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K-POPはBLACKPINK TWICEだけじゃない② ”GFRIEND”の魅力

はじめに

このシリーズでは、現在K-POP女子アイドルで世界的な人気を誇るBLACKPINK、TWICEのほかにも魅力的なグループがたくさんあり、それを読者の皆様にご紹介しています。(ちなみに筆者はONCEである)
前の記事では宇宙少女(WJSN)をご紹介したので、もしまだ知らない方、読んでいない方は是非読んでみてください!
fromis_9DREAMCATCHEROH MY GIRLの紹介記事もあります!)

今回この記事でご紹介するのは、6人組ガールズグループGFRIEND(ヨジャチング)です。

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GFRIENDとは

GFRIEND(ジーフレンド, 여자친구, ヨジャチング)は6人組K-POPガールズグループ。韓国のSource Musicという事務所から2015年1月15日にデビュー。
なおそのまま読むと「ジーフレンド」、「ガールフレンド」になるが、GFRIENDと書きつつも「ヨジャチング(”彼女”の意)、ヨチン」と韓国では呼ばれており、日本でもこのように呼ばれることが多い。

グループ名は「ガールフレンド(彼女)のようにいつもそばにいる身近な存在」というような、親近感を感じられるようなグループにするという思いが込められている。
確かにMVなどを見ても、日常の1コマを切り取ったような世界観が描かれていることが多く、いい意味で”飾らない”アイドルであることがわかる。

余談ではあるが、前の記事で紹介した宇宙少女が神秘性、非日常性、理想郷というテーマを追求しているのとは対照的に、GFRIENDは親近感、日常性、現実性を売りにしており、まさに"地球少女"と表現できるだろう。
双方良いところがあっておもしろさを感じられるのも、K-POPの大きな魅力の1つである。

かくいう一方で、2019年7月にBTSなどが所属するBigHitエンターテインメントが、GFRIENDの所属事務所であるSource Musicを買収して以降、クール系やセクシー系などにも挑戦するようになり、最近はコンセプトの守備範囲が驚くほど広がっている。また、同時にメンバー達の外見も派手めで大人っぽくなってきていることもあり、もはや「飾らないアイドル」とは言えなくなりそうだ。
元々相当な実力者であることから、新しいコンセプトにも毎回しっかりハマっており、「毎回のカムバが一番楽しみなグループ」だと筆者個人的には考えている。

GFRIENDの強みはこの3点。
1.毎作出される楽曲の安定したクオリティーの高さ
2.ユジュの圧倒的な歌唱力
3.メンバー全員のビジュアルレベルが高く、安定感のある可愛さ
総じて、”アイドルとしての地力”がめちゃくちゃ高く、ブレない芯の強さを持っているのである。

GFRIENDの代表曲

GFRIENDは韓国国内でこれまで、リパッケージ版も含め13作品を出してきたが、毎回非常にクオリティーの高いアルバムを出している。タイトル曲が良いのは朝飯前で、ほかにタイトル曲と並ぶ、もしくはそれ以上の仕上がりの曲が必ず1,2曲収録されており、1つのアルバムの中でも層が厚い。そのためアルバムの当たり外れといった概念は存在せず、強いて言うなら当たりか大当たりか、である。

GFRIENDの曲の特徴は何といっても、軽快で聴きやすいというところにある。「親近感」というグループコンセプトにもある通り、どんな人でも抵抗感なく聴けるというテイストを持つ。
ただそれだけではなく、聞き流しててもイントロや間奏のメロディーに耳を引かれたり、サビでのユジュの声がしっかりと刻み込んでくることで「この曲もう一度聞きたいな」という思いを聴き手に抱かせる。

