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試行錯誤の連続で日本市場に最適なマイクロモビリティを開発するーLUUPプロダクト開発の裏側 ハードウェア編

「街じゅうを『駅前化』するインフラをつくる」というミッションを掲げ、マイクロモビリティのシェアリング事業を展開するLuup。将来的には電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティを包括的に取り扱い、ファースト・ラストワンマイルの移動手段を確立し、全ての人が自由に移動できる未来を目指しています。現在は東京と大阪を中心に、小型電動アシスト自転車と電動キックボードを展開しており、現在500ヶ所以上のポートが設置され、1000台以上のマイクロモビリティが街じゅうを走っています。

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LUUPと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、小型電動アシスト自転車と電動キックボードではないでしょうか。実は、その車両を快適に使ってもらうために、ポートを増設するための営業チーム、各ポートにいつでも車両があるように再配置を行いバッテリーの交換などを行うオペレーションチーム、車両を作るハードウェアチーム、車両に搭載されたIoTデバイスの動作検証やサーバーとのつなぎ込みを担当するIoTチーム、アプリケーション本体や社内管理ツールの開発などを行うソフトウェアチームが協力し合いながらサービスを提供しています。

今回は、ハードウェアを担当する王と河野、そしてCTOの岡田に、CHRO兼アライアンス責任者の前川がモデレーターとしてお送りいたします!

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▲左上:岡田直道/右上:王慧俊/左下:河野佳成/右下:前川明俊

前川明俊(以下、前川)
それじゃあ、自己紹介から始めていきましょう。Luupへの入社が早い順にしましょうか。

岡田直道(以下、岡田)
共同創業者でCTOの岡田です。ハードウェア開発は創業期から、河野さんの協力を得ながら進めていました。2020年の半ばまで岡田・河野体制でやっていました。

河野佳成(以下、河野)
元々、大学在学中から協力していまして、2020年1月、Luupに転職しました。入社後はパートナー企業とコミュニケーションをとりながら車体の調達や調整など、いまハードウェアチームでやっている仕事を可能な限り一人でやってきました。

王慧俊(以下、王)
2021年に入社したばかりです。元々はソフトバンクモバイル株式会社と、ソフトバンクロボティクス株式会社で製品の開発・マネジメントを、中国企業とやっていた経験を活かし、Luupではハードウェアグループリーダーを務めています。まだ数ヶ月ほどしか在籍していませんが、そのうち半分は中国に赴き、一緒に開発・製造しているパートナー企業とコミュニケーションをとっていました。

特殊な日本市場で、あるべき姿を提案する役割がLuupにはある。

前川
Luupにおけるハードウェア開発とは?具体的にどんな領域かということを聞いていきましょう。


まず、一般的なメーカーとは異なるスタイルですね。大企業のハードウェア開発は開発の上流から下流までに存在する様々な役割をたくさんの人で分担する分業制のような形ですが、Luupは少人数のスタートアップなので、1人が幅広い役割を担う必要があってやりがいがあります。
Luupは中国のメーカー等の信頼できるパートナー企業とタッグを組んで開発を進めています。Luupの役割は、日本という市場をしっかり理解した上で製品の企画や要求事項をまとめ上げ、開発をリードすることです。日本は特殊な市場なので、その中で製品のあるべき姿を考えるのはおもしろいですね。また、パートナー企業が実力を最大限発揮できるようにいかにマネジメントをするのかも腕の見せ所です。
そして、街じゅうに配備した車両についてのフィードバックを素早く細かく行って次の改善につなげています。1週間単位で細かく状況や課題を把握してリアルタイムにパートナー企業へフィードバックし、改善につながる分析と対応を行っています。
総じて、業界的にもまだまだこれからなので、日本市場に最適なものを開発するためにLuupがパートナー企業をリードする立場だと思っています。

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前川
日本市場って特殊なんですか?


