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【ブルベ記】除夜の鐘を聞きながら初日の出を見に行こう ~BRM101たまがわ200km元旦・三浦~


■1月1日0:00スタートのブルベに参加

3, 2, 1、明けましておめでとぉぉぉおおおおうぅぅ

の声でスタートするブルベに参加するなんて、去年の正月には想像すらしなかった。

1月1日0:00スタートのブルベ、BRM101たまがわ200km元旦・三浦に参加してきました。
コースは二子玉川をスタートして、二宮、三浦半島をぐるっと回って横浜を通り二子玉川へ戻ってくるというもの。
前半50kmを過ぎてからは過去に何度も通ったことある道なので、キューシートを一度見ればソラで走れてしまうくらいで、ルートミスの心配がグッと減るのはありがたい。



スタートの兵庫島公園へのアクセスが堤防工事の関係で回り道することに。
駅近くのコンビニで出会ったAJたまがわ常連のネコミジンコさんとご一緒させていただいていたのでスムーズに到着。
受付をしていると今回は参加者が多かったためか10分間隔のウェーブスタートになるよと話を受け、自分は0:00スタートのW0の枠になった。
見た時刻がそのまま走行時間になるので計算めっちゃ楽だ。



ブリーフィングを済ませ、スタート位置に並ぶとみんなで新年のカウントダウン。
「明けましておめでとう」の発声と同時におそらく世界で最初の2025年度ブルベがスタートした。


最前列の左に写ってる黄色い上半身がわたし。


■スタート〜フォトC1 JR二宮駅ガラスのうさぎ像

スタート直後はしばらく芝生なのでみんな押し歩き。
ふと横を見たら同じARGON18乗りの佐元さんがいらして、うれしさのあまり声をかけてしまう。
マイナーフレーム乗りあるあるでしょう。

走りだすとなにやらカサカサ擦れる音がするので足下見たらなんとシューズカバーのファスナーが下りていてふくらはぎ部分がペロリンとおじぎ。
装着時からふくらはぎの上まで止めきらず不安はあったけど、このあと数え切れないくらい何度もペロリンして、その度にファスナーを上げられるところまで上げる、というストレスに呪われることになる。

R246に沿う橋を押し歩き、自転車通行可の標識が出てきた後もなぜかみんなで押し歩き、下りて本線と合流したところでいよいよ本格走行。
アクチュアルスタートって感じ。
途中、ゴーンと除夜の鐘が聞こえる。

ここから西に進み、途中折れて横浜市営地下鉄のセンター北、南の駅の脇を通過。
そしてK45中原街道に入り、鴨居、都岡を通る。
この辺は自宅に近いこともあって、慣れ親しんだ景色になんか安心する。
このままDNFできたら帰りが楽だなあ、なんて。


仕事でよく行くズーラシア脇も通過


この日の風は終始北からで、フォトC1までは追い風基調になるはずが恩恵を受けてる実感がない。
Epic Ride Weatherでも大きな矢印だったのでもっと吹いててもいいはずなんだけど…。


前半が追い風、ということは帰りは…


さて、夜スタートブルベの最大の敵といえば寒さである。
眠気はスタート前に仮眠を取ったのでまったくなく、その点は絶好調。
スタートからしばらく気温は落ち着いていたものの、40kmを過ぎて小田原厚木道路沿いに入った途端、一気に冷え込みが厳しくなった。
下半身が冷たくなって、つま先がかじかんでいくのがよくわかる。

2時26分、45.5km地点のセブンイレブン平塚城所店で最初の休憩。
後からやってきたランドヌールと話していると彼は北海道から来たとのこと、すげぇ。
イートインコーナーがあったので消費税の上乗せ課金をしてラーメンをすする。
年越しそばの後の年明けラーメン。
が、半分食べたあたりから急に胃が重くなる。
スープもいつもなら全部すすってしまうが、半分以上残した。
今までのブルベで固形物が通らなくなることは一度もなかったのだけど、この寒さで胃腸がやられたか。
腹巻きをして体幹は温めてはいたけど、それでもだ。
これ以上冷えるのを避けるべく、そして血を回すべくイナーメのアップオイルを塗りたくって出発した。


