【デュエパ】《超暴淵 ボウダン=ロウ》60枚解説【レベル3】
皆さんこんにちは。
普段noteやガチまとめのデュエパ記事の監修などをさせていただいている、るすとんと申します(X)
こちらはデュエパのレベル3の記事になります。
新弾発売後より巷を騒がせているボウダン=ロウについて現段階での環境を考慮した構築の60枚解説記事になります。
このデッキに関しては流行やコミュニティによって採用検討されるカードが大きく変わる可能性がありますのでご容赦ください。
●デッキコンセプト
パートナーであるボウダン=ロウが10マナと非常に重いコストに見えるものの、ハイパーエナジーを持っている為、3ターン目まで各ターンにクリーチャーを展開して最速4ターン目の着地を目指していくデッキです。
デュエパーティーの一般的な構築からは少しかけ離れているデッキでもありますので採用カードについてはしっかりと検討いただきたいのですが、こちらの構築に関しては2マナと3マナに多くのメタクリーチャーを採用しており、対戦相手の序盤の行動を阻害した上でボウダンロウを立てるコンセプトになっております。
このデッキの大きな強みとしては
相手のメタクリーチャーに対しての除去力
コンボデッキに対してのハンデス
パートナーによる展開力と除去耐性の付与
横並びによる圧倒的な打点と行動阻害
ブロッカーによる防御力
が挙げられます。
●デッキリスト
●カード解説
《超暴淵 ボウダン=ロウ》
改めてこのデッキのパートナーです。
召喚によって出た時と相手プレイヤーを攻撃する時に誘発する効果を持っており、最大5枚まで墓地を肥やした後、5マナ以下のコストの異なるクリーチャーを墓地から出します。この効果を主軸に墓地から多面展開+アドバンテージを取っていきます
このカードで気をつけておかないといけない点としては
・墓地に置く枚数は任意の為、山札が減ってきた際には落とす枚数の調整が可能
・相手プレイヤーを攻撃した時なのでクリーチャーに攻撃しても誘発しない
・ハイパーエナジーはコストが異なるクリーチャーのタップが必要
《不蠍虫ガタドコサ・ワーム》
1マナ1肥やしのブロッカーです。
ハイパーエナジーを生かすために1マナクリーチャーは8枚採用しています。
素の肥やしでキョンシーやザロストが落ちると宇宙です。
《闇々人形アイビー》
1マナのブロッカーで破壊の置換効果で山札を回復できます。
退かないブロッカーとして使ったり、ゼナークの割る時の対象に取ったりと幅広く使用できます。
COMPLEXをブロックした時に下から出てくるクリーチャーで盤面を触られなければ、起き上がらなくなる可能性もあります。
《霊淵 アガルーム=プルーフ》
ハイパーモード持ちの1マナブロッカーです。
ハイパーエナジーによるクリーチャーのタップに合わせて大量の墓地肥やしも出来ます。
ブロッカー持ちかつ自身が殴れるのが強みの1つです。
《オンサ=マンサー》
1マナ1肥やしブロッカーの中で一番強いです。
デッキトップを確認してから落とすか落とさないを選べる為、後続の有効な2マナや3マナのカードを探せます。
アビス持ちで後引きしてもデッキトップ操作は優秀な為、損が少ないカードです。
ボウダンロウの大量展開後に最後にこちらの効果を解決することで少しでも引きたいカードの確率を上げることが出来ます。
《コミック=コロック》
トリガー付きアビス持ちの1マナブロッカーです。
受け札にもなります。こういった地味なカードがこのデッキの受けの固さに寄与しています。
《堕魔 ザンバリー》
1マナ5000ブロッカーで手札を1枚捨てることが出来ます。
手札にあって腐るカードであったり、ボウダンロウで出したいカードを切ることが出来ます。
ボウダンロウ着地時に釣り上げることで、手札のゼナークを切ることが出来ます。
《不死帝の黒玉 ジェット》
ガタコトサ2号機の1マナ1肥やしブロッカーです。
ハイランダーにおいて同じ役割のカードが複数枚取れることがデッキの強みです(オンサだけは別格)
《ねじれる者ボーン・スライム》