そうですね。大きく異なる点が2つあります。1つは、電動キックボードに対する保安基準の要求が他国と異なる点です。
2つ目は、モノを丁寧に扱うというユーザーの特徴です。これは、自ら所有しているモノだけではなく、シェアリングしているモノに関してもです。その反面、品質への要求が高いとも言えます。Luupとしては、いかに日本のユーザーが求める品質の車両を提供できるかが大事なところです。

前川
海外のサービスでは車両が池に投げ捨てられるような事例も発生していましたね。

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そうですね。なかなか日本の感覚だと信じられないですよね。

前川
Luupは小型電動アシスト自転車と電動キックボードの2種類を提供していますが、車両の紹介をお願いいたします。


小型電動アシスト自転車に関してですが、ユニークなサイズ感がLuupの特徴だと言えます。日本の一般的な自転車の2/3くらいのサイズになっています。中国やアメリカと比べると日本の街はコンパクトなので、狭い中でもより多くの車両を配置する必要がありますし、小回りが効いて、日本の町並みにもあっていますよね。
電動キックボードに関しては、乗り心地の良さと安定感が特徴です。初めて電動キックボードに乗る際や、月に数回しか乗らない人でも安心して乗れるような、安定した車両になるように意識しています。

DIYでキックボードを調整しながらスタートした2019年

前川
車両は最初どのように設計をしていったんですか?

岡田
Luupは全国各地で電動キックボードの実証実験をオフラインで長い間行っていたのですが、そこで使うためのものを作ったのがスタートです。
本当に一番最初は、市販のものを購入し、ナンバープレートホルダーをつけたり前照灯の位置を調整したりなど、手探りながら自分たちで改造していました。それを毎度数台用意して、実証実験で使っていましたね。
河野さんが関わりはじめてくれてからは、中国のメーカーから直接我々が求める要件に合ったものを選んで調達するようになりました。発注数が5台とか10台とか本当に少なかったので当然オリジナルを作ることはできなくて、小さいロットでも対応してくれるメーカーに発注をしていましたね。
2019年末くらいから、Luupが実現したい要件に合わせてカスタマイズした車両を調達し始めました。その頃には数十台程度をまとめて調達するようになっていて、当時のLuupにとっては大きいロットでしたが、メーカーからしたらまだまだ小さいロットなので、既存の生産ラインを大きく変更しない程度にカスタマイズの要件を出して作ってもらっていました。金型から設計する形で調達できるようになったのが2021年のことで、ようやくあり物から選ぶのではなく理想から落とし込んだ車両になってきましたね。

前川
上から下までDIYで!?そうやって知見を貯めていったんですか?

河野
電動キックボードという製品カテゴリ自体の歴史が長くないので、当時日本に知見や経験を深く持っている人があまりいなかったんです。なので、メーカーと密にコミュニケーションをとりながら、車両を調整していきました。そういう時期が長かったですね。
逆に自転車はかなり成熟した製品カテゴリなので、日本で専門知識を持っていて経験豊富なプロの方の協力を得ながら、メーカーと開発を進めました。

岡田
保安基準等のリーガル面に関しては、弁護士とも確認しながらしっかり適合するように慎重に進めていました。

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前川
車両の改良でこだわった部分や、これ実はすごい大変だった!というお話を教えてください。

河野
小型電動アシスト自転車でいうと、今でもまだ議論に出てくるほど悩ましいものとして、カゴとスマートフォンホルダーがあります。当然それぞれに一定のニーズはあるので搭載することを検討したのですが、当時候補に上がったものの中でLuupの車体に適合するような納得のいくものが用意できず、直前まで議論して悩んだ結果、搭載しない決断をしました。
他にもいくつかあるのですが、特に小型電動アシスト自転車のタイヤをソリッドタイヤからエアタイヤに変えたことは大きな改善だと思いました。

岡田
元々ソリッドタイヤを選んだのは、チューブの中に空気が入ってるのではなく分厚いゴムの層になっているため、パンクを避けられるからです。シェアリング用の自転車には最適だと思っていたんですが、いざソリッドタイヤの自転車が出来上がってくると、雨の日にスリップしやすかったり乗り心地が悪い部分があったんですよね。長期的な耐久性を重視した結果ユーザビリティが下がってしまっていたんです。これが最適だと思って選択した意思決定が全然違ったみたいなことはありましたね。すぐさま改善していきました。

