オーストラリアはクイーンズランド州のリサイクルマシーン
みなさんこんにちは。
おたけと申します。
初めての投稿ですから、御覧になられている方全員が僕のことを知らないと思います。
どうもおたけとお呼びください。
どうぞよろしく。
ところで、東京都のゴミのリサイクル率は
8割近く、一見高く見えますが
そのほとんどを占める熱回収は、
欧州を始めとした世界各国では認められていないことはご存知でしょうか。
そもそも熱回収とは、ゴミを燃やして得たエネルギーによって、実質的に
プラマイプラス
のようなイメージです。
確かに実質排出量はすぐに下がりますが、目先の数値ばっかになってしまい、熱回収だけでは将来的に0エミッションを達成するのは難しいです。
なのでどうにか上記のようなサーマルリサイクルではなく、マテリアルリサイクルの比率を上げたい。そのためにマテリアルリサイクルに直接つながるリサイクルルートを作るべきであると僕は思います。
そこで日本、特にお金のある東京に提案したいのが、
オーストラリア クイーンズランド州のリサイクル制度とコンテナリサイクルマシーン。
クイーンズランド州は数年前からリサイクルをした人はお金をもらえる仕組みを整えました。これによってご老人から小学生に至るまで多くの世代にリサイクルするという意識が浸透していました。僕は今夏とある繋がりでオーストラリア、クイーンズランドの家庭に泊まってましたが、彼らの孫は毎回学校のリサイクルイベントを楽しみにしているとのことでした。なぜならお小遣いが手に入るからです。子供からしたら嬉しい楽しい以外の何者でもありません。
またクイーンズランド州ではときたま、
このような回収機を見ることができます。これはリサイクルしたらお金がもらえる制度をよりカジュアル化して、自動販売機のように設置しているわけです。この写真は政府のものではないですが、この制度がなければ生まれないリサイクルとビジネスであると思います。しかもこの回収機だけでなく制度を通じて得たプラスチックは基本的にはマテリアルリサイクルされるらしい。
このようなマテリアルリサイクルをもっと広めるきっかけになる制度を、東京都も作ってみようではないか。