濃い醤油味でした


ここらへんで出会うランドヌールはすでに10分後スタートのW1、20分後のW2の方々。
みんな速いなあ。

小田原厚木道路沿いに入ってから50km過ぎまでは周りが畑だらけで高い建物がなく、空が広い。
そして見上げれば満天の星空。
天頂から山の稜線際までよく見える。
冬の乾いた空気とも相まって、神奈川の平地でもこんなにはっきり見えるのかと驚くくらいきれいだった。
いままで何度も夜ブルベを走ってきたけど今回が文句なしのNo.1である。

3時20分、58.9km地点のフォトチェック1のJR二宮駅、ガラスのうさぎ像到着。
パパッと撮って、チョコレートを一つ口に放り込んで早々に出発した。



■フォトC1〜フォトC2宮川公園 

二宮駅を出ると進路を反転しR134を東へ。
箱根駅伝の復路7~8区のコースを通る。
ここから190km過ぎて鶴見川を渡るまでは何度も通ったことのある道なので安心して走ることができる。

冷え込みはさらに強くなり、それに加えて風が向かい風になったことで身体、特に下半身が冷えていく。
耐えきれず、少し先のコンビニでトイレを借りて、下半身にまんべんなくイナーメを塗る。
すると塗ったそばからほかほかしてきて血の巡りが良くなっていることがわかる。
実際脚の回りも良くなって、向かい風とはいえ幾分か楽に進めるようになった。
この区間での速度は出れば20km/h台後半、概ね中盤といったところだ。

初日の出暴走、という言葉を最後に聞いたのはいつだったか忘れてしまったけれど、江ノ島までに何度かやんちゃな車とやんちゃな音のバイクに抜かされる。
男の子が車から顔を出して「がんばってくださーい」なんて冷やかしてきたけど、ちょっとうれしい。


江ノ島は交通規制中


江ノ島を過ぎてからは防砂林がなくなり、もろに向かい風を浴びる。
鶴岡八幡宮の参拝で交通規制がかかってる鎌倉の滑川交差点を越えると、いよいよこれから三浦半島を回る、ミウイチするぞって気分に。
今回は半島を反時計回りに走るので小坪トンネルの上りが楽なのがありがたい。
(時計回りだと小坪トンネルへの上りはきつくなるが、下りはトンネルの先が海になるのでめっちゃきれいだし走っていて気持ちいい)

三浦半島の西側のアップダウンをこなして、101.0km地点のファミリーマートで3回目の休憩。
ここでちょうどコースの半分が終了。
到着時刻は5時44分で、貯金は1時間ジャスト。
胃腸の調子はいまだ戻らず。
「ほうじ茶は身体を温める効果があるそうです」というゆるキャン△のセリフを思い出してホットのほうじ茶を流し込むと、おいしい。
身体がみるみる緩んでいくのがわかる。


カロリーはゼリーで


空と山の稜線の間がすこしずつ夜の終わりの色に変わっていく。
全行程で数少ない長い上りである三崎口駅にかけてのヒルクライムで左太ももが攣りかける。
冬の夜中の冷えに長時間身体を晒してきたツケがここで回ってきた。
いつもならMag-Onを塗りたくるところだけど今回はあいにくビブタイツ、まさか道端で脱いで塗るわけにもいかない。
とりあえず2-Runタブレット飲んで、患部をよくさすって少しでも血流を上げるようにしてから再スタート。
上りきるまではインナーローで脚に負担をかけないようにくるくる回していたら、やがて攣りの気配はどこへやら。
とはいえ、同じ左の膝上にも痛みが出ていて予断は許されない状況でした。


