【パワー99】DMUデッキ紹介【非公式フォーマット】
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パワー99の大会が終わり団結のドミナリアの追加カード待ちの状態である。
以前の記事でボツになったデッキや大会にはこういうデッキがいそう、自分自身が大会に出るなら選択する、全てのパーツが強いデッキではないが多角的にいいなと思った部分が存在する、などの要因があったデッキを紹介する。
団結のドミナリアが出る前の一番カードが少ない状態でのデッキの紹介なので追加されたら手を加える必要あり、一部デッキにはドミナリアのカードも紹介あり。
【白ウィニー】
「核戦争があってもゴキブリと白ウィニーだけは生き残る」そんな言葉をMtGwikiで見たことがある。アグロを代表する奴らはこのパワー99にも存在する。
私とトーゴの間では『白竹槍』と呼んでいた仮想メタデッキである。ほぼ白単でしか使えないベナリアの軍司令と不敗の陣形の横展開の強化、スカイクレイブの大槌の縦の強化で多角的に攻める、もしくはどちらかに絞って構築してくるだろう。
団結のドミナリアで兵士ロードが追加されるので白ウィニーは確実に使用者が増えると予想している。2マナの強化エンチャントがこちらの兵士ロードに置き換わるはずだ(現在トリム平均80円ぐらいだし…)
白単はパワー99を始めたい人、一定の強さを持ったデッキを使いたい人ならおすすめできる。
【緑単アグロ】
白単のアグロが軽くて強いなら緑単のアグロはどっしりとパワーカードをプレイすると言うアイデアから生まれた。+1カウンターを使ったガチャガチャした緑単よりも近代の緑単と似た構築が確実に1ゲームを取れるだろうという理念から構築が進んだ(猫戦車も1マナ格闘もないのでワンサイドゲームにはできない)
こちらは『緑単竹槍』と呼んでいた。+1カウンターには依存しすぎない(依存しすぎると細くなる)、緑招来で確実にゲームに勝利に貢献させる、インスタントが弱いので格闘がある程度効くなど色々練った形がこれになる。
スズメバチの巣と格闘は一部のデッキには本当に効く。全体除去がメインい入ったミッドレンジや我々が組んでるアブザンに弱いよね?でこれ使え!とは言えなかった。比較的入手しやすい部類のデッキではある。
いやこんなカード初めて見たわ!とお前ら100円未満なのか…が交互に続くデッキだ。読者諸君が初見っぽそうなカード紹介する。
サイドの最高なカード、ヴィリジアンの盲信者。緑単でなんて使いやすいんだ。近代カードならコモンで白で3/1瞬速や同じ緑でも昼夜で強いくなったりしてそうな性能だがレアである。レアにしてくれたウィザーズに感謝。
【ティムールフラッシュ】
構えるデッキこそマジックザギャザリング、竹槍アグロなんて無粋!なんて逆張りしながら別角度のデッキとしてこちらも同じ時期に組んだ。昔懐かしの神秘の蛇、使いやすく詰めにも使えるイオン化、覚醒はおまけ実質取り消しの9枚確定カウンター!
(自分より)もっさり多色デッキやコンボデッキを蹴散らそう。そんなアイデアで組んだ。
やっぱり成長のらせんがないとこういった構えて土地伸ばすデッキは無理だよ……てなった。でもいるかもね、瞬速をメインにしたデッキと話はしていた。軽量ハンデスないからめんどそうだよね、と。
せめて予期ください、衝動なんて言いませんから。あとショック、インスタント火力をください。どうして4点火力打つと2点受けちゃうの。特殊土地のせいでテンポ取る前にタップイン地獄にハマってしまう可能性あり。
居座ったら仕事し始める夜群れの伏兵は将来性あり。なんだろ……普通に狼&狼男デッキ?