河野
ソリッドタイヤからエアタイヤに変えたことでスリップしにくくなり、クッション性が上がったので乗り心地も良くなったと思います。ソリッドタイヤは中に空気が入ってないから、振動が直接手に伝わって来て手が痒くなったりしたんですよね。

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前川
いつでもユーザーを見て改善しているということですよね。企画の面でも自転車の大きさになぜこだわったか教えてください。

岡田
通常より小さくしたのは2つ理由があります。事業的な理由は、将来電動キックボードのシェアリングを始めることになった際にスムーズに車両の種類を増やせるよう、電動キックボードの一般的なサイズに合わせたかったからです。実際、2021年4月に電動キックボードを配備し始めた際、車両のサイズの違いによって大きな問題を起こすことはありませんでした。
もう一つの理由は、車両が小さい方がシェアリングサービスを行うには適していると考えたからです。Luupの電動アシスト自転車は一般的なものに比べて重量が軽く、漕ぐのに力があまり要りません。また、重量が軽いため、車両を持ち上げて動かすのも比較的楽です。その代わり、たくさん漕いでも最高速度が出にくいという特徴がありますが、スポーツタイプの自転車のようにスピードを求めているわけではないですし、シェアリングの用途として適度な速度が出せていると捉えています。ユーザーやオペレーションのことを考えて最適を追い求めた結果、今の形になっています。

試行錯誤の連続である電動キックボード開発

前川
保安部品に関する電動キックボードならではの悩ましい部分はありますか?改善やこだわりポイントなども教えてください。


電動キックボードは道路運送車両法上の原動機付自転車(以下、原付)になるため、例えば、保安基準に適合した形でバックミラーを取り付ける必要があります。取り付ける位置も決まっていて、車両の中心から一定以上の長さの間隔を取る必要があります。そうなると、電動キックボードの車幅は狭いので、バックミラーが必然的に一番端になってしまうんですね。端にあるということは停車時に風などで万が一倒れてしまったときに一番最初に衝撃を受ける可能性が高いということです。実は、電動キックボードのシェアリングを開始した際、こうした要因でバックミラーが壊れることが我々の想定より多く発生してしまい、悩みポイントだったんです。
そこで、何をどう改善できるかを議論し、より割れにくい鏡の素材を探すことになりました。電動キックボードに取り付けているのは、アクリル樹脂製のミラーです。以前はガラス製を採用していましたが、アクリル樹脂製にすることで割れる確率はかなり下がりましたね。鏡自体は割れにくくなりましたが、その他の部分にもまだ改善の余地がありますので、改善継続中です!

前川
パーツにこだわってより良いものを追求していくと、コストが上がってしまうこともあると思うんですが、それはどうやって対応していますか?


実は、そもそもパーツを使わないという考え方もあります。
電動キックボードには保安部品としてホーン(警音器)がないといけません。ホーンは一番外側にあり、車両が倒れてしまったときに壊れる可能性があります。そこで将来的に、車両内部にホーンを入れ込んでしまい、外側にあるときと同等の音量を出せるようにすることを検討しています。壊れにくく、かつ保安基準も満たせる両取りの改善だと思っています。

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前川
パーツが壊れるからどうする?じゃあそのパーツなくそう!という取り組みがまさに試行錯誤の連続ですよね。
では、ハードウェアとソフトウェアの両方がある中での開発の面白さ、難しさははどういうところですか?