ご存知、1マナで殴れるブロッカーですがこのデッキの場合は破壊時の誘発を絡めてアドバンテージを取ることが出来ます。
《禁術のカルマ カレイル/フォビッド・水晶チャージャー》
手札以外からマナゾーンにカードを置くとセルフハンデスを要求します。
主に緑のブーストを使うデッキに刺さりやすく、最近では光のブースト呪文にも刺さります。
セルフハンデスの為、有効なカードを切らせる事は出来ませんがブースト後のアクションを少しでも咎めることが出来ます。
呪文側で打つことは滅多にありませんが、行動が咎められていてマナを溜めて除去札を切らないといけなくなるようなゲームになる場合は先を見越してマナを伸ばす方向にシフトしましょう。
《星空に浮かぶニンギョ》
皆さんご存じ、マナブーストを咎めるメタクリーチャーです。
G・ストライクとスレイヤー持ちの為、序盤以外でも色んな場面で活躍します。
後述するDGと違い手札以外からマナゾーンに行くカードも妨害することができます。
《骨折人形トロンボ/デビル・ハンド》
可愛い、このデッキのマスコットです。
地封龍 ギャイアなどの影響を受けない呪文の受け札の1枚です。
現状の構築だと充分にトリガーの枚数が採用出来ているため、フリースロット枠になりそうです。
《アイロン=バイロン》
手札を捨てながら対戦相手1人にセルフ除去を打てます。ジャストダイバー持ちのパートナーや対象に取られないオニカマスなどを対処することができる貴重なカードです。
《オペラグラス=ドクラス》
2マナ2枚肥やしクリーチャーの中で最も強いです。
基本的には墓地肥やしがメインになりますが、3マナのアクションであるトリッパー3種などのメタクリーチャーが見えた場合は次のターンに引き込むことが出来ます。
2マナ2肥やしの歴史を変えた1枚です。
《堕魔 ドゥスン》
低マナのブースト呪文を遅延させて、最速の動きを縛ります。
緑であれば主に2ターン目のアクションの抑制ができ、初動がチャージャーのデッキには4ターン目までアクションさせないことができます。
2ターン目に実質追加ターンを得ることが出来ます。
《ド:コータ》
トリガー持ちのアビスであり2マナでパワーを-3000を出来ます。
仮想敵は若き大長老アプル、ポッピ冠ラッキーなどの主要メタクリです。とこしえは除去できません。
ボウダンロウで他のマイナス修正クリーチャーを同時に釣り上げて中型クリーチャーを倒せます。
《ド:ノラテップ》
スレイヤー持ちでアビスを1マナ軽減出来ます。
1ターン目に1マナのクリーチャーを出せなかった場合でも、4ターン目までに1マナクリーチャーを引くことが出来ればボウダンロウを召喚することが出来る為、実質9枚目の1マナクリーチャーです。
キヨ&ヨン&シー、ビックリーノ、ザロストの3枚のどれかと揃うと3ターン目にボウダンロウの着地が出来ます。
《バリバリ・ケドケド》
パートナーとの相性がとても良い2マナクリーチャーです。
行動阻害+耐性付与のできる非常に珍しいカードで闇文明が苦手とする、主に白や緑にあるシールド送りやマナ送りに対して強く出れます。
ライフゲート、マンハッタン、レディゴ・カリ・ゲルスなどに耐性を得て、パートナーのイザナミテラスや超天使 ゴルドラン・ゴルギーニの能力の展開の阻害や轟破天九十九語などの大量展開を妨害します。
《ブラジェスコ-W1》
弱いド:コータです。
《メトロ=トロノーム》
パートナーの効果を存分に発揮できる能力と軽減能力、おまけにスレイヤーでアビスと最重要の2マナクリーチャーです。
ドノラテップ同様に4ターン目にパートナー着地が出来たり、このデッキの6マナ以上のコスト軽減持ちクリーチャーを更に軽減して出すことが可能です。
ジャシン帝やファウン=テインから釣り上げてパートナーにつなげることも出来ます。
攻撃しなければ山札の下に帰らないため、最速でアタックするか判断が必要になります。
6コスト以上のクリーチャーがジャビビルブラッドで速攻付与されていてもこのカードの能力で山札の下に帰ることがあるので注意が必要です。