このデッキは未完成っちゃ未完成。形にはなってるが普通に脆い。サイドも上手に練れておらずボツになった。純正シミックフラッシュのがいいかな?赤を足すまではよかったと思うんだけどなぁうーん…なデッキ。
団結のドミナリアでは自軍の生物が守れる全体除去の時の火炎嵐が追加されるのと、インスタント4マナ2ドローになれる銀の精査が採用候補に挙がる。
【黒単ミッドレンジ】
マジックザギャザリングオタクはみんな黒単が好きだろう。絶賛スタンダードではメタゲームは黒に染まっている。もちろん黒単も活躍中だ。そこからアイデアがひらめき考えた。パワー99でも黒単は人気だ、多分…おそらく…きっと……。
威迫などの回避能力持ちに鞭打ち悶えなどくっつけてぶん殴ればええねん!男なら黒に染まれ!なサッパリした構築。4マナ域2種類がかなり殺意マシマシで緑や白の単色デッキとも渡り合える。氷雪にする意味は相手が氷雪全体除去の雪上の血痕を警戒してくれないかな~っという小さな希望である。いや好きな絵の沼使えば?どうせ6マナだし入れられないよ。
白単同様1マナ域が貧弱。除去が3マナ域から。など欠陥があるのでボツ。ナントゥーコの影や魂転移など黒ダブルシボルの除去を使いたいなら選択肢に上がる。こちらも形にはなっているが勝ち越せる力は持っていない。あと少しだけ黒単向けカードが増えたらワンチャンスある。
団結のドミナリアの黒の穢すものは4マナ域の候補になるだろう。
【ラクドスミッドレンジ】
前述した黒単よりも攻撃的。サイドからは柔軟にプレインズウォーカーと除去に中速にシフトする。マルドゥ機体の構築の思考に近い。ラクドスミッドレンジは4マナと2マナに選択肢が多くかなり好みが出るデッキと判断。
吸血鬼シナジーも少しあるが、そこまでシナジーは意識しなくていい。2マナの対処に困る生物でガンガン殴って3マナで除去って4マナのカードを叩きつける。シンプルなミッドレンジ。
メインから墓地に触れれて耐性も持たせるイマースタームの捕食者など回避能力でほかのミッドレンジより詰めを意識した。赤黒多色の4マナ域が本当に優秀、これにもいろいろ選択肢があった。こういうデッキのが黒こげ強いんだろうけど2マナで退かすカードを優先。黒こげ入れてもいい。
攻撃的なミッドレンジはどの環境にも存在し一定の戦績を出すので評価は高め。トーゴさんがそこまでラクドスが好きじゃないと判断しておすすめしなかった。
【ブルーアブザン】
透き通るような世界観で送るRPG『ブルーアーカイブ』、透き通るようなタルキールで叩きつけるミッドレンジ『ブルーアブザン』
次の大会は4色で行こう!デンプロトカゲは捨てよう!と提案されて組んだ青タッチした白黒緑ミッドレンジ。欲張り野郎にはお仕置きが必要だ。速攻ボツ、タップイン無間地獄です。
【ヒバリブリンク】
目覚ましヒバリ、影武者、鏡の精体の無限コンボを内蔵しているコンボ兼コントロールデッキ。確実にミッドレンジを殺しにかかる強い意志が感じれてかなり好きだ。赤をタッチしてガルガドンとコントロール奪取で相手の生物を崩しにかかる勝ち筋もある。
メインの全体除去を取っていたスペースにコントロール奪取呪文の枠になった。霊体の横滑りはもはや打ち消されない3マナ1ドローのブリンクとして使われている。
やはりメインギミックが強いコンボデッキは良いデッキ……と言いたいところだが準備に手間が掛かるのでそこまでコンボは決まらないだろう。ちょっとリアニしてアド稼ぐだけかな。同じブリンクするデッキでエスパーヨーリオンなんてあったがあちらのように盤面に置くだけでOKというわけにもいかない。
ヒバリの4/3飛行が速やかに撲殺する時代でもないのである。難しいっちゃ難しい。だがミッドレンジ環境でコンボは魅力的だ。オールインの不安定さもなく墓地が触られることも少ない。
パワー2で戻したい生物がいないわけではないので今後もヒバリと付き合ってくのだろう。
【ゾンビコントロール】
ニチャニチャしたデッキと部族デッキはみんな好きだ。それを合わせてみよう。自由に使えるカードがないフォーマットで? 墓地から回収+ゾンビシナジーだ!あんまりいい組み合わせじゃなかったかな、これも組んで数分でボツ。
【リアニメイト】
元々オブゼダートの救済でデカいパーマネント釣ろう!から始めたが釣り竿2種類をメインにした。なんだかピック失敗したヴィンテージキューブのリアニデッキみたいだ。
「アグロの次にリアニ対策はしっかりしよう」サイドを検討する際にトーゴと話した内容だ。他のプレイヤーも同じようにしっかりと墓地対策は取っていると思われるのでなかなか勝ちづらそうだ。なのでこれ以上このデッキを練るのをやめた。
ディスカードしてリアニメイト、直接墓地に送る手段が限られているのでなかなかもっさりする。
釣り先はグリセルのようなカードはないものの実績ありて感じのメンツ。
釣り竿はタイムラグやマナが必要だけど軽くそれなりに使いやすい。
やっぱり問題は墓地に落とす手段が問題。履修のルーティングが今のところありかなーと思って羽ペンは2枚入っている。白黒ベースとして純正オルゾフ、アブザン、スゥルタイと形を変えて組んでみようと思った。
サイドのネクロゴイフはディスカード手段と噛み合うので採用したが怪しい。マッドネスで優秀なカードはレアにはいないのでつらいところだ。ルーンの光臨数枚でゲーム終わりそうでハラハラする。
以上デッキ紹介でした。
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