京急三崎口駅


三浦半島の南端、まぐろで有名な三崎漁港の横を通ると海が。
ここまででも海沿いを通っていたけど、真っ暗で海感ゼロだったんだ。
空は陽が上る寸前の色にまで染まっていて、初日の出がすぐにでもやってきそう。

城ヶ島大橋の先にはマジックアワーの美しい空が。
この時点で時刻は6時35分。
日の出は6時50分ごろなのであと15分、ここで見るには待ち時間がちょっともったいない。
陽が上るまでどこまで進めるのか、きれいに見えるスポットにたどり着けるのか。
この先は宮川公園への上りがあるので上った先に見える場所があるかも、と期待しつつ前進を再開した。

6時46分、115.9km地点のフォトチェック2、宮川公園のマイルストーン「マグロと大根」に到着。
そそくさと査証を撮り、奥に展望台ぽいのが見えたのであそこなら初日の出見れる?、と思い行ってみたら茂みと岩山が邪魔してアウト。
どうりで誰もいなかったわけだ。


青いのがマイルストーンの像


展望台より


トイレを済ませてペットボトルの水を補給していざ出発と進行方向を向いたら陽が上ってきた。
初日の出だー。



■フォトチェック2〜ゴール

宮川公園からゴールまで残り距離は87km、時間は6時間半、貯金は約50分。
相変わらず時間の余裕がない。
ブルベでは時間の余裕は心の余裕に直結する。
あのブルベ始めた頃のグルメ三昧ライド感はどこに消えてしまったのだろうw。

三浦海岸で初日の出の見物帰りの大渋滞にはまり、ストップアンドゴーが多くなってきて、浦賀駅手前の135.6km地点ミニストップ横須賀浦賀店で休憩。
ホットコーヒーでひと息。
固形物は相変わらず入らないし、ここまでつないできたカロリー源のようかんも無理して喉を通してたし、いい加減味にも飽きたので、別の物をと思いレジ横にあった抹茶ういろうを購入。
暖かくなってきたので問題のシューズカバーはトゥーカバーに付け替えた。



浦賀を抜けて観音崎も目の前というところでまたもや左モモの攣りの予兆が。
自然博物館から先に短いがきつい上りがあるので、その手前の公衆トイレに寄ってMag-Onとアップオイルを塗りたくり。
気温が上がってきたからもう大丈夫だろうとたかをくくっていたが、固形物を摂れてないこともあってミネラル不足に陥ってたようだ。

走水海岸の先にも10%の急登があるが、ここは迷うことなく押し歩く。
越えるとR16に入り掘ノ内を過ぎれば交通量も増えてくる。
車の流れはいいので走りやすく、さらに走行風で引っ張ってもらえるので巡航速度がグンと上がった。
ここまで23, 4km/hだったのが30km/h近くまで。
信号も数は多いけどつながりはよく、4つあったら一つに捕まる程度で済んだので、R16入ったときに15.9km/hだったグロスは、野島方面へ曲がる船越一丁目の交差点までの10kmほどで16.15km/hまで上がっていた。


DeNAベイスターズの施設であるDOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAの脇を通りいよいよ野島へ。
時差式&歩車分離式信号をギリで通過できず悶々とするが、ここからは勝手知ったる庭みたいな地域。
大学生までこの横浜市金沢区に住んでいたし、最近のトレーニングのコースにもしてる道なのでもう安心して進める。
ただ風は芳しくなく、海の公園沿いから吹き荒れ、貯金し放題と目論んでいたR357は北風をもろに受ける向かい風区間。
そしてお正月ということもあり、いつもなら身の危険を感じるくらいの大型トレーラーの応酬もその気配はどこへやら。
大型車の走行風が使えれば35km/h巡航が楽勝なのだけど、この日は25km/hほどが精一杯。
いつもより明らかに道が長く感じる。
我慢のライドのまま杉田、磯子を抜けて、八幡橋から根岸へ。
もう少し行って25kmくらい残してコンビニ休憩か、と思ったが新山下より先に行ってしまうと年始の観光客でコンビニがごった返してる心配があったので、もう少し手前の間門交差点の角にあるファミリーマートで休憩。
ブルベでは休憩候補のコンビニをたくさん頭の中に持ってるのは大きな安心材料だな。