《DG ~裁キノ刻~》
山札からのマナブーストと展開をメタります。
ドラゴンや青緑系にあるデッキからクリーチャを展開するカードにも大きく刺さります。
また封印に対しても耐性を持ちます。
《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》
3マナでアンタップクリーチャーへの除去とシールド回収の両方をこなせます。
序盤のメタクリーチャーや中盤の相手パートナーと広く触ることが出来ます。
数少ない3マナ以下の確定除去なのでとこしえを割りたいところです。
いつでも強いので使わない場合は手札にキープしておきましょう。
《漆黒の深淵 ジャシン帝》
基本的には不確定除去ではあるもののとこしえの超人は確定で触ることが出来、墓地が多いとマンハッタンなどのタマシードまで触ることができます。
タマシードですが、勿論ボウダンロウの釣り上げによって出せます。
リアニ効果ではファウン=テインを釣り上げたり、ゼナークを釣り上げてからボウダンロウで殴ることもあります。
ハイパーエナジーには使いにくい為、1→2→3の序盤で動きでは出す時ほとんどありません。
《邪龍 ジャブラッド》
このデッキの強さそのものです。
強力なアビスへの耐性付与とアビスが絡んだ墓地肥やし、ボウダン=ロウの効果で出す最優先3マナカードとなります。
3ジャシン同様で最速だとタマシード状態になる為、3ターン目に出すことは少ないです。
メトロトロノームの効果で山札の下にいくボウダンロウを守れると宇宙です。
墓地リセットから除去を切られたり、黒逆転劇によるパワー−♾️などをされるとどうしようもないのですが、逆に言えばそこまでしないと対処がしにくいという事なので捲られても気にしないようにしましょう。
《伊達人形 ナスロスチャ》
デッキから1枚好きなカードを墓地に落とせます。めちゃくちゃ器用なカードです。
1→2→3の動きでパートナーを出す場合は、0マナで墓地から出せるキヨ&ヨン&シーが最優先です。
デッキを見た際にゼナークとジャブラッドが山札にいるかは必ず確認をしましょう。
ボウダンロウでアーテルゴルギーニと一緒に出した場合はこのカードの効果で、最優先で場に置きたいジャブラッドを墓地に送りアーテルゴルギーニで蘇生できます。
ボウダンロウやアーテルなどのリアニがある為、シルバーバレットが可能です。
《血塗りのシダン チリ》
とこしえとポピ冠を許さない枠です。
小型のメタクリをほとんど倒せて非常に良い働きをします。
なおかつ3マナなのが偉く、2マナの除去より3マナの除去になるクリーチャーの方がこのデッキにおいてはバリューが高いです。
ポッピ冠ラッキーが3マナなため、1→2→3マナの動きを阻害することなく後出しでメタクリを除去することができます。
《停滞の影タイム・トリッパー》
元祖マナタップインクリーチャーです。
対戦相手3人を低速化させ、1番手で3ターン目に出す場合、対戦相手が2マナしか使えない状況のままボウダンロウが着地することになり、ポピ冠やバンカー・アントリオンのような3マナメタクリが間に合わなくなります。
アンタップインのブーストやチャージャーもタップインになるのもポイントです。
実質追加ターンになることが非常に魅力的で、このデッキにおいては序盤にいかに相手に行動させる隙を与えないかが鍵となります。
《霊淵 ゴツンマ=ダンマ》
タイムトリッパー2号であり完全上位互換です。
ハイパーモード時の2ハンデスで相手の選択肢を狭ることが出来、パワー6000として残る為、序盤は殴り返しにも強いです。
マナが少なく手札が使い切れないプレイヤーAのシールドを殴りながら、マナは伸びているが手札は少ないプレイヤーBの手札を捨てさせるような戦術が基本になります。
これはハイパーモード全般に言える話ですが、4ターン目にボウダンロウ着地後にゼナークが墓地に落ちた場合、出てきた適当なクリーチャーをハイパーモードでタップして、ゼナークのコストにすることが出来ます。
《ジョーロ―=スィーロ》
このデッキのいぶし銀です。
