見出し画像

【日記】オーストラリアに行って変わったこと

    という題名にしましたが、特に自分という人間が何か大きく変化したわけではないです。人間的に大きく成長したということも(主観的には)ないです。
    巷には海外に行って新しい自分が見つかったなんて話もごろごろ転がっていますが、自分の場合は元々見つけたいなんて思っていなかったし、(探してないのに勝手に)見つかったのは自分のダメな部分だけだったので、そんなのはノーカンです。

    ただ些細なことですが、オーストラリアへ行ったことで確実に変わったこともあって、それがサングラスです。

    自分は日本ではサングラスというものを全く使ったことがありませんでした。車を運転する時も必要なかったし、ファッション用途にしても、僕はいかつい?感じのスタイルがあまり好きではないので、サングラスをかけようなんて考えたこともなかったのです。

    しかし、オーストラリアの日差しは強く、目を守るためにサングラスを着用していました。車を運転する時も、自転車に乗る時も、外を歩く時も、ちょっと洗濯物を干す時にも、どんな時でも太陽が眩しいと感じたら、すぐにサングラスをかけるようにしていました。

    そして、4月に日本に帰ってきたのですが、そこで驚いたのが、太陽が眩しかったことです。オーストラリアいた頃なら、間違いなくサングラスをかけていたくらいの眩しさでした。

    どうして日本の太陽が眩しかったのか?僕には2つの仮説があります。

①オーストラリアでは日中は常にサングラスをかけていたので僕の目が弱くなって、少しでも光が強いと眩しく感じるようになった。
②元々日本の太陽もオーストラリアと同じくらい眩しかったけれど、それに慣れきっていたので気づかなかった。

    どちらにせよ、僕はサングラスが手放せなくなり、車を運転する時も、自転車に乗る時も、外を歩く時も、基本的にサングラスを着用するようになりました。今日も既に10月なのに日差しが眩しく感じたのでサングラスをかけて自転車に乗っていました。

    まあ、目に優しいことは間違いないので、悪い変化ではないと思います。


    あとこれも些細な変化なんですが、日本の夏の暑さへの考え方が変わりました。
    渡豪前も日本の暑さは地獄だと思っていましたが、オーストラリアの夏という比較対象が生まれたことで、世界でも類を見ない地獄なのだと認識を改めることになったのです。

    僕は去年の夏はシドニーに滞在していました。最高気温でいうと40℃を超える日も珍しくなかったので、数字だけ見ると暑そうに見えます。
    しかし実際は、よく言われるように湿度が違うのと、また、家がレンガ造りで暑さを通しにくいのとで、気温が40℃であっても、日の当たらない屋内に居れば、クーラーがなくても汗ばまずに過ごすことが出来ました。(暑いは暑い。流石に涼しくはない)
    また電車やバス、ショッピングモールや図書館などは、クーラーがガンガンに効かせてあって、上着を羽織らないと逆に寒すぎるくらいでした。
    そんなわけで、シドニーで過ごした夏は日本の地獄に比べて圧倒的に過ごしやすく、僕の家にはクーラーがありませんでしたが、クーラーや扇風機が欲しいと感じたのは一夏でほんの2,3回だけでした。

    そんな日本人にとっては過ごしやすかった去年のシドニーの夏でしたが、現地民にとってはそうではなかったようです。
    ニュースなんかでは温暖化と併せて気温や湿度が上がっているので人々が暑さに苦しんでいるという報道があったし、ルームメイトも、こっちがちょっと涼しく感じるから上着を羽織っている横で、パンツ以外を脱いで暑そうにしていたので、人種や育った環境によって暑さの感じ方は本当に異なるんだと実感しました。チートスキル【耐熱】を持って異世界転生した気分でした。
    そう考えると、東京に住んでいた時によく見かけた真冬に超薄着の観光客も、やせ我慢とかじゃなくて本当に寒くなかったんだと納得できます。
    でもこう外国人(特に白人)が暑さに弱く寒さに強くて、日本人が暑さに強く寒さに弱いと、国際結婚とかどうなるんですかね?室温とかでめっちゃ揉めそうじゃないですか?


    というわけで、オーストラリアに行って変わったことについて書きました。サングラスと夏の暑さの話でした。タイトルから想像したものよりもだいぶスケールの小さい話だったのではないでしょうか?

    お詫びと言ってはなんですが、ひとつ豆知識を。こういう見る人の目を惹くためにあえて大袈裟にタイトルをつけたり、サムネイルを用意したりすることを英語では「Clickbait」と言います。

    日本語のYouTube動画やニュース記事にもこの手のclickbaitは多いですが、英語圏の動画やニュース記事だと更に多いです。
    この世に救いは無いですね。ではまた明日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?