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医学部予備校えらびのススメ


この記事はこんな人におすすめ✔️

  • 医学部を目指す方

  • 受験生を支える親御さん

  • 今の学習スタイルに疑問がある方

  • 予備校選びに迷っている方

医学部を受験しようとしている方の中には予備校選びに迷っている方もいらっしゃいますよね。受験生も然り、親御さんも然り。そんな方に是非参考にしてほしい記事です。
医学生の筆者からみた受験の仕組みと予備校選びのポイントを伝授します!

医学部を目指すならどの学習スタイルがいい?

予備校を選ぶ前に、医学部受験の学習スタイルをご紹介します。

  • 医学部専門の予備校に通う

  • 一般的な予備校に通う

  • オンラインの予備校に通う

  • 家庭教師をつける

  • 1人で勉強

さて、5種類の学習スタイルがありましたが、実際に医学生に多かったのはどの学習スタイルでしょうか?

国公立医学部の場合

国公立の医学生では、一般的な予備校に通っていた人が多いです。代々木ゼミナールや駿台、河合塾、東進などが多かったです。
国公立の受験では、共通テストを乗り切る学力が必要です。主要教科をバランスよく勉強できる塾が良いですね。
高校の勉強のみでやってきたという人もちらほら見かける印象でした。がやはり8−9割は予備校に通って追加で勉強していたという人が一般的でした。

私立医学部の場合

私立の医学生では、医学部専門の予備校に通っていたという人が多いです。メディカルラボや京都医塾などが多かったです。
私立だけを受験するとなると、理系科目のみを勉強すれば良いので、そこに特化して効率よく学べる予備校が人気なようです。
ご家庭に余裕のある学生もおり、家庭教師をつけていたという人もいました。しかし、国公立と一緒で1人で勉強して合格したという人は一握りのようです。

予備校の違いについては次の章でご紹介します。

医学部専門予備校ってなに?

一般的な予備校と医学部専門予備校の違いはなんでしょうか。
一言で言えば、「5教科やる」か「3教科+αやる」かの違いです。

一般的な予備校では、国語・英語・数学・理科・社会の5教科を対策しています。一方、医学部専門の予備校では、英語・数学・理科の3教科に重点を置いています。また、医学部専門の予備校では、「小論文試験」や「面接試験」といった医学部の受験で必要な対策授業もあります。さらには予備校に関わる先生方は全て医学部受験に精通した方なので、何かあればすぐ質問できるというのも大変な魅力です。
さらに、医学部専門の予備校には手厚いサポートが存在しています。例えば、「どの受験校が学力にマッチしているか」や「願書の書き方・提出管理」・「各大学の対策と傾向」について相談できるサービスがあります。大手の予備校に比べて、圧倒的に生徒数が少ないからできるサービスですね。

逆に、共通点といえばどちらも予備校であることです。予備校で学習するメリットは、学校外での立ち位置を知れることです。自分だけで勉強したり、家庭教師をつけて勉強したりすると、自分の学力を計るメジャーが学校内での自分の立ち位置や、過去の自分だけになりかねません。
しかし、予備校にいると他校の生徒との関わりから「自分の学力は学校の外ではこん感じだな」と思えるようになります。

どの学習スタイルを選ぶべき?

では、どの学習スタイルを選ぶべきか目的別にまとめます。

  1. 国公立のみ目指す場合

  2. 私立のみを目指す場合

  3. 志望校が決まっている場合

  4. どこでもいいから医学部を目指す場合

1.国公立のみ目指す場合
 国公立のみまたは、国公立を第一志望として目指す場合は一般的な予備校をおすすめします。しっかりと5教科をバランスよく勉強する必要があるためです。予備校で勉強することのメリットは、学外での立ち位置を見ることができる点です。
 小論文や面接の対策授業は一般的な予備校でもやってる場合もあります。また、医学部専門の予備校で行われている対策授業は、申し込みが間に合えば(枠が余っていたら)受けることもできますのでまずは一次試験突破に向けて総合力を上げましょう。

2.私立のみを目指す場合
 私立のみを目指す場合は、医学部専門の予備校をおすすめします。やはり、私立受験に必要な教科に特化して学習できる点が魅力的です。共通テストを受けないのであれば、国語や社会を勉強する意味は全くありません。時間を有効に使い、小論文の対策などに回しましょう。
 医学部専門の予備校では、受験まで定期的に英数理に加え、小論文や面接の対策講座を受講できます。勉強のペースを崩すことなく予備校に通えますのでおすすめです。

3.志望校が決まっている場合
 志望校が決まっている場合は、国公立か私立かに関わらず、医学部専門の予備校をおすすめします。医学部は全国に82大学分しかありません。医学部専門の予備校では82大学分のしっかりとした対策が存在していますので、予備校と二人三脚で頑張りましょう。
 東進によれば偏差値60以上ある大学は国公立私立ともに592校ありますから、一般的な予備校よりも医学部専門の予備校の方があなたの志望校に合致した対策集があることは明確ですね。

4.どこでもいいから医学部を目指す場合
 どこでもいいから医学部を目指すという場合は、医学部専門の予備校をおすすめします。闇雲に受験したり、同じ偏差値帯をこぞって受験する行為は大変危険です。医学部入試にはそれぞれの大学に傾向があり、偏差値帯が異なっても似たような出題傾向の大学が存在します。そのため、自分が受かりやすいような傾向のある大学を複数受験することが大切です。
 そこで必要なのが、医学部専門の予備校に存在するサービスです。サービスといっても無償ではないのですが((
 医学部に特化した、受験情報を持っている予備校ですから、自分がどのような大学にマッチしやすいのかを見抜いてくれます。大学にこだわりがないということであれば、ぜひ専門家の意見に耳を傾けてみてください。

最後に

いかがでしたでしょうか。
なんだか医学部専門予備校の回し者みたいですね 汗汗
結局のところ、家庭教師をつける・自分の力で勉強するというの医学生が少なかったのでおすすめするに至るところまでは書けませんでした。

なにはともあれ、受験生の皆さん頑張ってくださいね!


医学生からみた予備校選びのポイントでした。

ご参考になれば嬉しいです。

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Luuuun
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