タップ状態のクリーチャーにスレイヤーを付与するため、ボウダンロウのハイパーエナジーでタップした後のクリーチャーを殴りづらく出来ます。
展開後は1マナのブロッカーたちがスレイヤーになり強固な状態を作り出します。
このデッキの超えにくさ&殴りにくさに貢献しています。
任意のドロー能力もある為、破壊によるトリガーでもアドバンテージを失いません。
ゼナークのコストで3枚ドローすることもあります。
《セリヴィエット=エリー》
アビスを2マナ軽減しつつ自分の手札を切ることが出来る優秀なアビスです。
ハイパーエナジーでタップした後に自身の効果でボウダンロウを更に軽減できます。
都合4マナ軽減されるので1ターン目にクリーチャーを出せなかったとしてもエリー+2マナのクリーチャーの2体だけで4ターン目にボウダンロウが着地が出来ます。
アビスはこのデッキに大量に採用されているので、余ったマナから更に展開が望めます。
自壊効果の為、破壊によってトリガーするクリーチャーとの相性も抜群です。
《ミラー怪人ドテラバラ》
こちらもカレイコ同様にマナブーストなどのアクション後を咎めるクリーチャーです。
相手にアクションは許してしまいますが、その後のランダムハンデスが強力です。
後からボウダンロウで立てても、中盤以降の相手のプランを狂わせることが出来ます。
《洗脳センノー》
召喚以外の方法でバトルゾーンに出させないメタクリーチャーです。
パワー4000ラインが強くマイナス修正ではやられづらいため、ボウダンロウから立てておくと相手の返す手段を減らすことが可能です。
最近流行の4マナヨビニオン+キングシビレアシダケ戦術やデスネークニアやミカドレオ、ヴァリヴァリウスといった召喚以外の方法で勝ち筋を強固にするパートナーにも非常に効きます。
《深淵の逆転撃》
このデッキに2枚だけ採用している除去呪文の一つです。
手打ちをしても逆転撃で使っても強いです。
地封龍ギャイアや十番龍 オービーメイカー Par100といった出た時の能力を止めるカードが致命傷なのでそこに対して当てたりジスタジオに使ったりします。
(ボウダン=ロウは召喚によってなのでギャイアでは止まりませんがそこから展開するクリーチャーが刺さってしまいます)
《邪魂龍 ジャビビルブラッド》
このデッキの火力を底上げしているクリーチャーです。
ブロッカーも地味に持ってます。
ボウダンロウやアーテルなどで墓地から釣り上げたクリーチャーをすべて疑似スピードアタッカーに出来ます。
ハイパーモードで更に小型アビスを展開できます。
ハイパーモードの能力はどのアビスでも誘発するのでボウダンロウでアタックした際にこちらから解決してボウダンロウで釣り上げるカードの種類を増やしましょう。
《秩序の意志》
逆転劇っ同様にメタクリーチャーを除去したり、ストライクバックとして受け札になります。封印除去は耐性持ちに対しても非常に効きます。
※自分のDGとは相性が悪いので注意です
《蜂紙の聖沌 h4ch1》
S・トリガープラスによる破壊ドローとアンタップ除去、そしてブロッカーと受け札として優秀です。
ボウダン=ロウで釣り上げることで相手の除去を躊躇させます。
自壊クリーチャーとの相性も抜群なので優先して釣り上げていきましょう。
《アビスベル=ジャシン帝》
ブロッカー持ちで、墓地のアビスにアビスラッシュを与える効果と墓地からのクリーチャーの召喚コストを2マナ下げることが出来る効果を持ちます。
コスト軽減効果はボウチトートロットやアビスラッシュのコストを下げることが出来、このカード1枚で3コスト以下のアビスが全て1マナで出せるので 5マナあればこのカード1枚からボウダンロウを出すことが出来ます。
ボウダンロウが破壊された時にパートナーゾーンに戻さず墓地に置いておくことで8マナのアビスラッシュとして運用できるので覚えておきましょう。
《暗黒鎧ザロスト》
上振れ1号機。
シールド1枚を墓地に置いて墓地から出せる【4マナ】クリーチャーです。ハイパーエナジーのコストが被りづらいのとブロッカー持ちです。
