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【デュエパ】《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》デッキ解説【レベル3】

皆さんこんにちは。
普段noteやガチまとめのデュエパ記事の監修などをさせていただいている、るすとんと申します(X)

こちらはデュエパのレベル3の記事になります。
先月の最新弾で出た鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガはボウダンロウを超える速度を持ち、発売後から鳴物入りでレベル3のパートナー入りを果たしました。
ハイパーエナジーパートナーとしては面のボウダン、縦のジャオウガと言えるぐらい強力です。

ボウダンロウの記事はこちら。先にお読みいただくと理解しやすいです。

デッキに関しては流行やコミュニティによって採用検討されるカードが大きく変わる可能性がありますのでご容赦ください。


●デッキコンセプト

パートナーの鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガは火闇のハイパーエナジー持ちクリーチャーで8マナであるため前回紹介したボウダンロウより一回り軽くなっております。

1マナの小粒クリーチャーから2マナ軽減クリーチャーを出してパートナーを『最速3ターン』で出す動きが主です。
出た時の『1人の対戦相手』を対象として
シールドを3つ、手札を2枚、クリーチャーを1体を残し、すべて墓地に置かせる効果を持ち、
1人を機能不全に陥らせます。
攻撃時に2枚の墓地肥やしと墓地からコスト6以下のクリーチャーを釣り上げが付いており、全体のスピードアタッカー付与も絡めると追加打点が容易に準備出来ます。

このデッキの強みとしては
1.パートナーによる1人を機能不全にさせる殺傷能力
2.今まで以上に数段階速いゲーム速度
3.パートナーの横並び打点の形成
4.最近の闇と火のパワーカードの大量採用
が挙げられます。

速いと呼ばれているデッキたち


●デッキレシピ

暫定の60枚です。
直近での流行を意識した構築になっています。
パートナーの速度が早い為、無理に前寄せをしすぎずにしており、プランが崩れた時や4T以降のアクションの為のリソース確保や妨害アクションが無理なく取れるようレンジを広くしています。

●メインの動き

1→2→8の動きを目指します。
1マナ アイビーやアガルームのような1マナクリーチャー

2マナ トップギアやメトロ=トロノームのような2マナ各軽減サイクルのクリーチャー

3マナでパートナーを着地を狙います。

1マナ→2マナ→8マナ!??!

トリッパー、赤黒トリッパー、ゴツンマ=ダンマ、ドゴンギヨスなどの対戦相手のマナを停滞させるカードが絡んだ場合は2→3→8の動きも行います。
3マナでマナを縛るクリーチャーは、最近のデュエパにおいて序盤の1アクションをさせない動きが強力なため3種類入っております。初代トリッパは枠の都合上で不採用ですが採用検討カードの1枚です。

ジャオウガの攻撃まで通れば、墓地を肥やしてリアニで打点を横に形成していくため、雪だるま式にアドバンテージを取りながらシールドを割ることが出来ます。

出た時のクリーチャー1体のみを残す効果で、昨今のハイパーエナジー系のデッキや白単にも優位に戦えます。
仮にパートナーを除去されても、再度出し直す事により他のプレイヤーを壊滅状態にすることができるので除去を当てられにくいメリットもあります。

ボウダンロウとの違いとして
0マナやコスト軽減で出せるクリーチャーが多く、それらがハイパーエナジーを生かします。
ガラワルドや鬼丸「終斗」などリソースを取りながら盤面に触れる質の高いカードが多く採用できます。
逆転劇などの手札から使える優秀な防御札が詰めます。

●ジャオウガの狙い先

ゲームの展開にももちろんよりますが、最終的に勝つためには優先すべき狙い先が存在します。
この選択を誤ると後半に貯まったヘイトを爆発させかねないのでシビアに見極めましょう。

また能力を使用した後、そのプレイヤーを続けて攻撃するかどうかも重要な点です。

■ビッグマナ

蓋したがりの面々

受けをシールドに頼り、手札をマナに換えていくビッグマナはジャオウガの格好の的です。とにかくここを無視していると勝てません。

早期で手札とシールドを消し飛ばしてブーストしか出来ない状況にしておき、いつでも倒せるようにしておきましょう。
復帰までに時間がかかるのでその隙に残りの2人を倒しておきましょう。


