載することにしました。
シーズン15結果&パーティ
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コンセプト
ブラッキーを軸にカイリューやランドロスなどの物理アタッカーに当てて活躍させることを前提として
「ステロを撒いてからのブラッキーの欠伸ループからの全抜き」
「キョジオーンやサーフゴーなどがいて欠伸が効かない時の為にそれらに強いパーティでブラッキーを囲む」
これらを意識しながらパーティ構築を考えました
構築経緯
推しのブラッキーは確定枠。
前回まではサーフゴー、キョジオーンの存在からステロ+欠伸ループを諦めていましたが、ランクマでのサーフゴーの使用率の低下に加え、ランクマ中、相手にステロを撒かれたときの長期戦でじわじわ効いてくる強さを改めて実感して構築を見直しました。
バトルデータでハッサムとラティアスとの相性補完が優れていることを知りましたが、ハッサムではステロを撒けないことに加え、現環境では電磁波を撒けるのが強いと感じ、ハッサムと同じく、ハバタクカミとパオジアンに強く、HOME解禁前のシーズンでブラッキーと組み合わせ活躍してくれたデカヌチャンをステロ枠で採用。
先程相性補完として挙げたラティアスをブラッキーではほぼ倒せないキョジオーンやその他の受けポケモンを意識してサイコノイズ搭載の瞑想型として採用。
この3体で使用率上位のポケモンを見るとイーユイとサーフゴーはほぼ倒せないため水ウーラオスをスカーフで採用。
デカヌチャンを警戒してハバタクカミは先発で出されず対面で倒せないことを想定し最も苦手なサーフゴーを含めて対面で有利を取れる炎オーガポンをタケルライコなどのブラッキーで受けられない特殊ドラゴンを意識してじゃれつく搭載の物理エースで採用。
ここまででまともな特殊受け、電磁波を防げる役がいない為それらをまとめてこなせるチョッキランドロスを最後に採用。
各個体紹介
ブラッキー
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相棒、推しポケ、色違い。技構成はテンプレ。テラスは前回と同じ水ウーラと相性を逆転できる水テラスです。他にも前回の記事でも解説した通り、フェアリーテラスでは防げないイーユイのオバヒ、パオジアンの氷柱落とし、竈門オーガポンの蔦棍棒など活躍する場面はたくさんありました。フェアリーにしたかった場面はカイリュー、トドロクツキの逆鱗くらいです。
ブラッキーを活躍させたい為に前半はデカヌチャンの次くらいに選出率が高かったのですがレート1900あたりからブラッキー使いの達人クゥリさんの構築記事のブラッキーの選出方法を参考にしてスムーズにレートをあげることが出来ましたがブラッキーの選出率が下がってしまいました。しかしサーフゴーを出されたときに選出するとどうしても悪巧みで積まれ起点にされてしまう為、不本意ながらブラッキーを控えていました。この記事を読むまでサーフゴーがいても受け役として無理に選出して積まれることがほとんどでした。
今回、ブラッキーを控える場合の選出を考えなければいけないことを学んだシーズンでもありました。
選出率4位
デカヌチャン
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HB オボン込みで水ウーラオス水流連打2回耐え
A特化以外のランドロス地震1回確定耐え
鉢巻カイリュー以外地震1回確定耐え
オボン込みでA特化エンテイの聖なる炎+神速耐え
今パーティのステロ枠。型破りによるキョジオーン、サーフゴーへの電磁波を撒ける点や優秀なタイプ持ちに惚れHOME解禁前ではよくブラッキーとパーティを組んでいました。しかし現環境では単純に種族値やパワーが不足していると感じパーティ候補から外していましたがハッサム、ラティアス、ブラッキーのパーティを考えているときステロを巻きたいと思い、強みを見直してハッサムをデカヌチャンと入れ替えました。
シーズン開始してしばらくはオーガポンやイーユイなどの高火力の炎タイプがいないときは大体先発で出していました。ですが後述の水ウーラオスを警戒してかイーユイが選出画面で見えても先発で出てくることは少なく感じました。(電磁波を意識してかランドロスやガチグマなどの地面タイプはまあまあ先発で出されました。)
ウーラオスやカイリューなどを意識して努力値を防御に全振りして場持ちを良くしました。電磁波を巻けた試合の勝率はかなり高かったと思います。
トドロクツキ、悪ウーラオス意識で途中から採用したじゃれつくの前の枠はたき落とすかアンコールでしたがはたき落としたアイテムが嬉しいものが少なかった(気合いの襷、突撃チョッキなど)、対面がブエナ持ちであまり機能しなかった、1回使用すると弱くなる、アンコールは相手がケアして空振りしてしまうことを想定してこの2つは採用しませんでした。実際相手がデカヌチャンの前で積み技や補助技を使ってくることはあまり無くアンコールが欲しいと思うことは少なかったですがじゃれつくが活躍したかと聞かれたらそこまででもなく、この枠は再検討としてもいいかと思っています。