岡田
開発のスパンが違うので、プロジェクトの進め方は難しいなと思っています。例えば、ハードウェアは発注からユーザーが使えるようになるまで時間がかかりますから、ユーザーに提供したいタイミングから何ヶ月も前に要件をFIXしなければなりません。
一方で、ソフトウェア、とりわけアプリ開発の場合、一般的には2週間のスプリントでリリース、新規開発でも2〜3ヶ月スパンでリリースしたりできてしまうので、アップデートの時間軸が全然違うんですよね。

前川
様々な経緯から2020年末にキックボードの実証実験が始まることが決まったんですよね。その時は、色んな動きが同時多発的に社内外で起きましたよね。

河野
ちょうど、2020年10月に新事業特例制度に認定されたタイミングは、新たなパートナー企業を見つけて電動キックボードを開発しようとしていた時期だったんです。本当はその実証実験で新しい車両を使いたかったのですがタイミング的に難しくて、これまで電動キックボードを作っていたメーカーにお願いしてタイトなスケジュールの中作ってもらいました。
電動キックボードが街じゅうを走ること自体が新しいことのため、実証実験の要件がどう変わっていくか見えない部分があり、とにかく柔軟性の高い車両にしました。部品を後から取り付けられたり、外せたり、位置を変えることができたり。

岡田
そういえば針の穴に糸を通すような事例がありましたね。小型電動アシスト自転車を提供する決断は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、かなり急いで行いました。目標としていたリリース日に向けて徹底的に無駄なく開発を進めたかったので、乗車テストをするために製造した車両を日本側に輸送するプロセスをカットするため、僕がパートナー企業がいる中国に行って乗車テストを実施しましたね。

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何かを作り上げていくという体験で、ものづくりの欲をこれ以上に満たすものはない

前川
電動キックボードだからこそのアップデートの観点はありますか?


日本市場において電動キックボードはまだまだ発展の余地が大きいプロダクトで、各企業が「正解」を模索しています。特にシェアリング用では壊れにくさ等の通常の市販品を遥かに超えるレベルで考慮しないといけない側面も多く、企画段階ではよくトレードオフの場面に遭遇します。走行の安定性や安全面が当然最優先になりますが、それをクリアした上で何がシェアリング用として最適なのかはLuupとしての答えを常にアップデートする必要があります。

例えば、電動キックボードはバイクと比べて倒れやすいサイズと重量なため、倒れた衝撃で外付けの部品が壊れやすいのが現状です。それに対しては、そもそも倒れる回数を減らすための改善をしていきますが、倒れないようにするには両足スタンドにするのか、ユーザーとしては片足の方が使いやすいのではないか、両足にしたときにいかにユーザービリティを損なわないで作れるのか…など、いま悩んでいるところです。実際に電動キックボードに乗って、自分の足で蹴って、確かめながら最適解を探しています。

前川
置かれる場所、使用シーンを考えるとやっぱり置かれた状態での安定性も大事ですよね。それでは、Luupを開発する楽しさや、やりがいを教えてください!

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ハードウェアは新しい車両がきたときに自分たちが乗りこなさなきゃいけないんですね。それで、入社するタイミングで自宅に持ち帰って、100kmくらい乗っていたんです。駐輪場で出し入れしているときに、同じマンションに住んでいる方から「なにそれ、かっちょいいっすね!」って言われて…初めて同じマンションの住人と挨拶以外の話をしました(笑)。それだけ多くの人の目を引くプロダクトということですよね。それを開発して世の中に送り出すやりがいを感じています。

河野
自分は元々絵を描いたり何かを作ったり、手を動かすのが好きなんですが、ハードウェアってその究極系だと思うんです。何かを作り上げていくという体験で、ものづくりの欲をこれ以上に満たすものはないと思います。自分の携わるものを街なかで見かけると嬉しくなりますね。
最近、ポートがあるマンションに引っ越したんですが、人が停めに来る音を聞くだけで、使われている実感をひしひしと感じますし、人々の生活の役に立ってるんだなと思います。それはLUUPでしかできないことです。

岡田:ソフトウェアとハードウェアをつなげて一つのサービスをつくるという一連のプロセスがおもしろいと思います。LUUPは開発者の技術的な好奇心を刺激すると同時に、ユーザーの生活場面に大きなインパクトを与えられるプロダクトです。
移動に使うモビリティって基本的にエンタメ感覚では何度も乗らないじゃないですか。使い続けるのは便利だから。今いる場所から行きたい場所に向かうための移動手段を、複数の選択肢から合理的に比較検討した結果、LUUPが選ばれてもらえるというのが嬉しいんです。それだけ価値があるものを作れているんだなと実感できます。

