ロックンロールを聴く時間のある飲み会

一番印象深い「二つ返事」はフジファブリックの「byebye」に出てくる「二つ返事の君が~♪」、人に二つ返事する時にいつも頭の中で「byebye」が流れる。

初対面の人に当日開催されるほぼ全員初対面の飲み会に誘われた、「byebye」した。主人公でもないモブでもない、ストーリーの後半になると忘れられそうなサブキャラ達の集まり、世間というバランスの多角形があれば完璧に近いヤツ。

・ゾンビ映画という三枚目、場の負を吸収して回す自身がしんどくなるUくん、実は両想いの女性がいたけど、分からないまま映画の中盤で死ぬキャラ、最後の葬式で結構人が集まる。

・自分のコンプレックスに引っかかっている最中、あんまり人の目を見て喋れないオタク気質、まだちょっと距離感があるBさん。恋愛映画で最終的自分なりに幸せになり、何処かに移住。

・映画学校の学生作る映画の主人公、原型は学生自身。
撮った本人は何年後には何も覚えていないタイプの脚本、楽しかっただけは残る。一見鈍器のような尖った感じがするが、気にして話題を振ってくれる優しいづち

・火サスでもっともらしい登場を果たす、一瞬犯人として怪しまれるが、
本当は何もない薄い人間の私。

誰もいない中華、上面の話、有料配信でも2人ぐらいは見てくれそうな内容、昨日のお酒がまだ残っている私にとって居心地がいい、無理のない空間。

Bさんの家は壁までいい感じ、丁度いい威圧感と圧迫感、猫が好きそうな家。空気に蒸発したアルコールを吸って、素面な私もナチュラル・ハイ。
永遠に流れる真心ブラザーズのサマーヌードが止まった、飲み会の成功の証の一つである不毛な言い合いも終わった。

Uくんからの愛は覚えている、ハグもした。
ありまと~


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?