良い保育は、保育士歴ではない!
前回、「保育士の力量によって子どもの表情が変わる」の続編。
私たち保育士は、大体の園は10月くらいに自己の振り返りをして上長に今後の進退や来年度の希望クラスなどを話す機会がある。
「私は、以上児(3~5歳児)は嫌です」と言ったり、「あの人とは複数担任は無理です」
など、様々な要望を出します。
それを踏まえ上長は来年度の計画を立てるのですが…
中には一人担任が嫌だから以上児は持ちたくないという人がいる。でも、色々考えた結果、希望通りにいかず嫌々持つこともあるのが現実で…
そんな人が一年受け持つと、そのクラス全体がどんよりとした雰囲気になっている。
クラスの子どもたちも、友達同士での争いが多かったり、家に帰ると保育園の様子を家庭で話し「?!」というクレームをもらったりしている。
とにかく、担任の性格が子どもに映る!
それはベテランでも保育士歴10年未満でも変わらない。
ベテランでも、私は保育を知っている。あの人よりもいい保育ができる(実際できていない)、いつも他者の悪口ばかり言っている。
そんな人が担任だと、子どもの表情がきつくなり、「先生!○○君がこんなことやってる!いけないよね?!」と自分の行動は振り返らず、ひとつひとつ人を批判して確認してくるようなクラスになってしまう。
自分が正しい!という固定観念ができてしまい、子ども特有の想像豊かな世界にいけない。思考が豊かにならない子どもになってしまう。
保育士歴10年未満の担任でも、保育を楽しく、ま~そんなこともあるよね。子どもたちを信じてるんだ!
という気持ちで保育をしていると、子ども達の視野が広がり、社交的になり表情も豊かになって、どんな取り組みをしても生き生きとしてる。
保育はキャリアだけではなくどんな姿勢で保育をするかが大事!
正直、保護者はどんな担任に出会うかで子どもたちの感性は変わるので保育園選びは大事だと思う。
見学してちょっとでも「??」と思ったらその園は避けた方がいいかもしれませんね。
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