2020.12.21.決意の炎
「好き」だけじゃやっていけないんだろうか。
否。私は、私のことを見ていてくれて、その上で好きでいてくれる人が好きなのだ。私に執着する彼は、私の事が見えているのかな。見えていないんだよなあ。
・春休みが終わるまでには、きちんとした発音で英語喋れるようになる。
・春休みが終わるまでには、速記ができるようになっておく。
・同上、PythonとRについて知識をつけておく。
とりあえず、これはしたい。英語特にね。大学院行くんだろう。
私にはお金がないってこと、正しく認識できているかい?
そんな私に奢らせておいて、何も思わないあなたよ。
お互いの痛み分けとは言え、私に婦人科への通院をさせたあなたよ。
診療代も払わず平気な顔して、それでも彼氏ですかな?
この2点、リカバリを金銭的に行えない段階で、責任感が無いと判断した。
縋ってくれるほど好きなのは嬉しいな。今までそんな人居なかったもの。
でもな。年上ですから。自分が落ち込む前に、気丈に振る舞う彼女へのリカバリをしっかりしなよ。彼女は年下だぜ。しかもかなりの。
そんな彼女があんた、「気にしてない」って言って笑って、本当に気にしてないと思ってるならそれは相当めでたい馬鹿ですよ。金よこせって言いにくいから言わなかったけど言えばよかったなあ。そうすればこのもやもやも晴れたのかなあ。でも金の話はしたくないなあ。気を遣わせないでほしいな。
そこがもしかしたら男性と女性の違いなのかもしれない。
「もし妊娠していたら」という恐怖、婦人科で「大丈夫ですよ」と言われたときの安堵は男性には一生分からないと思う。だから婦人科代だって出そうなんて思えないのかもしれないね。風邪引いて病院に行った彼女に病院代なんて出さないでしょ?
私の将来を考えたら、もうセックスはしたくないな。一ミリでも妊娠の危険性を考えたくない。なんか終わったあとに「あ、私が人生で求めてるのはこれじゃないな」って思ったし。私が求めてる快楽とは、刹那的なこういったものではなくて、私が世界や科学に貢献しているという実感なんだろう。計画と実験とデータを重ねた末に見ることが出来る結果だけが私の心も体も痺れさせてくれるんだろう。
大学院に進学する予定の私がどれだけお金が無いか。
大学院を出た後の私がどれだけ地獄のような道を歩くか。
科学だけではない道でも邁進したい私の夢が何か。
ただ、結婚がしたいだけのあなたには見えてないんじゃないかな。
だって俺もお金ないもん、って思ってると思う。
大学院生の彼氏あるいは彼女と付き合ってる人たちの意見を見てごらん、そういった行動もせずに、ただ一緒にいるのはもうできないな。
時間がもったいない。これ以上お金出すとやばいし。甲斐性なさすぎさ。
俺が支えたる!!くらいの気概がないと、院生とは付き合えないぜ。
しかもその気概をもっても一番にはしてもらえないし、いいことなしだ。
特に結婚したいあなたには、私は合わない。
それを告げなければならない。縋るなよ、縋るんなら私を支えられるくらいになってからだ。お願いします。私は誰にも支えられなくても生きて行くつもりだが、誰かに足を引っ張られて生きるつもりはさらさらないんだ。どうして一緒になって苦しまなきゃいけないんだ。一緒になるならメリットが双方に無きゃだめだろう。私はそのメリットを提示できる自信がないから、付き合わなくていいなと思ってるんだよ。
ああ、好きなんだけどね。甲斐性や責任感が無い辺りがだめだな。
婦人科に行った話をした時、あなたが落ち込むんじゃなくて、婦人科代出すよって言ってほしかったな。俺に出来ることない?って言ってほしかったな。もうゴムなしでしないなんてのは当たり前だ。もしピル出てたら、ピル代は出させてたけども。支払いでもたつくあなたを横目に私が二人分支払った時、後で「さっきはごめんね」ってあなたの分出してほしかったよ。
どうして、私がカッコイイの。どうして、私がスマートなの。どうしていくつも年下の私が賢くてはっきりしているの。どうして私が主導権を握っているの。
自分に自信がないのか知らないが、あなたが手を出しやすいように死ぬほど隙を与えているのが分からないの。そういった強さを目の当たりにしたことはないの。結局、私もあなたも、自分の事しか考えてなかったってことさ。
また会えたら会おうか? 私はもっとハッキリ物が言えるようになっとく。
あなたは、もっと甲斐性つけて、金欠年下彼女を養えるだけの財力つけて。
もう会えないと思うけど、多分。私は大学院行くから。
何が目的であれ、私の事を好きになってくれる人がいるんだってわかって嬉しかったなあ。それだけは強く強く感謝している。
この喜びが分かったから、もう私に恐れるものは何もないの。
これであなたに甲斐性があれば最高だったんだけど、そうだったら私と付き合う前に結婚してるよな。そういうもの同士が惹きあった結果。ま、価値観が合わなかったってことで。さよなら三角、ばいばいだ。
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