再序盤で落ちた場合はすぐに墓地から場に出してメタクリーチャーを守るようにしましょう。
《ガンナー=パトローラー》
ボウダンロウで出してシールドのゼナークやキョンシーを落とすことが出来る実質4マナ6肥やしカードです。
ナスロスチャでデッキの中を確認してジャブラッドが山札になければ、このカードの効果でシールドを墓地に送ります。
ボウダンロウでナスロスチャと一緒に出す場合はナスロスチャの効果から先に使いましょう。
また受け札の枚数を覚えておくとデッキを見た際にスムーズに受け札の枚数が確認出来ます。
相手のターン中に手札、墓地、マナの受け札の枚数を先に確認して相手の時間を奪わないようにしましょう。
《堕魔ヴォガイガ》
ホネンビーGSとの選択枠です。
こちらは殴れて、深淵の逆転撃など受け札の呪文を手札に加えることが可能です。
次のパックのジョリー・ザ・ジョニーが追加されたら、ホネンビーとの選択にしてもいいかもしれません。
《ティンパニー=シンバリー》
ヨビニオン持ちで、3マナ以下のクリーチャーを出せるブロッカーのアビスです。
ジャシン帝が与えるアビスラッシュでもヨビニオンができます。
2体目のクリーチャーが出た時にこのクリーチャーを破壊してセルフ除去が出来ます。
ボウダンロウで釣り上げた際に、即座に破壊して使いまわせる除去札にもできます。
《ハンマ=ダンマ》
構築でも散々使われていた為、割愛しますが手札からも使いやすい受け札でアビスなため様々な恩恵を得られます。
《万能バンノー》
新弾で出たジョーカーズです。
ボンキゴマイム同様、着地後に除去をされても攻撃は止めれます。
キャントリップを持ちながら、マッハファイターによる殴り返しやドラゴン系のアタックトリガーによる展開を防ぎます。
また、CRYMAXジャオウガや進化系のカード、SA持ちのパートナーも対処できます。
実質受け札に近い感覚で使うことが出来ます。
《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》
出た時に確定除去+墓地肥やしとハイパーモードでコスト8以下のクリーチャーをリアニして疑似スピードアタッカーにします。
シェルフやファウンテイン、ゼナークと言ったこのデッキの6マナ以上のクリーチャーを踏み倒せます。
《諜遠テレスコ=テレス》
皆さんご存じデュエパで強いランダムハンデス+ドロソのブロッカーです。
ゼナークやドテラバラによるハンデスでもリソースを増やせて、相手の狭まった選択肢を更に狭める事が出来ます。
基本的にはそこまで手札を抱えなくても運用可能なデッキなのでドローする枚数は要検討です。
《霊淵ヒドアノッカ=ノアドッカ》
受け札であり、ボウダンロウから出せてハイパーモードでスレイヤーを持ちます。
ジャシン帝によるアビスラッシュで3マナで墓地から出してクリーチャーを破壊してからボウダンロウのハイパーエナジーのコストにすることもあります。
《アーテル・ゴルギーニ》
メタクリ除去、墓地肥やし、墓地からのリアニ、除去置換効果による任意のクリーチャー破壊、ブロッカーでパワー6000、やることが無限にある強力で器用なパワーカードです。
ボウダンロウで釣り上げた際に、他の墓地肥やしカードを先に解決することでジャブラッドやジャビビルブラッドなどの蘇生で更に面を伸ばすことが出来ます。
《盗掘人形モールス》
ボウダンロウで釣って、抱えておきたいクリーチャーを拾うもよし、Gゼロで出してハイパーエナジーのコストにしてもよしな使い勝手のいい殿堂クリーチャーです。
墓地から除去クリーチャーを拾ったりファウンテインやアーテルなどの展開系クリーチャーを回収することでパートナーの召喚に大きく貢献します 。
出す場面では無い場合は手札に抱えておくことでボウダンロウが破壊された際に墓地に置くことで回収出来る状況を作れます。
出すタイミングの見極めが重要です。
《ビックリーノ》
上振れ2号機です。
墓地にあると自分のターンの終わりに場に出てハイパーエナジーのコストになります。
