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不倫相手の住居特定

彼から連絡が来るまで、どこに行ったらいいかも分からずに、ただただ歩いていた。

私は一体なにをしてるんだろう、、と情けないやら悔しいやら、、、

15ふんくらい経った頃、彼から「特定した」と電話が来た。

彼の車に乗ってそのマンションに行ってみる。

ビックリだった。
とても豪華なマンション。

セキュリティがすごくて、部屋の窓を見ていただけで、警備員に注意された。

こんなにすごいところに住んでるんだ、、

私の元旦那は、本当にこの人とつきあってるのだろーか、と不思議に思った。

すごい家に住んで、会社のオーナーで、お店経営していて、子供いて、昔からの夢を叶えたとSNSで配信して、可愛い犬を飼って、素敵なお洋服着させて、

彼女の目的って、一体なんだったんだろ、、、

それと同時に、私は「こんなことをして何になる?」という気持ちが消えなかった。

私は、この日からお店の近くにも行かない
SNSも見ない、とそっと誓いました。

しかし、その数ヶ月後、元旦那に呼び出されて
不動産の分与の話し合いをすることになったのです。

そこで、元旦那は私に、協議書を無視した提案をしてきたのです。

元旦那が住んでいて、本来は私と子供が住むべき家から、荷物を全て運び出せ、と。
1人では広いから、人に貸すというのです。

もともと夫婦共有の財産であるわけで、離婚協議書には、売ったら半分の利益、売らないなら(私達が)住む、住めないなら家賃補助として◯◯円払う、となっているのです。

それなのに、荷物を1ヶ月後に全て運び出せ、と言われたのです。しかも、家賃補助も止めると。

しかし、ここで私の頭に、豪華マンションに暮らす彼女が浮かんだんです。

「あの時の△△さんって、あなたの会社にいるよね? てか、△△さんじゃなくて、〇〇さんだよね?」

彼の顔が変わったのがわかりました。

『いやいや、このわたしが、知らないわけないじゃん!私と何年付き合ってきたの?』

心の声が漏れそうでした。

そこに追い討ちをかけるように、「〇〇さんすごいよね、お店持っててすっごいマンションに住んでるのね〜、この間たまたま見かけちゃった!羨ましいわー」と。

すると、さっきまで怖い顔で、私に家の荷物を運び出せ、と言っていた彼は、なんなら笑顔で
世間話をし始めたのです。

勝った、、

彼女のこと調べておいてよかった、嫌な思いしたけど、SNS見ておいて良かった。

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