まだ名前もついていない新しいモビリティを開発したいーLuupのこれから

前川
生活に溶け込ませていただいているというのがありがたいですよね。では最後に、新しいモビリティの挑戦や今後について伺いたいと思います。

河野
Luupはキックボードだけの会社ではありません。これから、まだ名前すらついていない新しいモビリティを開発して世に出していきたいです。先駆者として実用化していくことを楽しみにして仕事しています。
鉄道会社が都市開発をしていくように、Luupとして新しいカタチの都市開発ができたら、世界的にもかなり先進的なんじゃないかと思いますね。そういう未来を実現できうように、自分も頑張っていきたいです。

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岡田
2021年4月にキックボードがリリースされた後に、河野さんと個人的にリリースを振り返って話をするタイミングがあったんですよ。「これまでやってきたことが世に出てほっとした」とか言われるのかなと思ったら、「これからユーザーに使ってもらいながら車両を改善して、やっと真に良いものを届けることに挑戦できる、それにワクワクしている」って言われて。現時点で全く満足していなくて前を見続けているんだなと。それがすごく印象的でした。

前川
リリースがゴールじゃなくて、スタートと捉えていたんですね。では王さんは?


挑戦としていくつかの段階がありますが、1つ目はLuupの将来を見据えて大規模調達する準備を整えていきたいです。実証実験のための数百台数千台と、数万台つくるのはかなり違いますから。
もう1つは、ユーザーがLUUPを日常的に当たり前のように使うようになった未来を見据えて、新しいユースケースをハードウェアの観点から提案していきたいですね。河野さんもおっしゃいましたが、街の価値を上げていくという観点で模索していきたいです。

岡田
技術的にはこれからやれることが広がっていくと思います。それは、例えば車両に搭載しているIoTデバイスから取れるデータがより細かくなっていったり、センサーを新しいものにしたり、バッテリーログ、各パーツの故障の予測精度を上げるなど、様々な技術的な挑戦をこのデバイスの上に載せていけるんだと思ってます。乗りやすい車両を作っていくという側面だけではなく、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせるからこそできるような技術開発もやっていきたいです。Luupが今後どういう新しい価値を提供していけるのかなとワクワクしていますね。

岡田 直道
株式会社Luup ​​CTO(共同創業者)
東京大学工学部卒業後、同大学院在学中より株式会社AppBrew、株式会社リクルートライフスタイル、Sansan株式会社など複数社で主にサーバーサイド・iOSアプリ開発業務を経験。株式会社Luup創業後はCTOとして、エンジニア組織の構築やLUUPのアプリケーション開発・社内システム整備を管掌。
河野 佳成
株式会社Luup ハードウェア エンジニア
大学在学中、初期Luupの車両調達及び開発管理を担当。卒業後、ピクシブ株式会社に入社しPMとして新規サービス立ち上げに従事。その後Luupのサービスローンチに向けて再度ジョイン。機体開発を兼任しながらイラストレーターとしての顔も持つ。
王 慧俊
株式会社Luup ハードウェアグループリーダー
慶応義塾大学理工学研究科卒業後、ソフトバンクモバイル株式会社にてスマートフォンの開発に従事。その後ソフトバンクロボティクス株式会社にてプロジェクトマネージャーとして自動清掃ロボットWhizの開発をリード。Luup入社後はグループリーダーとして全製品のハードウェア開発を管掌。

Luupでは、更なる挑戦に向けて、採用を強化しています。

現在Luupでは、積極的に採用活動を行っております!Luupの採用に興味をお持ち頂いた方は、ぜひこちらの記事を御覧ください。

ハードウェアエンジニア
ハードウェア部門は、ハードウェアの企画・開発・調達・改善など製品すべてのフェーズをリードし、プロダクト全体に関わる幅広い業務を行っている部署です。
その中で「ハードウェアインベスティゲーションエンジニア」には、市場から発生した課題を分析し、今後の製品品質向上を取り組んでいただくポジションです。

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