アニメの舌打ち
偶然と思うけれど、今期のアニメ1話で舌打ちするキャラが3人いた。
「この素晴らしい世界に祝福を!」の三期

癒しキャラの素顔が舌打ちを連発するスレたモンスターという設定。
卓越された舌打ち芸だった。
「声優ラジオのウラオモテ」

陰キャの彼女が足にジュースを零されてキレるシーン。
こちらも舌打ちに慣れているっぽい演技だった。
ザ・ファブル

妹(偽)の免許書を見せて欲しいとお願いして断られるシーン。
二人の女子は本当に舌打ちしているような「チッ」という破裂音にたいし、男は「ち」と声を出している演技だった。
これが謎。
興津さんは声優歴の長いベテランなので、舌打ちの演技をしたことがないとは思えない。それなのに「ち」と発音したのはなぜだろう。
音響監督の指示だとしても、あまりにも不自然な舌打ちなのだ。
殺し屋が主人公のアニメなので、不快な雰囲気をなるべく減らしたいという意向があったのかもしれない。けれど、あのシーンを観たわたしは「女子よりも上品な殺し屋なんていないだろ」と思わず笑ってしまった。
わたしとしては、不快なシーンはしっかりと汚さを演技して欲しいと思う。シリアスな作品だし、彼が一般人になりきる前のエピソードなのだから、ギャップとして凄い粗雑な人間を演じて欲しかった。
それにしても、3作品とも面白かったので今期は視聴を継続するだろう。