■定番曲・人気曲
①Sunrise
典型的な「ユジュ君臨型」の曲。サビの「チョギヘーヤ ヘーヤ(あの太陽よ 太陽よ)」は1度聴いただけで忘れられなくなる。

②Time for the moon night
曲調もMVの雰囲気も、「THE GFRIENDの曲」といった感じだ。

③Crossroads
2020年2月に発売された比較的新しめでの曲。BigHitに買収され、色々な変化がまさにこれから起ころうとしている時点の曲。

■最近のコンセプト
④MAGO
2020年11月2日発売の最新アルバム「回:Walpurgis Night」のタイトル曲。K-POPグループのここ最近のレトロ・懐メロトレンドの流れに乗っている。前作の「Apple」からまた一段とセクシーで派手な曲を歌うようになり、GFRIENDを昔から知っている人は、成長を喜びつつ、実はショックを受けているくらいなのではないか。

⑤Apple
2020年7月13日発売のアルバム「回:Song of the Sirens」のタイトル曲。セクシーコンセプトはこの曲で初めて見たが、よくハマっている。非現実世界をコンセプトにしたMVはかなり珍しい。
ちなみに歌詞がめちゃくちゃエロい。

⑥Labyrinth
クール路線。アルバムのタイトル名ではあるが、非タイトル曲でこのクオリティー。相変わらずユジュがカッコよすぎるのと、ウナはピンク髪がよく似合っている。
欅坂46の不協和音が確実に参考になっているはずだ。

■タイトル曲並みの仕上がりの非タイトル曲
⑦Tarrot Cards
アニメのOP曲に使ってもいいような、疾走感満載の元気が出る一曲。

実はGFRIENDは楽曲の層が本当に厚すぎて、もっと紹介したい曲がまだまだたくさんあるけどココには書ききれません!
曲紹介に特化した別記事を書いた
ので、GFRIENDの曲に興味を持っていただけた方は、こちらも是非読んでみてください!

GFRIENDのメンバー紹介

GFRIENDは6人それぞれ、分かりやすすぎるくらい強烈な武器を持っているので、順番にご紹介していきます!

①ユジュ

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本名:최유나(チェ・ユナ)
担当:メインボーカル
生年月日:1997年10月4日
前段から何度も触れたが、天才的な歌唱力を武器とするGFRIENDのエース。K-POP界でも間違いなくトップクラスの歌の実力を持っている。
GFRIENDのほとんどの楽曲のメインパートを担っており、しっかりとコシの入った伸びのある歌声が、聴き手の心に鋭く刻み込んでくる。イメージはTWICE ジヒョのラスボス形態
作詞作曲、楽器演奏の才能もあるということから、音楽をやるために神が選んだ人物とさえ言ってもよい。冗談ではないです。
元NMBのさや姉を細くした感じ、と覚える。

映画「アラジン」で話題になった「Speechless」をユジュがカバーしています。もはや"上手い”を通り越して、畏怖の念さえ抱いてしまう。

②イェリン

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本名:정예린(チョン・イェリン)
担当:リードダンサー、サブボーカル
生年月日:1996年8月19日
イェリンの武器は何といっても最強のビジュアルだろう。透明感のある色白の肌に、お人形さんのような顔立ちで、見ているだけで癒される
身長も167cmと高く、顔だけでなくスタイルもいいのが魅力をさらに増長させている。

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こんなにリボンが似合う女の子をほかに見たことがあるだろうか。
見た目からはわがままなお嬢様を想像してしまうが、明るく表情豊かで、チームのムードメーカーであるそう。
道重さゆみを連想させる顔、と覚える。

③ウナ

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本名:정은비(チョン・ウンビ)
担当:リードボーカル
生年月日:1997年5月30日
ウナの武器はキュートな歌声である。中音域は優しく可愛らしい声で、高音域は伸びのある透き通った声でサビを担う。曲中で一番盛り上がる、最高音域で伸ばすパートは、実はユジュではなくウナが歌っていることが最近では多い
GFRIENDの曲はユジュだけでは成立しない。ユジュの鋭いキレのある歌でパンチを利かせつつ、ウナの女性らしい美声で潤いを与えることで、ほかのグループにはマネできない、聴き手を虜にさせる楽曲ができるのだ。
当然ルックスもキュートであるのは言うまでもない。お伽話の主人公の少女(白雪姫と言われることが多い)を連想させるせいか、ストーリー性のあるMVでは主人公的な役割で大体一番最初に出てくる
筆者はJanne Da Arcが大好きで、賛否両論あると思うが、yasuに似ていると勝手に思っている。