172.0km地点のファミリーマート横浜本牧店。
うれしいことにやっと固形物が入るようになった。
きっかけはR357に入る手前で食べた抹茶ういろう。
カロリーを摂らなければ走れないので無理矢理に食べたがこれが大当たり。
おいしかったのはもちろん、こう身体の「これほしい」の穴にぴったりハマったかのような満足感。
そして「その時、胃腸が動いた」とNHK松平アナの声が聞こえるかのように身体が固形物を欲してきた。

とはいえ、いきなり油ものとかは怖いのでビタミンも意識して、コンビニ補給の定番のフルーツミックスとプリンをチョイス。
プリンのカラメルソースがめちゃうま。
バナナは残り10kmで食べる用、スニバーは気分転換用に備蓄。

ここまでで残り31kmでゴールクローズまで2時間半。ここでやっと今回初めて認定完走を意識し始めました。


本牧から新山下、みなとみらいと信号峠を越えて中央市場を曲がり、R15をかすめてR1へ。
R1もアップダウンがしっかりあるけど、さっきの休憩で固形物が入って気持ちも上がってきてしっかり踏めるようになったので順調にクリア。
鶴見川を越える手前がサウナが素晴らしいスパ銭が並ぶエリアでしてつい入っていきたい気持ちになるが…
…、ガマンガマン。


右手にユーランド鶴見、その奥にはおふろの国、RAKU SPA鶴見とつながるサウナ街道


鶴見川沿いに折れR1を離れて残りは12km、ゴールクローズまでは1時間半。
ここでやっと大きなトラブルがなければ認定完走だ、と脳内で勝ち確宣言。


が、甘かった。


横須賀線の新川崎駅に近づくに連れて始まったのは跨線橋祭り。
跨線橋へのアプローチの上りが3つ連なり、さらにちゃんとした跨線橋も3つ越える。
しかもそのどれもがガッツリな急登でここまで190km走ってきた身体には応える。
まるで胃もたれしてる状態で牛丼とキムチ牛丼とカルビ丼と……とどこかの牛丼チェーン店の丼を順番に食べさせられてるかのようなヘヴィーさとしつこさ。
(書いてるだけでうげぇ、ってなる)

そしてそれを越えて「やったー、多摩川だー」と思った瞬間に今度は爆風向かい風が塊となって面でぶつかってくる有様。
ド平坦なのに踏んでも踏んでも進まない。
まるでローラー回してるかのよう。
もう残り5kmないのに、いつまでたってもゴールにたどり着かないんじゃないか、そんな風にメンタルめった打ちされる。


空は気持ちいいくらいきれいなんだけど…


でも、漕いでればちゃんと進むわけで(当たり前だ)、12時43分無事にゴールのセブンイレブン世田谷玉川店に到着。
走行時間も同じく12時間43分で、47分残しの認定完走となりました。
グロス速度は15.94km/h。



ゴールのこのセブンイレブンは敷地も限られてるので買い物して急ぎでやること済ませて、二子玉川郵便局向かいにある二子玉川ライズの広場に移動。
今回はゴール受付が郵送で、フォトチェックの写真はオンライン提出なので、ここで査証のアップロードやブルベカードの記入を済ませ、投函してやっと完走手続きが終わりです。

投函してホッとしたのもつかの間、ポストの投函カバーには貼り付けた切手と同じデザインの切手がペタリ。



えっ、



剥がれてカバーにくっついてるーーーーーー


あーあ、年始早々なにやってるんだか…。
この後おそらく送料不足で自宅に帰ってくるかと。
戻ってきたら再投函する旨をすぐにAJたまがわさんにメールしまして、「了解しました」とお返事いただきました。
今年は最後まで気を抜かずきちんとやりましょう、ってことだなきっと。

