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走る整骨院の先生が教える、ウォーミングアップの目的って?

はじめに 自己紹介

こんにちは!
八王子市で整骨院を経営しています、玉置(たまおき)洋介です。

本日からこちらで、身体や運動のことについてお話していきたいと思います。
主には初心者ランナーに向けたランニングの基礎知識になります。

私自身、この1年ランニングを開始し、昨年10月には横浜マラソンに出走しました。フルマラソンへの参加は実に8年ぶりでした。

横浜マラソンのゴールしたところです

一応高校生の頃は陸上部でしたが、短距離専門でしたので、長い距離を走るようになったのは20代後半で、それも不定期にでした。

ですので私も、言うなればまだまだ初心者ランナーです。
そんな私ですが、陸上部時代の経験や、昨年からいろいろと調べて実践していること、そして身体の専門家である整骨院の先生としての知識も織り交ぜて、走ることについて説明していきますので、こちらをお読みいただく皆さんと一緒に成長できればと思います。

今回から数回は『ウォーミングアップ』について説明します!
今回はその中でも『ウォーミングアップの目的』についてです。
このテーマは、マラソンに限らず運動をするすべての人に関係する内容ですので、よければご覧ください。
(明日はやり方についてお話します。)

ウォーミングアップの目的

さて、ここからは本題の『ウォーミングアップの目的』を説明していきます。

ウォーミングアップの目的は
①パフォーマンスの向上
②ケガの予防
大きくはこの2つだと思います。

ではなぜウォーミングアップをするとこれらにつながるのでしょうか?
5つにまとめてみました。

1.体温や筋温を上昇させる
身体の中で発生したエネルギーは、筋肉を動かすだけでなく、熱エネルギーとしても使われ体温を上昇させます。
それによって血管が開き、酸素の供給もスムーズに行われます。

2.関節可動域を広くする
筋温が上がることで筋肉を柔らかくすることができるため、関節可動域が大きくなり、身体も動かしやすくなります。

3.神経の伝達を促進する
ウォーミングアップで身体を動かすことで中枢神経の興奮を引き起こし、すぐに反応できるように身体を運動の準備状態に持っていきます。

4.心拍数と呼吸数を徐々に増加させる
ウォーミングアップで軽い運動からはじめると、徐々に心拍数や呼吸数を主運動に近づけることができます。
そのため心臓や肺への急激な負担を軽減することができます。

5.心の準備をする
これから行う運動のイメージをつくり、精神的にゆとりをもって主運動に 臨むことができます。

ウォーミングアップを行うことで、身体にはこのようなことが起こる(まだある気もしますが)ために、運動効率が上がり、結果パフォーマンスが上がったり、ケガをしにくくなったりすると考えられます。

終わりに

今回のブログはここまでとなります。
いかがでしたでしょうか?

アップは大事だ!
と分かっていても、時間がなかったり面倒だったりでやらない方も多いと思います。
私もその一人でした。
でも最近は少しでもやるようにしていて、そうするとメインの練習がスムーズにやりやすいなと感じています。

皆さんも少しでもいいので、ウォーミングアップを取り入れてみてはいかがでしょうか?

次回はどうやってウォーミングアップをしていくのか?を説明していきたいと思います。
ぜひ次回もご覧いただけると嬉しいです!

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