■コンボ

手札を2枚まで制限するのは当然強力ですが、選択式のハンデスなので残りの2枚カードやパートナーでコンボをスタートされることも多いです。
墓地というリソースも肥やしてるので対象にした際にはビッグマナと違い早急に倒すのがいいでしょう。
ジャオウガは速さでデュエパにおける強力なカードを無視しているので、その前提を無視する可能性があるデッキは危険視しておきましょう。

■ハイパーエナジー系

ジャオウガを前にして並べてくるデッキも少ないと思いますが、もし並べられたら効果の対象にしておきましょう。
ハイパーエナジー系はパートナーに依存しているデッキがほとんどなため、着地を遅らせたりリソースを削るだけで結構苦しい戦いになります。
立ち上がり始めたら倒しましょう。

ミラーに慣れた人だと手札に返しのジャオウガを出せる組み合わせや受けを残してくるのでこちらも泥沼覚悟で潰すか、あるいは狙わずに協力して他の二人を沈めておくのがいいと思います。
最終的に1位をとるためにはジャオウガ同士で争ってると、お互いに負けが濃厚になります。

狙い先が複数いた場合は『最終的にタイマンで勝てないだろうな』と判断したデッキタイプから潰すのが重要です。
ゲームがぐだぐだになってもジャオウガは手札もシールドも盤面も削りながら全体SA付与で大抵の場合に押し込むことができます。
ただ選択式の除去なので最低でも一体残りますし、それが例えばロマノグリラだとしたら秩序の意志や深淵の逆転撃などを抱えていなければ、ほぼほぼ越えられません。
とにかく相手のデッキタイプを把握して誰が沈むと自分が勝てるかを把握しましょう。


●注目カード

《クミタテ・チュリス》《堕魔 ザンバリー》

手札からカードを捨てることが出来る、1マナクリーチャーです。元々は攻撃可能なクリーチャーのみを1マナに入れておりましたが役割を持つ1マナ域にしました。
どちらもジャオウガのリアニ効果で確定の当たりを落としにいけます。

《DARK MATERIAL COMPLEX》

ボウダンロウの時には入っておりませんでしたが、あちらと違って2マナ→3マナ→パートナーの動きが許容できるデッキなので採用しました。
また、ボウダンロウにおけるジャブラッドやゼナークのようなCOMPLEXの下に入った時にデッキパワーがガクッと下がるカードはありません。
対戦相手のガラワルド、5000VTやSトリガーの全体除去にも強くなります。

2マナ軽減クリーチャー7種

今後の追加に期待

3ターン目のパートナー着地のため全種採用しております。
優先して出したいのはロックポロンです。盤面も触れるためハイパーエナジーの同型や白単に強いです。
2ターン目までに引ける確率は約94%です、引きましょう。

《無重力 ナイン》

ボウダンロウにも下さい

アウトレイジを多く採用しており、1マナの不死帝の黒玉 ジェットや2マナの一撃奪取から0マナで3マナクリーチャーに繋ぐことでハイパーエナジーを助けます。

《空奏力 ナイン》

軽条件のGゼロは可能性の塊

4ターン目にクリーチャーが1体だけでもGゼロで0マナ召喚してハイパーエナジーに繋げることが出来ます。
4ターン目以降から使えるフェアリーギフトです。


《ギガクローズ》

ガチまとめデュエパ採用デッキ数18件 ※2025/1/6調べ

ターボラッシュ達成でアタック時に全ハンデスマシーンになります。 
3ターン目にジャオウガで出すことによって、ジャオウガの能力受けたプレイヤー以外にも全ハンデスを与え、実質タイマン状況に出来ます。
ラビリピトと違い即座に全ハンデスができる点が強力です。