【追記】
こちらの封筒はAJたまがわ様へ返送対応済みです。
ふぃー、よかったε-(´∀`*)ホッ


■完走した感想

・コースについて

今回のコース、アップダウンはあるものの獲得標高自体は少なくしかも7割方は走ったことのある道だったので気は楽でした。
頭の中にどこにコンビニがあるかの情報も既に入っていて、インスタントに休憩計画を立てたり変更したりと柔軟に対応できました。
知ってる道ってそれだけでアドバンテージあるよなあ。

あと、初日の出を見る人手で交通量が多い箇所があり、特に三浦海岸沿いの道は帰りのラッシュと重なり渋滞がすごいことに。
海が東向きだから混むのはわかるけど、こればかりはタイミングが悪かったと笑うしかなかったです。


・最大の敵は寒さだった

しかし、真冬の夜中の冷え込みや向かい風で身体の消耗が大きかったのは確か。
特に胃腸が動かなくなって固形物がのどを通らなくなったことは今回苦労した原因のトップです。


スタートから8時間経過までは体感気温がほぼマイナス
日の出前の冷え込む時間帯に風も強くなっていた
強風を示す太矢印が目立つ。コースは反時計回りです。


防寒に関して、上半身は特段寒さを感じなかったので完璧でしたが、下半身はそうでなく、下から上に冷えが伝わってくるのがわかるほどでした。
シューズカバーのサイズが小さく勝手にファスナーが下がることで防寒の効果が薄くなったし、そもそも0℃対応のビブタイツであの寒さには非力だったのかもしれません。
一応防風の効果が実証済みだったモンベルのペダリングニッカライトをビブの上に履いてはみたものの、覆われないふくらはぎから下の冷えは強く、足首までのロング丈のパンツが必要だったみたいです。
これからも冬にブルベするなら下半身の寒さ対策は急務だな、と感じました。

それでも、猛暑の中走るよりは回復が早いようで、これを書いてる1月3日にはもう自転車に乗る気力が湧いてました。
普段だとブルベ後は1週間、乗る気が起きないんだけどね。


・股ズレ常習犯がクリーム塗り忘れるも股ズレなし

去年、ブルベを始めた頃は走る度に股ズレがひどかった。
後半は股ズレ防止クリームのProject J1を塗って走って、まあ軽症で済むほどには楽になっていました。
しかし今回、クリームを持っていっていたのに塗り忘れた。
それに気付いたのはいつだか覚えてない。
でも、半分の100km走って股ズレの兆しがなかったので「このまま塗らずに行ってみよう」とテスト開始。
結局ゴールまで股ズレは起きませんでした。

履いてたビブは去年の初めのと同じで、変わったのはポジションと今回はもう一枚上に履いてたこと。
何が良かったのかを絞るのは難しいけど、一つ今回のよかった点になった。


・グッズ、補給のMVP

今回のグッズのMVPはイナーメのアップオイル。
いくつかある中で冬用のWinterをチョイスしました。
上で書いてるほど寒かったわけですが、これを塗れば塗ったそばからほかほかしてきて身体が温かい時のように動くようになりました。
塗った場所は主にふくらはぎ、太もも、お尻、お腹、上腕部、首です。


あとフロントライトで使っているiGPSPORTSのVS1200。
トンネルが多いコースだと、自動点灯してくれるってだけで本当に楽。
今回もトンネルが続く後半に大活躍でした。


補給のMVPはミニストップで買った抹茶ういろう。
固形物を受け付けなかった身体でもこれはおいしいと感じたし、それで胃が動き始めて固形物摂取もできるようになりました。
ときどきこういう「これがほしかったのよ」と欠けたパズルのピースがバチーンとハマるものがあって、明らかに身体の緊張が緩んで別の身体になったかのように感じるから、補給食選びって難しいけど楽しい。
(博多600の最終盤で食べたワンタンがまさにこれ)

