【NY駐在妻】おしゃれ欲は沸々、懐は寒々
『NY生活どう?』
と聞かれると、恐らく100%はこう答えているでしょう。
『お金があったら最高に楽しい街!』
そう。帯同休職という名のニートな私の懐は寒々。
冷え切っています。
そんな懐事情なんぞ知る由もなく、服にバッグに靴に、、、欲しいものが溢れている。
NYという街は言わずもがなおしゃれな人が多く、日々コーデの妄想は止まらないのです。
私は断言できますが、おしゃれではありません。
タイトルに“おしゃれ欲”と書いてしまいましたが、正確には“おしゃれになりたい欲”と言った方が正しいでしょう。
そう。
おしゃれになりたい人
いつからそういう類のものに憧れ始めたかを振り返ると、恐らく小学校高学年でしょう。
厚底ブーツにすっけすけのトップスにてっかてかのミニスカート。
ずぼり!
アムラーです。
その後どういう流れか全く覚えていませんが、中2くらいから古着にハマりました。
“アメ村”という聖地を知り、読む雑誌は『CUTiE』や『Zipper』。
HYSTERIC GLAMOURやCandy Stripperが好きでした。
そして時は死ぬほど経ち、40代への階段を毎年確実に上っている2023年の今日この頃。
未だに自分のファッションの軸が確立しているかは謎ですが、好きなものはようやく見えてくるように。
そうなると、少ない服でも充分着回せることも分かりました。
結局手元に残ったのは、シンプル・シーンレス・タイムレス、時々ひとくせあるデザインもの。
血眼になってECブランドの販売時間にアラームをセットしたり、POPアップに行っていた日々は何だったのだろうと、今ではみんな同じに見えてしまうくらいです。
もちろん、その中でもアラームセットしてでも買いたいブランドも残っていますが。
そしてやっぱり基本はカジュアルが好きです。
スポーティではなくカジュアル。
このガタイでスポーティだと、スポーティではなく、スポーツになってしまうのです。
そういや大学の頃、筋トレの授業を専攻していたことがありましたが、スクワットの時間に、講師が男女各1名ずつ上手な人をお手本として挙げたところ、体育会の面々を差し置いてダンスサークル所属の私が見事選ばれました。
それほど私はスポーティ、、もとい、スポーツなのです。存在そのものがスポーツ。
なので、ここ最近は海外セレブの、カジュアルだけどどこが女っぽさや“抜け”のあるコーデに憧れ倒しております。
ミーハーと言われようが、いや、若すぎるやろと言われようが、ヘイリー・ビーバーやカイア・ガーバーのファッションが好きなのです。
もちろん、そう簡単に作れるものではありませんが、自分のワードローブの中から寄せていく妄想をするだけでワクワクするんです。
今はそんな妄想コーデに合わせるべく、シンプルなバッグを探しています。
予算はアンダー10万。
どでかい買い物は本帰国の際にする予定(予定は未定)なので、今回はそれほど高くないものを狙っています。
おしゃれ欲は沸々、懐は寒々
誰得でしかない、NYの街に煽られた私の最新ファッション事情なのでした。