どの対戦相手でもシールドトリガーを持つカードを使ったら、自壊するので蜂紙の聖沌 h4ch1やゼナークの効果を活かせます。
《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》
この枠は《衒影の悪魔龍 トゥルトゥル / 封じられた真言》との選択でした。
あちらはトリガーで捲った時に自分の盤面が減ったり、除去をしたいクリーチャーがピンポイントで倒せなかったためこちらに変更しました。
滅多にありませんがトロンボのデビルハンドで墓地からカードを回収できますのでお忘れなく。
このデッキの貴重なコマンドなので封印を剥がすことができます。対面が赤や黒を使用していて封印カードが入ってそうであれば安易にマナに置かない方がいいです。
《逆転王女プリン》
ボウダンロウで釣り上げて、アンタップすることにより追加でボウダンロウが攻撃することができます
また、相手のメタクリーチャーをタップして殴り返したり、トリガーで捲れた時に相手クリーチャーをタップして打点を減らすことができます。
またロールモデルやロマノグリラなどのタップ状態の時に攻撃誘導されるクリーチャーを起こす事で一時的に解除出来ます。
ゲラッチョ男爵の方がこのカードよりパワーが1000高いのですが、こちらの方がパワーラインが低く破壊しやすいのと、500回に1回ぐらいの確率でガチンコ・ジャッジで捲れたりします。
あと、顔が良いです。
自身の効果で自身をタップさせてゼナークの踏み倒しのコストにもできます。
《機怪人形ガチャック2》
強力な受け札でもあり、ヤバーダンや3マナジャシンからリアニをして更なる展開を望むことができます。
アーテルのような面を展開できるブロッカーをリアニすることでこのカード1枚で最大4面まで受けることが出来ます。
《死神覇王ブラックXENARCH》
ブロッカーを持ち、このデッキの強さを支えて馬車馬のように働く1枚です。
ボウダンロウの着地時に墓地に落ちていた場合、ハイパーエナジーでタップした3枚を破壊することで即座に出すことができます。
最短でボウダンロウを出した際に2マナや3マナのメタクリーチャーを出していることが多いため、メタクリーチャーの刺さり具合によっては即出さずに、自分の前のプレイヤーのエンド時に墓地から出す場合があります(破壊したメタクリもボウダンの攻撃で釣り上げてリカバリー出来る為)
ハイパーモードで破壊したいクリーチャーをタップして、ゼナークで破壊するなどもできます。
ボウチトートロットや蜂紙の聖沌h4ch1がいる時にボウチやh4ch1→ゼナークで能力を解決することでハンデスまで届かせることが出来ます。
セルフハンデスは重要なカードを落としづらいため1人のプレイヤーにまとめて対象を選ぶことが多いです。
また山札に戻るアビスラッシュや自壊するカードとも非常に相性がいいです。
エンド時に出すことばかり考えずヤバーダンや3ジャシンで優先して釣り上げましょう。
《暴淵ボウマ=ダンマ》
トリガー付き、ハイパーエナジー持ちで最低1マナで出せる確定除去です
3ターン目に1.2マナのクリーチャーをコストに出すことによってとこしえや任意のクリーチャーを倒しながら、次ターンのボウダン=ロウに繋げます。
地味ながらメトロ=トロノームで軽減することができます。
《幽幻人形キヨ&ヨン&シー》
上振れ3号機であり、デュエパの『闇』を象徴するカードです。
2ターン目から無料でスケルトンバイスが使える時代に突入しました。
手札と墓地にあったら墓地リセットが来る前に最速で出します。
3ターン目のナスロスチャからも持ってくることが多いです。6マナは被りにくい為、0マナで出た後にハイパーエナジーのコストになります。
ハンデスの当て先は基本的にはマナランプをしてるデッキです。
ゼナーク、ボウチトートロットで破壊して再利用出来ます。
《凶鬼02号ドゴンギヨス》
タイムトリッパー3号機です。
6マナでありながら手札を2枚切って3マナで出せます。
