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中国の海鮮蒸し料理&日本酒で打ち上げ
先日会社の同僚と一緒に蒸し料理の店で、仕事の打ち上げを行いました。
中国に住んで4年経ちますが、これから紹介する様な蒸し料理の店がある事を3年間近く知りませんでした。
同じ会社の中国人の中にも、こういったスタイルの店がある事を知らない人も結構居ましたので、紹介がてら日記を書いて行きます。
私が良く行く理由
私はこのスタイルの蒸し料理の店が大好きになり、店の存在を知ってから度々利用しています。
理由は大きく5つあります。
①そもそも私が海鮮好きである
海鮮が苦手だったり、食べられない方はすいません。そういった方には何の興味もないと思うので、このnoteは読み飛ばして頂きたいです。
私は海の魚が大好きなのです。中国に居ると、なにかと川の魚ばかりで、時々本当に海の魚が食べたくなります。
日本料理の店に行く手がありますが、たまには少し変わった感じで海鮮を食べたい時はここを使います。
②柔らかくてすごくおいしい
水槽にいる海鮮をそのまま蒸すので、蒸し上がりたての食材が柔らかくて、本当に美味しいです。
あつあつの状態で食べる蒸し海鮮!!最高です。
③味が日本人に会う
後から料理内容を紹介しますが、単に蒸しただけですので、中華料理の独特の風味が嫌いな方も全然問題なく食べられます。
日本のしょうゆとわさびが置いてある所が多いと思うので、これらを使って食べたら、全く中国の風味はありません。
海鮮ですので、ほんのり塩味がついていますし、そのままでも食べられなくもないです。
中国の風味にしたい時は、自分でタレをアレンジして食べる事も出来ます。
④日本酒と合う
上記の様にしょうゆを使えば日本料理ですので、日本酒と一緒に頂くとすごく合います。
私の会社では、たまに日本人どうしで、日本酒を楽しむ為にこういった店に行きます。
⑤最後のおかゆが超おいしい
これも後で紹介しますが、海鮮を蒸した時に出てきたエキス(汁)が海鮮を乗せる網の下に落ちるのですが、そこにはお米と出汁が入った鍋が最初に準備されています。
海鮮達のエキスがどんどん下の鍋に溜まる様になっていて、最後に本当に美味しいおかゆが頂けます。
こういったスタイルの店は日本で開店したら、流行るんではないかと思います。日本に無いのが不思議なくらいです。
蒸し料理の内容
順番に紹介していきます。
蒸し料理のスタイル
最初に鍋の底にお米と出汁を入れます。少しだけ具も入っています。
今回言った店は、ナマコ、アワビ、豚骨の三種の味から選べました。毎回アワビを選びます。
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その上に穴の開いた蓋というか、金属板を載せます。
この上で海鮮を蒸すので、そのエキスが穴から鍋の中に落ちます。
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食材を選ぶ
食材を選びに行きます。
水槽がある場所があり、ここで、食べるものを選んでいきます。
食材は大体が1斤(500g)いくらで設定されていて重量で頼みます。全部1斤で良いと思います。人数が多い時は種類を多く頼むのが良いと思います。大きな貝(アワビとか)は1匹いくら、の設定になっていて、匹単位で頼みます。
本当にいろんな種類があって、毎回どれにしようか悩みます。
タラバ蟹、伊勢えび、などの様な高級食材もあります。今回はちょっとパスします。
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蒸し料理スタート
一食材づつ店員さんが蒸していってくれます。
食材によって蒸す時間が違うので、タイマーをセットしてくれます。タイマーが鳴ると、定員さんがすぐ来て、蒸し機の外に食材を出してくれます。
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エビは水槽から出したそのままを入れるので、ピチピチ跳ねて、入れる時に外に逃げてしまう事もあります。
そして、蒸し機の中で動かなくなっていきます。残酷~。
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写真の他にも、ホタテ貝、タイラギ貝、牛肉、ハマグリ(みたいなの)、娃娃菜(白菜の小さいの)、など頼んで、お酒を楽しみました。
タレについて
中国の普通の火鍋屋さんの様に、タレを作るカウンターがあります。
中華味で楽しみたい人はここで自由にタレをアレンジできます。
日本人は普通に日本の刺身醤油とわさびがあれば、問題ないです。
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そして最後のお粥で〆
そして、ひとしきり海鮮を食べた後は、最初に入れた米と出汁、それに海鮮のエキスが存分に滴り落ちたお粥を頂きます。
これが最高です。
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お店の所在とお値段
こういうスタイルのお店は大都市だと、たぶんいっぱいあると思います。
ざっとWebで調べても上海、広州、天津とか台湾とかにもあるみたいです。
中国のぐるなびである「大众点评」アプリで「蒸海鮮」と打てば、いっぱい出てきますね。
私は家族が中国に遊びに来た時に上海の同じスタイルの店に行きました。その店では蒸す時の蓋の開閉を店員がやるのではなく、自動で上下するタイプでした。店員が蓋を開け忘れたりする事がないので安心です。
少し注意点ですが、
・店によっては米がおいしくなくて、最後のお粥が残念な味になってしまう店があります。まあ、注意しようがないですが。
・臭い貝があったりします。ちょっと名前を忘れてしまったので、紹介できなくて申し訳ないです。かなり大きめの二枚貝でした。そういった貝が一つあると、最後のお粥がちょっと臭くなったります。
値段は都市でだいぶ違うと思います。
今回で言うと、あまり高い食材、伊勢えびとかタラバ蟹とか頼まなかったので、一人250元(5,000円)を超えませんでした。(ただし酒は持ち込みましたが)
いつか、タラバ蟹の様なものを頼めたら良いなと思います。
海鮮蒸し料理、もし知らなかった方がおられましたら、一度行って見てはどうでしょうか?
今回は5人で海鮮を食べて、日本酒一升瓶一本と四合瓶一本を空けてしまいました。酔っ払いです。
今日の日記でした。