④オムジ

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本名:김예원(キム・イェウォン)
担当:サブボーカル
生年月日:1998年8月19日
GFRIENDのマンネ(末っ子)。小動物のような童顔を持ち、マンネらしい愛嬌を武器としている。
声も見た目通り、あどけなさを感じる可愛らしい声だ。GFRIENDの曲は、サビとのメリハリをつけるため2番目の歌い出しを抑えることが多いが、持ち前の声の特性を活かし、「抑」のパートをウナと担うことがかなり多い。
数年前はぽっちゃりしていたが、ダイエットに成功して可愛くなったと同時に、大人の女性としての魅力も備わった。メイクによっては水原希子に見えることもある。
ちなみに英語がネイティブレベルに話せるらしく、実際にその姿を見たらギャップ萌え間違いなしだろう。

⑤ソウォン

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本名:김소정(キム・ソジョン)
担当:リーダー、サブボーカル、メインラッパー
生年月日:1995年12月7日
GFRIENDの最年長リーダー。ソウォンの武器は何といっても抜群のスタイル身長が172cmあるだけでまずすごいが、股下105cm脚の長さがおかしい。

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上の写真でお分かりの通り、やはり脚の長さがおかしい。顔は後藤真希に近く、さっぱりした美人さんという印象。
曲中で目立ったパートは少ないが、実は声量がしっかりあって、ソウォンのパートは個人的に好きである。メインラッパーとあるが、GFRIENDでラップのある曲は限りなく少ない。(ぱっと思い浮かびません)
後藤真希を土台に、川島海荷やTWICE ミナの要素も少し含む、と覚える。

⑥シンビ

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本名:황은비(ファン・ウンビ)
担当:メインダンサー、サブボーカル
生年月日:1998年6月3日
シンビの武器はやはりダンスの実力である。曲はアップテンポで音域や抑揚の幅が広く、かつダンスも比較的激しいため、GFRIENDのステージでのパフォーマンスは難易度がかなり高い。そんな中、毎回安定したパフォーマンスを可能にしているのは、シンビのダンスでチーム全体をリードしているから。
筆者はダンスを見る目があまりないが、シンビは軽快、かつ魅せるところは大胆に踊っている印象を受ける。
TWICE ナヨンと同じ顔の形、と覚える。

2016年に、シンビTWICE モモRed Velvet スルギ、当時I.O.I ユジョン(現Weki Meki)とチョンハという各グループのダンス実力者がコラボしたダンスステージ。5人とも輝いていて最高にカッコいい。

以上がメンバー紹介になる。6人それぞれの武器を紹介したが、共通して言えるのは、6人全員が可愛いということ。楽曲もそうだが、メンバーの層が非常に厚いことも感じていただけたかと思う。

おわりに

ここまで読んで下さりありがとうございました。アピールポイントが多方面に渡るのでかなりボリュームが多くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
曲の動画も見ていただけた方は、最初にご紹介した3つの強みを、わずかながらでも感じていただいたと思います!!
1.毎作出される楽曲の安定したクオリティーの高さ
2.ユジュの圧倒的な歌唱力
3.メンバー全員のビジュアルレベルが高く、安定感のある可愛さ

近年では新しいコンセプトにも挑戦しており、「親近感を感じるアイドル」に留まらない違った一面もこれからさらに見せてくれることでしょう。
地力に関しては、既にBLACKPINKやTWICEに並ぶレベルであると思います。女性アイドルグループとしてある程度の地位を築き上げたものの、まだまだ今後の成長が大いに期待できるグループです。是非注目してみてください!!!

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