サイズが大きく除去がされにくいのと、ボウダンロウで釣り上げたいカードやザロストなどを切ることができます。
マッドデーモン同様、デッキの貴重なコマンドなのでマナに置かず墓地に送るなど使えるようにしておいた方がいいです。
《暴淵ボウチ=トートロット》
ハイパーエナジー持ちの小型ブラックXENARCHです。
墓地からの召喚にも対応しています。
アタック時の破壊能力でプリンやナスロスチャやキヨ&ヨン&シーなどの使いまわしたいクリーチャーを割っていきましょう。
1.2マナクリーチャーを出して3ターン目に出すことが多いです。
自分のクリーチャーが破壊された時の効果は各相手なので忘れずに。
《深淵の憤髄 ファウン=テイン》
ブロッカー持ちの条件を満たすと2マナで出せるアビスで3マナ以下の闇のクリーチャーのリアニメイトします。
立て直しの時に6マナあればファウン=テイン1枚からボウダンロウまで繋がります。
序盤からメタクリを処理しきれずにもつれた試合で非常に有効です。
何度も盤面が0からの展開でボウダンロウに繋げ勝ちを拾いました。
優先して釣りたいのはカードを探すことができるナスロスチャと疑似スピードアタッカーを与えるメトロ=トロノームです。
《シェルフ=ガーチェルフ》
墓地にカードが5枚あると2マナで出せるアビスです。
エレメント破壊ができるため、マンハッタンの心絵やフィールドやメタクリーチャーなど、このデッキに刺さるカードをたった2マナで除去できます。
数少ない8マナ帯のため2マナで出した後、ハイパーエナジーで使うことでボウダンロウを出す前に実質0マナで好きなエレメントを破壊できます。
《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》
コスト軽減によるマイナス除去と呪文面による墓地回収と除去もリソースと便利に使うことが可能です。
モールスやファウンテインなどを拾うことで、展開に繋ぐことができます。
メインデッキ60枚の解説はこちらで以上です。
●採用検討カード
最初に記載した通り、周りの環境や流行によって構築が大きく左右されるため、採用検討のカードを記載しておきますので是非ご参考ください。
一撃奪取2枚
メトロやドノラテップと違い、隙間で1マナクリーチャーを展開した後にボウダンロウが出せません。
現状は4マナのアクションがそこまで強くないため不採用。
ダルピ・ルッピー
早期からのパートナー着地や墓地利用する対戦相手が多い場合は採用候補です。
回してるうちにまた欲しくなりそうなので気付いたら再雇用されている可能性大です。
追憶人形ラビリピト
採用する場合は一撃奪取が2枚入っている構築だと3ターン目に着地させられるので運用しやすいです。
4ターン目にこれを出すとオープンリーチ状態で止めに来られるので抜けていきました。
爆霊魔 タイガニトロ
ドキンダンテやシノビパートナーのゲームレンジが後ろに寄っている環境の場合、採用候補です。
その場合は無色のカードが濁りやすいので減らしましょう。
ギガボルバ
とっても昔のカードです。このデッキは盤面を横に広げるデッキの為、スパーク系が刺さりやすくホーリーなどの光のSトリガーに対しての対策札です。
戯具 ヴァイモデル
ナスロスチャとのひっつきが非常に強いので、除去トリガーを薄くしていい環境ならヒドアノッカと交換していいと思います。
暗黒鎧 ダースシスK
0マナで手札を切って序盤の動きを上振れたり、1マナのクリーチャーがダブったりしたときに5コスト枠で出してハイパーエナジーのコストに出来ます。
また任意のクリーチャーを割ることで破壊時の誘発やボウダンロウでの使い回しが出来ます。
自分の動きを最優先にしたい場合は採用候補になります。
超神星DOOM・ドラゲリオン
全除去が多くゲームがもつれやすい卓において強い1枚です。
初手に引いた際にとても弱く、マナに置くとゲーム中に回収がほぼ不可能なので難しい1枚です。
オマケ
夢幻なる零龍
ボウダンロウで出せる幻の6枚目のカードです。
出た瞬間に自壊するのでゼナークやボーチなどと相性は抜群(?)
