こんにゃくの官庁訪問体験記①概要


はじめに

まず、このnoteをご覧いただきありがとうございます。

今後国家総合職技術系を目指される方が、少しでも様子が想像できるよう、そして理系の方がより国家公務員への門戸を叩けるよう、自分の体験を書き出してみたものになります。

少しでも励みになると嬉しいです!

官庁訪問の概要

官庁訪問ってそもそもなに?って方もいらっしゃると思うので、簡単に概要について説明します。

官庁訪問は、

総合職試験のいずれかの区分に合格した人が、中央省庁に「国家総合職」として働くために参加する選考

です。

今年は6月12日から6月24日までの2週間にわたって行われ、この2週間が次のように「クール」と呼ばれる4つの段階に分けられていました。

第1クール:6月12日から6月14日、最大3省庁へ訪問可能。第一次選考
第2クール:6月17日から6月19日、最大3省庁へ訪問可能。第二次選考
第3クール:6月20日から6月21日、最大2省庁へ訪問可能であるが、実質1省庁。最終選考
第4クール:6月24日、1省庁へ訪問可能。17時に内々定解禁

基本的に第1クール、第2クールでは志望順に訪問していきます。
第3クールでは、省庁も1日目に訪問してくれた人(=その省庁への熱意が高い人)から内々定を出す人を決めていくので、実質1省庁ということになります。
第4クールはほぼほぼ落とされることはなく、懇親会などが行われるそうです。

また、全員が完走できるわけではなく、省庁から高く評価されている人のみが次のクールに進めます。省庁から評価されなかった人は途中で「荷物を持ってお越しください」「当省の○○さんの採用活動はこれにて終了」などと言われて、その時点で官庁訪問は終了になります。

そして完走できた人のみが、来春から総合職として働ける、という感じです。

採用区分

官庁訪問は、事務系採用と技術系採用に分かれて行われます。

事務系は全区分から採用可能性があり、省の業務全般にかかわる一方、技術系は基本的に理系区分からしか採用されず、職務も理系よりが多くなるといった感じです。

もちろん、これは一般論で各省庁ごとに役割も異なるので、詳しく知りたい方は各省庁の採用案内をご覧ください。

おわりに

とまあ、官庁訪問の基礎知識のようなものを書いてみました。
次回からは自分の実体験を書いていきます。




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