選出率1位
ラティオス
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今パーティのMVP。特殊積みエース兼受けループ破壊枠。GOにいた色違いを引っ張ってきました。相手にサーフゴーがいる時は9割型選出しません(受けループにサーフゴーが組まれていたときだけは仕方なく選出しました)がそれ以外の試合は大活躍してくれました。
こだわり型がメジャーですが瞑想型で採用しました。本来なら妹向けの型ですが、受けループ、身代わり、毒テラスキョジオーンやドヒドイデを意識してのサイコノイズを使いたかったため兄を採用しました。テラスも鋼がメジャーですがブラッキーと格闘が一貫しないよう毒テラスにしています。テラスを切った後のクレベース、キョジオーンのボディプレスやラウドボーンのフレアソングが怖かったのでこちらで正解だったと思います。
型を読まれなかったのかこちらにブラッキーがいたおかげか相手にグライオンやキョジオーンがパーティにいる時は高確率で選出され、今まで中々勝てなかった受けループにイージーウィンできました。デカヌチャンで電磁波を撒く為Sには努力値を振っていませんが、素でもウーラオスを抜けるくらいにはSに振っても良かったかなと思いました。
選出率2位
オーガポン(かまど)
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HB 水ウーラオス水テラス水流連打確定耐え
水オーガポン蔦棍棒確定耐え
HD 暁ガチグマのブラッドムーン+真空波耐え
眼鏡ハバタクカミのパワージェム耐え
S 準速サーフゴー抜き
サーフゴー、ハバタクカミ対策で入れた物理エース。Aに半分も振っていないのに蔦棍棒の瞬間火力が凄いです。最近はパワージェムを使う眼鏡ハバタクカミが増え、対面しても勝ちにくくなって以前より選出し辛くなったため、この枠は変更を検討しています。そうなるとカイリューを倒す役が1匹減ってしまいますがそこはブラッキーのポジションなので心配していません。
選出率5位
ウーラオス
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S スカーフ込みでテツノツツミ抜き
デカヌチャンに先発で投げてくるこのパーティ全体で苦手なイーユイ対策枠です。
シーズン序盤はイーユイが見えたら積極的に先発で投げていましたが、こちらのウーラオスを警戒してなのか選出すらされない、中盤以降パーティ全体でウーラオスが出しにくい相手が多かった、などの理由からほぼ選出はせず牽制役のみの働きになりました。ですがおかげで選出メンバーを選びやすくなり十分貢献してくれたと思います。
選出率6位
ランドロス
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パーティ全体で電磁波を受けられない+後出しでの特殊受け枠です。
中盤まではチョッキ枠はハバタクカミでしたが、ブリジュラスを完全には止められない、相手のハバタクカミとサーフゴーにより確実に有利を取りたいことからランドロスに入れ替えました。パーティ内の特殊がラティオス一体になってしまいましたが特に支障はなかったと思います。デカヌチャンの通りが悪そうなときは代わりに先発で出していました。ただ今回は特殊受けというよりは瞑想ガチグマやディンルー、持久ブリジュラスなどの耐久ポケモンに地割れを決め、不利的状況をひっくり返してくれる裏エースという印象でした。
一撃必殺最高!
選出率3位
選出パターン
〈基本選出〉
デカヌチャン+ブラッキー+オーガポンorラティオス
〈サーフゴーがいるとき〉
デカヌチャンorウーラオス+オーガポン+ランドロス
〈電磁波の通りが悪いとき〉
ランドロス+ブラッキー+ラティオスorオーガポン
〈受けループ〉
デカヌチャンorオーガポン+ランドロス+ラティオス
最後に
最初パーティを組むときラティアスがサーフゴーやハバタクカミに相性悪すぎるのになんでこんなに使われてるのか正直わからなかったけど実際に使ってその強さが理解できました。
これまで目標に辿り着けず挫折した時期もあり、一度だけですが、憧れのプレイヤー達と同じところに辿り着くことが出来て本当に嬉しく思っています。今回記念としてレートを下げないよう2000ギリギリでストップしていますが、来シーズンから更に上を目指したいと思っています。
これからもブラッキーと共に頑張ります!
ここまでご拝読ありがとうございました。