《疾駆竜 ボルシャック・アッシュ・レイダー》

20円

4マナで出した際に盾の追加を許してもパートナーが出た際に焼却が出来ます。
パートナーでリアニをして、そのままアドバンテージが取れるため採用しています。


《深淵の逆転撃》《秩序の意志》《一王二命三眼槍》

強力な受け札

火闇の強力な受け札です。三眼槍に関しては打点として使っても強力です。
この火闇の2色は押し切られるケースが多いのですが豊富なブロッカーと、この3枚があるだけで生存能力が上がります。

《暗黒貴族ウノドス・トレス》《凶鬼03号 ガシャゴズラ》

大量リアニマシーン

小型クリーチャーをまとめてリアニメイトできる6マナクリーチャーです。
最大4体まで展開できるのでパートナーのSA付与により打点を作ることが出来ます。ガシャゴズラのスレイヤー付与はパートナーのSA付与と噛み合い、盤面を取りにいけます。
ロマノグリラやロールモデルタイガーなどの攻撃誘導に対して非常に効果的です。

《ハインリヒ・ダーマルク》《フェルナンド・ソシュール/プライマル・スクリーム》

闇文明のみに対応

墓地を肥やしながら展開できる6マナクリーチャーです。出た時と攻撃する時で2回トリガーを目指します。
どちらも自ターン以降に継続して効果を使うことが出来るのが特徴です。
Sトリガーのプライマルスクリームから防御札の一王二命三眼槍を拾いに行くこともあります。

《超暴淵 ボウダン=ロウ》

もうええでしょう!

王の中の王 キングオブハイパーエナジー
鬼寄せにも対応しており、黒単以上に早出しもできます。ジャオウガのSA付与の恩恵もしっかりと受けることが出来、追加で10体展開することが出来ます。

●対ジャオウガとの付き合い方

クリーチャーを並べるハイパーエナジーデッキの場合は2ターン目の軽減クリーチャーが出たら、こちらは2マナクリーチャーを出さないようにした方が良いです。
同じ低コストのクリーチャーを出す構築であるため、まずジャオウガが出て、効果の対象になります。クリーチャーが1体になります。

ジャオウガのヘイトを買わず、お伺い立てながら慎重にプレイしましょう。

ビッグマナデッキの場合はなりふり構わずブーストで走り切るようにしましょう。

ギャイアなどのロッククリーチャーの除去が苦手な為、ロングゲームに持ち込めたら率先して出して行きましょう。

DOOMドラゲリオンやMRCのように墓地の枚数に影響するパートナーは性質上、対象に取られづらくジャオウガにそれなりに優位に立てる可能性があります。


※筆者のDOOMは私怨により3試合連続で3ターン目にジャオウガの対象になりました

●検討カード

《お騒がせチューザ》

化け物だ!

コミュニティによって強弱がはっきりと分かれるカードです。受け呪文が多い環境なら必ず採用しましょう。
ハイパーエナジーのタップによって殴らずに呪文ロックが可能です

《“乱振”舞神 G・W・D》

初代ガラワルド

出すだけで相手のクリーチャーを処理してアドバンテージを取れます。ガラワルドと違い、6マナなため、リアニも対応しております。
アッシュレイダーとの選択で一度不採用にしてます。

《伝説の逆転撃》

キサナティック・X

逆転劇コストも手打ちのコストも軽いのが特徴的で、スレイヤーとも相性がいいです。
ジスタジオなども破ることが出来ます。

クリーチャー主体での構築の為、他の呪文除去に枠を取りましたが空きが出れば率先して採用したいカードです。

《龍装者 バルチュリス》

前寄せ代表

追加打点と言えば…!最初に思い付くカードかもしれません。
3ターン目のリーサルよりも中期的なゲームで勝ち切る為にカードの質を高めた構築にしているので不採用にしました。
前寄せにする場合は必ず採用しましょう。

●最後に

早期着地パートナーの中でも捲り性能と押し付け力と展開力を有した優秀なパートナーが追加され、更に環境の速度が加速しました。
上位Tierに確実に入る強さです。

ジャオウガが対面になった際には対象に取られないように震えながら祈るのみで、組み分け帽子からスリザリンと呼ばれたくないハリーポッターのような様相になります。

ボウダンロウのようにまだまだ成熟させていくパートナーになってますので気になった方は是非試してみて下さい!

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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