いままでお手軽補給食にとようかんばかり食べてきたけど、さすがに飽きてきたし、意外と噛んだり飲み込むのに負担があるのよね、あれ。


・正月ブルベにグルメを期待するのは無理がある

あと、正月ブルベで注意したいのはお店での飲食が難しいことだ。
まず、ほとんどのお店はお休みだ。
仮に正月営業していたとしよう、でも今回のように初日の出を見るようであればまだ開店時間に至ってないことだってある。
それでも開いてるありがたい数少ないお店には初日の出参拝の人達がごった返している。
中には道路からわかるくらい、外まで行列ができている店もあった。
お店が開く時間帯になると、休憩のタイミングとしては最後になるので「もういっかー」となってしまい、結果最後まで休憩と補給はコンビニで通すことになりました。

正月ブルベでグルメはあまり期待しない方が良さそうです。


・反射材をマシマシしたい

他のランドヌールを見ていて、今回は特に手首足首に反射バンドを巻いてる人がとても多かった。
出走条件であるライトはついてるとはいえ、走ってて動くところ揺れるところに反射材をつけていれば、数倍見た人の意識の的になる。
自転車で車道を走るときは目立ってなんぼ。
特に夜間走行するなら、余計にだ。

追加するなら手首足首の反射バンド、そしてサドルバッグにおにぎり反射板かな。


■補給

今回摂った補給はこちら

◆セブンイレブン二子玉川西店(出走前)
・7プレミアムフレッシュバナナ
・サントリー天然水 550ml
・紅茶花伝ミルクティーホット 440ml
・メルティーキッスショコラスティックパック
・おにぎり こだわりサーモンハラス
・舞茸おこわおむすび

 合計 992円

◆セブンイレブン平塚城所店(45.5km, 2:26)
・醤油ラーメン
・小倉羊羹
・舞茸おこわおむすび
・赤飯おこわおむすび

 合計 1007円

◆セブンイレブン大磯国府本郷店(61.8km, 3:40)
・UCCブラック無糖コーヒー

 合計 108円

◆ファミリーマート横須賀長坂店(101.1km, 5:44)
・ホット伊右衛門焙じ茶
・ミニッツメイド朝バナナ

 合計 363円

◆ミニストップ横須賀浦賀店(135.6km, 8:07)
・ホットコーヒーS
・ヤマザキ 抹茶ういろう

 合計 228円

◆ファミリーマート横浜本牧店(172.0km, 10:36)
・ホット伊右衛門焙じ茶
・窯出しとろけるプリン
・スニッカーズピーナッツ
・高地栽培バナナ
・ミックスフルーツ

 合計 833円

◆セブンイレブン世田谷玉川店(203.0km, 12:43)
・ザバスチョコレート風味
・マーガリン入り黒糖ロール

 合計 359円

 総計 3890円


■今回の衣類について

最後に今回着ていった装備を記して最後とします

◆上半身(内→外)
おたふく手袋 3Dファーストレイヤーノースリーブ
・おたふく手袋 ヒートブーストクルーネック
・モンベル サイクルウェストウォーマー
・リオンドカペルミュール ライトウォームジャージ
・モンベル U.L. サイクルレインジャケット
・Buff THERMONET ネックウォーマー(長いので頭までかぶって使用)
・シマノ INFINIUM インサレーテッドグローブ

◆下半身
ミズノ ブレスサーモインナーソックス
・L×R 310Rレーシングソックス
・カステリ UNLIMITED SHOECOVER
・カステリ SORPASSO RoS BIBTIGHT
・モンベル ペダリングニッカライト


下半身の寒さ対策が必須ですな、うん。


おつかれさまでした


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