※不採用について質問等があればXの方で気軽にご連絡ください(X)
●デッキの所感
デッキの所感としては、このパートナーがゲームに参加することでレベル3のデュエパーティーが別ゲーになった印象を受けています。
メタクリーチャーへの貫通や2ターン目のメタクリ、タイムトリッパー3種による3ターン目のアクションの抑制など、今までのデュエパーティーで勝ちきれなかったメタクリーチャーを展開し続けるプランを肯定してくれるデッキです。
ウィリデや鬼羅starなどのメタクリを展開する光単は以前からありましたが、こちらはパートナーによる無尽蔵のリソースや展開力が強みになります。
ボウダンロウを使った上でハイパーエナジーの強さと歪つなゲーム速度に気付き、メタクリを並べて早期にパートナーを出す青単や緑単の構築の研究が現在進んでいます。
元々はボーチトートロットの情報が出た際にそちらをパートナーにしてゼナークと自壊やハンデスクリーチャーと併せてリソースを減らし続けて魔天でロックを掛けるデッキで組んでいましたが、ボウダンロウを引いた際の動きがあまりにも強かった為、こちらにシフトしました。
1マナの採用枚数の理由はざっくりとした初手の期待値計算に基づいてます。
1マナ→8枚+2枚(キョンシー、エリー)
期待値118%
ディスカードとザロスト、ビックリーノが絡むので実際はもう少し高めです。
小型クリーチャーで殴るため殴り先やハンデス先もデッキや状況を見て精査しなければなりません。
基本的な殴り方としてはマナが伸びていないプレイヤーから殴って、ハンデスでマナが伸びているプレイヤーを縛るか、受けが薄そうであればマナが伸びているプレイヤーから殴りましょう。
青緑相手の場合はミュートやクロックが盾から出た際に倒しきれず、割ったシールドで抱えた手札で返されるのが負け筋になる為、洗脳センノーなどのメタクリを展開してから殴るといいかと思います。
このデッキは毎ターンカードをプレイしていくため、マナ置きが難解で手札に抱えておく除去や展開するクリーチャーのコストを常に意識し続けなければならないため、非常にプレイの練度が求められます。
ボウダンロウのリアニメイトやナスロスチャによるデッキ確認などプレイに不慣れな状況だと周りの時間を奪ってしまうため、一人回しや予習はしっかりと費やしましょう。
●対ボウダン=ロウとの付き合い方
まずメタクリをボウダン=ロウ召喚の手前のターンまで手札に抱えておきましょう。
5000VTやオフコースやガラワルド、ブルーインパルスなど使いやすい除去はマナに置かず引いたら常に抱えておきましょう。
スパーク系のトリガーも手札にあると手札から撃つことで場が空きチャンスがあります。
同じくハイパーエナジーで序盤からクリーチャーを展開するデッキが苦手です。
特に水や自然は本当にしんどいです。
解説は以上です。
デッキの構造がシンプルな為、新弾で5コスト以下の黒か無色のクリーチャーが出る度に強化されるので伸び代もある非常にいいデッキです。
あなたも新進気鋭のハイパーエナジーパートナーでデュエパを破壊しませんか。
疑問点や追加での説明などが必要でしたら、Xにお気軽にご連絡ください(X)
るすとん