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圧力損失ΔPを求める計算方法 (液体)


圧力損失の計算を始めたきっかけ

 流体のシステムを考えるエンジニアリング担当の者から、相談を受けたのが、低圧の配管のことで、1/2Bの配管で流れると思うのだが、とフロー図と計算書も見せてもらいました。
 でも、その方法が、どうも自分が思い浮かべる方法と違うので、ガスの基本データ、圧力を聞いて、学校で使っていた教科書を出して、計算し直してみました。

 計算結果として、1/2B の配管では、必要な量を流す事は出来なくて、どうしても1B は必要となってしまいました。最終的にには、1B で了解してもらい、1B でシステムを完成させる事ができました。

 その後、今から10年位前、パソコンのアプリで、エンジニアリング用というのを購入したという事なので触らせてもらったところ、水道配管や都市ガス配管のように、圧力がある程度有るような場合に使える物でした。
 私がやっている、特に水柱圧位の微圧の場合、計算結果がラフ過ぎて使い物にならない感じでした。もちろん、ある程度の圧力と流量がある場合、計算結果としては、ほぼ同じ位の値となりました。今だったら、そのアプリもきっと改良されているのでしょうね。

 圧力損失の計算値と実際の値を確認したいという事なので、微圧の水封システムとか、流量制限チューブを作った時に、計算値と実際の流量、圧力損失が合っている事を確認してもらいました。

 この時、圧力損失の計算について、参考にした本は、流体工学 原田幸夫著です。

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